memory of caprice

浮世離れしたTOKYO女子の浮世の覚書。
気まぐれ更新。

グレープフルーツゼリー

2012-07-24 12:02:34 | グルメ
友人にグレープフルーツが果物で一番スキ、と言う人がいます。
ちなみにわたくしはサクランボが一番好き。

この友人になにかの折りにプレゼントしようと、記録に残しておきます。

これは前述の記事とセットで掲載されている
朝日夕刊コラムの「オトコの別腹」というところがソース。

ものまねのコロッケがおすすめのスイーツ、ということでのご紹介。


「フルーツパーラーレモン」の「グレープフルーツセレクション」


商品紹介の部分だけの抜粋ですが・・

これは、手作業で薄皮をむいた果肉に、お砂糖とコアントローを加えているから食べやすくていいんですよ。
ホワイトとピンクの2種類ありますが、ピンクの方が甘めで好きですね。
時期によって産地が違うんです。


中央区日本橋2-4-1 日本橋高島屋B1
ホワイト、ピンクとも、一個¥788
取り寄せ可一個¥840 送料別
0120-066222


銀座ランチ カルボナーラ

2012-07-24 11:50:54 | グルメ
朝日新聞夕刊の「おんなのイケ麺」コーナー。
ピンポイントで、有名人が自分の好きな麺メニューを紹介。

便利な場所で、意外と地味?なお店のかくれメニューの紹介があり、そのヒトの価値観や
過ごし方も知れて興味深く、実際に自分でもひとりで行ってオーダーできそうな
実践編への応用力もある良コラム。

今回は2012年7月17日の夕刊より・・・


紹介者は高橋和さん。女流棋士。
夫、として登場するのは作家の大崎善生氏。

面白いので、ほぼ全文写します。



「ビア・ヌォ―バ・ロンド」のカルボナーラ


このお店には夫とお昼に行くことが多く、サラダやデザートがつく「スパゲティランチ」と白ワインをいつも頼みます。
シェフは夫が主宰する「西荻オヤジギャグの会」の仲間で、ギャグも料理もレベルが高いんですよ。

私は生卵が苦手なので、以前は「カルボナーラ」ではなく、「ボンゴレ・ビアンコ」が定番でした。
それがあるとき、隣の席の人が食べていた「カルボナーラ」があんまり美味しそうで・・・。
クリーミーな黄色のソースが麺によく絡んで、火も通っていそうだし、これなら大丈夫かも?と思い切って挑戦したんです。

食べてびっくりしました。
卵は生っぽくないのに、とろっと濃厚で、絶妙な仕上がりなんです。
細めの麺もゆで加減も、ピリッと効いた粗びき黒コショウのバランスも私好みでした。
以来、ここでは「カルボナーラ」一筋です。

中央区銀座2-8-5
03-3561-5277
スパゲティランチ ¥1050
11:30~14:00 17:30~21:30
(土日は21:00まで)
日休

World Happiness 2012 前夜祭

2012-07-15 05:43:48 | MUSIC
ワールドハピネス 2012 大前夜祭
~音楽 解体新SHOW~

2012年7月14日(土)18:00~22:30?

恵比寿 ザ・ガーデンホールにて

に行って参りました。
ALL STANDING,とのふれこみでしたが、前半分にはイスがあり、後ろ半分がスタンディング。という会場構成。

アーティストは

1) 仙波清彦&カルガモ―ズ

総勢24人?の大所帯の打楽器軍団。ペットとバイオリン一名ずつ投入?
仙波さんも全員を把握していない(笑)、当初は28名の予定だった??とか、かなり構成はゆるめだったらしいけれども
様々な打楽器(鼓や民族楽器も)がセッションする、というエネルギッシュな舞台はライブらしい楽しさに溢れてました。
鼓の真面目そうな若者2人が最後ちらりと顔を見合わせて楽しそうににこっとしたのがMyツボ。

2) レ・ロマネスク

パリでブレイク。YouTubeで瞬間世界一の閲覧を記録したという、日本人Duo?
やや自虐的なシニカルなネタとわざとらしい鼻濁音のフランス語で、高度なお笑い芸?
Visualがショッキングピンクのロココ服に美輪明宏カラ―の黄色い鬘にエッフェル塔帽子、という。。。
アシスタントのミ―シャ嬢は白口紅のガングロメイクに白アフロで無表情のむっちりさん、という・・・
ブレイクの歴史を語って「世界はちょろい」「皆もやって観たらいいと思う」
ま、このアイデアとそれを具現化するエネルギーは確かに非凡。
観客・ファンに対する励まし?も突き放したようでいて密。
一度観てみたかったUNITだったので満足。
面白かった。

3) OPEN REEL ENSEMBLE

若者6人?
アイデア勝負だが、表現したい音楽の方向性がハッキリしている本格派。
4人が横並びでオープン・リ―ルのテープを操っている様を真横から撮っている映像を背景に流して
照明も工夫していたが、なんとなく目を閉じて聴いているのが心地よい感じかも。
・・・他が芸人系?ネタ系??だったので、ちょっと浮いていた^^;

4) マキタ・スポーツ

初めて見ましたが面白い!!
音楽ネタの芸人さん?
サザエさんマイナーバージョン、J-POPミリオンヒットソングにおけるお約束~理論と実践編、など。
音楽リテラシーの高い客層でやりやすい!などと客席アゲも上手い。
ちなみにサザエさんマイナーバージョンだと「お魚くわえたどら猫=マスオを寝とった女」
「裸足で駆けてくサザエさん=崩壊」「皆が笑ってる=妄想」「おひ様も笑ってる=幻覚」と来るから
もう爆笑。
それにしても、準備に手間暇かかりそうなネタが多いのに感心する。
長淵剛が「いとしのエリー」を歌う「いとしのエリーに乾杯」なども会場受け良く、場がうんと温まった。

5) 清水ミチコ

で、この人の弾き語り。
客席いじりが上手い。
桃井かおり、叶恭子、黒柳徹子、綾戸智恵、美輪明宏などのモノマネ。
弾き語りでの、矢野顕子、松任谷由美のニュアンスの出し方はちょっと感動的なほど。
パフォーマンスが終わるたびにアーティストを紹介する、主宰者?BEETNIKSの高橋幸弘&鈴木慶一にも
「もっとゲストをたてたほうがいいよ」と突っ込めるのはこの人ならではでしょう。

6) The BEETNIKS

で、御大2人をセンターに実力派の若者6人?を配したUNIT。
オリジナル曲は8月の夢の島でのWorld Happiness本公演までとっておくのだそうで、
前夜祭ではダンス・パーティのバンドのノリで、カバー曲を。
「HELP!」やクラフトワークの曲など最後はBEACH BOYS。
最初は音響のバランスがあまり良くない感じで、辛かったけど^^;
YMO時代から変わらないストイックでスノビッシュなロマンチシズムを漂わせる高橋幸弘と
音楽オタクっぷりをおおらかに語る鈴木慶一のゆるゆるな掛け合いが味わい深い。
クラフトワークのメンバーとの思い出語りで、玉椿でナンパした思い出を再会時に振られた、という話題。
「玉椿クラフトワークもナンパする」一句。・・・の流れがこのお二人らしかったです。

気が付いたら3時間以上立ちっぱなしだったのですけど、楽しかったです。


資料として、紹介サイトでのプロフィールを貼っておきます。

仙波清彦&カルガモーズ

邦楽囃子方仙波流家元、仙波清彦率いる総勢20数名の巨大グループ。日本はもちろんアフリカ、南米、アジア等のパーカッション隊を中心に叩き出されるサウンドは、人力トランスミュージックとでも言える凄まじい音のカオスだ。

レ・ロマネスク

日本人男女ポップデュオ。2000年、パリで活動開始。
ヨーロッパのクラブシーンやフェスティバルでカルト的な支持を集める。パリコレでのライブをきっかけにファッションピープルたちのクチコミで世界中に人気が広がり、これまでに世界10カ国30都市でライブを行った。2009年末フランスの人気番組『La France a un incroyable talent』に出演した動画がYouTubeのフランス国内再生回数1位、世界4位を記録。2010年には第8回パリシネマ国際映画祭の公式マスコットに選ばれ、女優ジェーン・フォンダとともに広報大使を務めた。現在フランスで最も知られた日本人のひとり。2011年夏、パリJapanEXPOでは8000人ホール公演を成功させ、日本ではフジロックフェスティバルで話題をさらった。いよいよ逆輸入ブレイク寸前の注目アーティストである。

Open Reel Ensemble

2009年より、和田永を中心に佐藤公俊、難波卓己、吉田悠、吉田匡が集まり活動を開始。
旧式のオープンリール式磁気録音機を現代のコンピュータとドッキングさせ、「楽器」として駆使して演奏するプロジェクト。
リールの回転や動作を手やコンピュータで操作し、その場でテープに録音した音を用いながらアンサンブルで音楽を奏でる。その不思議な音色と楽曲性は高く評価され昨年6月に発売されたNTTドコモのスマートフォン「GALAXY S SC-02B」”Space Balloonプロジェクト”(第15回文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門大賞プロジェクト)に音楽で参加し、10月には初となる音源作品『Tape to Tape』を5号オープンリールテープにて限定数リリース。
ライブパフォーマンスへの評価も高く、Sonar Tokyo、Sense of Wonder、KAIKOO、BOYCOTT RHYTHM MACHINEなどに出演。海外ではSONAR 2011 Barcelona、ARS ELECTRONICA(in Linz of Austria)に出演している。

マキタスポーツ

芸歴15年目。本気になって2年。
2010年、東スポ映画祭にて「期待賞」を受賞して以降、メキメキと頭角を示し、 テレビ、ラジオへの出演機会が倍増。さらには今年7月公開の山下敦弘監督作品『苦役列車』では重要な役どころに出演すると共に劇中歌も担当。俳優としても音楽家としても著しい成長株だ。昨年リリースした「10年目のプロポーズ」はレコチョクランキングBEST10に入るほど認知され、ミュージシャンとしての飛躍にも目が離せない。音と笑いを融合させた新しい[かたち]を貫くマキタスポーツにますます期待が膨らむばかりだ。

清水ミチコ

ラジオ番組の構成作家を経て、1986年、渋谷ジァン・ジァンにてライブデビュー。翌年『冗談画報』(フジテレビ系)にてテレビデビュー。以降、テレビ、ラジオ、映画、エッセイ執筆、CD制作、ライブ等活動の幅を広げている。矢野顕子、松任谷由実、桃井かおり、森山良子などものまねレパートリーは数多く、ピアノの弾き語りによる上質な音楽パロディは唯一無二のものとなっている。アルバム『幸せの骨頂』でのCDデビューから25周年を記念した初のベスト盤『清水ミチコ物語』が3月にリリースされた。

THE BEATNIKS

高橋幸宏と鈴木慶一によるユニット。
1981年に1stアルバム『出口主義』を発表後、1987年、2001年、そして2011年発売の『LAST TRAIN TO EXITOWN』と、30年のあいだに4枚のオリジナル・アルバムをリリース。その他、ヨウジヤマモトのパリ・コレクション用音楽の制作なども手がける。1枚目のニュー・ウェーブ/テクノ的な音の世界から、2作目にしてネオ・アコースティックのフィールドに大幅転換、以降、ふたりの持つ豊かな音楽性を表すかのように、発表される作品ごとにその色合いはさまざまに変化してきた。これまで、瞬間的な活動開始/休止を繰り返してきたが、昨年のアルバム発売〜大阪・東京でのライブに引き続き、今年もゆるゆると活動継続の予定。





気になる映画

2012-07-02 03:45:08 | 映画
公開されたばかりの映画で面白そうなものがいくつか・・・


■「夜のとばりの物語」
  Le Conte de la Nuit

「キリクと魔女」「アズ―ルとアスマール」のミシェル・オスロ監督の新作。
  光と影と色彩の美学を貫く独特の手法。影絵と極彩色の世界。
  観客のいない夜の映画館。映写技師と少年と少女が楽しげに語りあい、いつしか
  2人の子供が主役となって物語が進み始める・・・。
  都内では新宿バルト9で。
  6月30日公開。

■「少年は残酷な弓を射る」

  ティルダ・スウィントン主演。
  結婚・出産で旅を楽しむ生活が終わりを告げ、閉塞感にとらわれる母親の心を敏感に察知してぎくしゃくとする親子関係。
  美しく成長した息子が成した思いがけない行動とは?
  ミステリアス。ここまでぼかされてなお興味を掻き立てられるのはティルダ・スウィントンへの信頼ゆえか。

■「クレイジー・ホース・パリ 夜の宝石たち」

  あまりに完璧な身体の美女たちによるあまりに粋で大人の香りのするハイセンスなショー。
  一度パリで観たことがあるが、エロティックでありながら、猥雑さとは無縁のスマートさが心地よかった。
  監督は「パリ・オペラ座のすべて」のフレデリック・ワイズマン。
  今回も同様の手法で、商業的興行であることを優先する経営側とあくまで芸術作品として妥協を許さぬ裏方とのせめぎ合いを
  華やかな舞台とともに見せて行く。