memory of caprice

浮世離れしたTOKYO女子の浮世の覚書。
気まぐれ更新。

一人分の具沢山のお味噌汁

2016-12-29 08:04:47 | グルメ
2016年12月9日朝日の生活欄より
料理家土井勝さんの二男も料理研究家としてご活躍なのですね。
土井善晴さん。

この方のご提案がざっくりと、でも必要最小限の無理のない日本の個食を打ち出していて面白いなと思いました。

土井さんは近頃「一汁一菜」にしませんかと呼び掛けているそう。
ご飯、汁物、おかず1品、の基本のお食事ですがさらに昔の庶民の食卓ではおかずがつかないことも多く、ご飯、味噌汁、漬物が基本だったとか。

このシンプルな形を基本とし、毎日食べても飽きなくて元気でいられるんです、とのこと。

具沢山にしたお味噌汁がキー。
野菜、キノコ、海藻、大豆食品の豆腐や油揚げ、肉類のベーコンやハム、そして卵。
栄養バランスを考えて組み合わせるのが理想的。煮干しも具のひとつとして食べてしまいます。
うまみも出るしカルシウムも摂れます。
前日に残った鶏のから揚げもOK.
「見た目を取り繕うことはありません。無駄になる食材も減りますよ」
油揚げやベーコンを入れるとうまみが増し良い味になります。ただし、野菜をたっぷりと。
それをまとめあげるのが発酵食品の味噌。
辛口の米味噌のほか、甘い白味噌、豆味噌を常備しておき、気分で合わせるのがおすすめ。
寒い季節は白みそを加えると、こっくりしてあたたまります。

具や味噌の組み合わせを考えれば味噌汁のせかいは無限大。
ひとりの食事でも気軽に味噌汁を作ってみませんか?
これなら食事作りのストレスもかなり減るのでは・・・

と、たいへん実用的な記事でした。

作り方は

一人前
お椀一杯分の具(今回はカブ、カボチャ、ネギ、シイタケを各適量、煮干し2本ほど)
お椀一杯の水、みそ適量

1)カブ、カボチャ、ネギ、シイタケなど入れたい野菜を食べやすい大きさに切る。
  お椀に入れてちょうどよいくらいの分量でよい。
2)煮干しを含め、用意した具を鍋に入れる。お椀一杯分の水を鍋に加えて火にかける。
3)沸騰したら、だいたい火が通っているので、好みのみそ(大さじ1ほど)で味付け、
  しばらく煮てなじませる。


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