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[話の種] カズヒロです、寒いです、グーグルアースの件自分でも笑っちゃいました

2013-02-13 | Weblog

 

2012年衆院選佐賀1区。自民党岩田和親に小選挙区で敗れ、比例選でどうにか復活当選した民主党のベテラン議員、原口一博(カズヒロ、53歳。東大卒。松下塾出身)。

この7日の国会予算委員会で安倍政権の姿勢を正した際の発言が話題を呼び、gooブログのアクセスランキングトップに躍り出てしまった。たわいない発言だが、「人を見世物にして楽しむ」日本流の話題づくりには大うけだった。

レーダー照射が行われた位置を明かせ

原口議員は中国海軍によるレーダー照射の行われた位置を明かすように政府に求めた。これに小野寺防衛相は戦略的な情報を守る立場から、「東シナ海の公海上で、日中の中間線より日本側」と回答するにとどめた。

すると原口議員は「相手にもう場所がわかってるじゃないですか。だって、レーダー照射までしてるわけですよ。“Google Earth”か、なにかで見ればわかりますよ、どこに日本の艦船がいたことぐらい」と続けて、なおも答弁を迫った。

Google Earth

ネット上はこの発言を巡り、「Google Earthをリアルに更新されるものだと思ってる?」などと、原口議員の“博学”を失笑する声がネットにあふれでた。

それというのも、この原口議員は民主与党政権下で、情報通信行政を担う総務省の大臣であったわけで、発言がお粗末すぎると思われたためだ。

Google Earthは基本的にはEarthsat社の衛星写真を用いた『デジタルの地球儀』。リアルタイムに艦船などの位置を把握する機能などついていない。

――――以下に、原口議員の反論を引用:

中国海軍艦艇が海上自衛隊の護衛艦にレーダーを照射した位置について、「グーグルアースか何か」を見れば分かると衆院予算委員会で発言した民主党・原口一博元総務相は、「私は『グーグルアースか何か』といっているだけで、グーグルアースで艦船が見えるとは言っていません」と自身のフェイスブックで2013年2月9日、反論した。

一方で、「ただし、グーグルアースで全く見えないかというと、それは何とも言えません」と主張。「過去の衛星画像などを張り合わせたものがグーグルアースとされています。リアルタイムで見えることはなくても、過去の画像があれば、原理的には見えるかもしれません」としている。また発言が話題になったことについて、「中には故意に発言を歪めて拡散しているのではないかと思われる例もありました」と不快感を示している。(おわり)

本ブログ管理人の一言:

海上でなく陸続きの米国―カナダでの国境では、国境検問ゲートに至る国道にリブ・カメラが設置され、リアルタイム(24時間7日間)で交通渋滞をネットでモニターできるサービスを提供している。原口議員はこうしたものと勘違いし、発言したてまえ、引っ込みがつかなくなったのかも。

米国(ワシントン州)とカナダ(ブリティシュコロンビア州)の国境、カナダ側に設置されたリアルタイムカメラ映像http://www.borderlineups.com/cam.php?BorderID=2