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2016年 安倍の置き土産「ベスト・オブ・アホ発言」

2016-12-31 | Weblog

安倍首相が発したアホバカ発言集

2016年に飛び出した「ベスト・オブ・アホ発言」マスコミを完全封殺した結果、不都合な事実が伝えられず高支持率を維持することに成功した安倍政権だが、今年はさらに大暴走。背筋が凍るような開き直りに、妄想、陰謀論、トンチキな詭弁、逆ギレ……そんな安倍の醜態を厳選して詰め合わせ。絶望のアホっぷりをとくと噛みしめていただきたい。



誰か教科書持ってきてあげて!
「私は立法府、立法府の長であります」

5月16日、衆院予算委員会

いや、あんたは行政府の長だから! 誰か三権分立を説明してあげて! と悲鳴をあげたくなった一言(姑息なことに、議事録ではこの発言をこっそり修正)。ただ、何度も同じ間違いを繰り返し、さらには強行採決を連発する姿勢からは、本気で立法府は自分の思い通りになるものだと信じ込んでいる可能性も……。

萎縮してないの、ソコくらいでしょ…
「きょう、帰りにでも日刊ゲンダイを読んでみてくださいよ(笑)。これがですね、萎縮している姿ですか?」

2月4日、衆院予算委員会

キャスター降板が相次ぐなど言論機関の萎縮を問われ、その返事がコレ。いつから日刊ゲンダイは日本を代表する言論機関になったんだよ!(ゲンダイさんごめんなさい!)と言いたいが、このあと調子づいた安倍首相は「安倍政権を弁護する立場の言論のほうはですね、なかなか貫き通しにくい雰囲気すらあるという人もいるわけで」などとネトウヨ陰謀論を開陳。それこそ、ワイドショーや産経や読売をみてくださいよ(笑)。

頭の中、大丈夫?
「(国会でのヤジは)独り言だったんですが、独り言(の声)が大きくなった」


5月1日、『ワイドナショー』(フジテレビ)

審議中についつい「日教組!」って独り言を言っちゃってる、とな。ヤ、ヤバい、完全に頭の中を陰謀論に支配されていて、勝手に口が……。

期待裏切らない!イライラキャラ炸裂
「ちょっと6時に出なきゃいけないんだよ、飛行機の問題があるから!」


6月21日、『報道ステーション』(テレビ朝日)

参院選前の党首討論の収録で、さんざん「簡潔に申し上げます」と言って野党の追及に割って入っては長々と話した挙げ句、最後にはイライラした様子で腕時計を指さして、この「俺は忙しいんだアピール」。時事通信によれば、安倍首相は収録後も「(収録は午後)6時までって言ったじゃないですか。びっしりなんですから、日程が」と司会者に詰め寄ったらしいが、収録が終わったのは6時1分……。文句をがなり立てる時間があるならさっさと空港行こうよ!

むしろクッパに徴兵されたクリボーでしょ?
「安倍晋三です。マリオではありません。でも、マリオのように闘い続けています」

9月21日、NY・金融関係者向け会合で

絶対言うと思った発言その1。そこまで安倍マリオをお気に召したのならヒゲを伸ばしてみたらいかがかと思うが、そんなことをしたら、海外メディアはマリオじゃなくヒトラーと重ね合わせること必至だしねえ。

 


そのヨイショを自慢げに語る感覚がスゴイ
「(トランプに)こんなキュートなPPAPは初めて見たと言ったら本当に喜んでくれた」

12月20日、講演会で

絶対言うと思った発言その2。トランプもかわいい孫を褒められたらそりゃ喜ぶよね、としか。というより、たんなるヨイショ話を外交成果のように誇らしげに語るって、すでに従属っぷりがすごいんですが。


ニューヨークでも「保守速報」脳
「日本はいわゆる侍の国として、非常に保守的な国でもあります」

9月2日、NY・男女平等イベントでのスピーチ

男女平等を語る場で「日本は侍の国で保守的」と胸を張るって、どういうこと??  しかも安倍首相はこの言葉のあと「日本が変われば世界が変わると聞いています」と続けたが、一体、誰に聞いたの? 「日本はサムライ」「日本はスゴイ」って、そこ、日本会議の集会じゃないですから!

日本語が不自由すぎる首相官邸
「日本政府を代表して、キューバ政府及び同国国民、ご遺族の皆様に対し、ご冥福をお祈りします」


11月26日、首相官邸Facebookでのカストロ議長哀悼メッセージ

いやいや、政府と国民と遺族に「ご冥福をお祈り」するって、失礼すぎるよ! その後、首相官邸は文面を修正したが、「日本の伝統を守る」だの「美しい国」だのと言っている人間とその取り巻きがこれなのだから、呆れるほかなし。 


待機児童対策がコレだそうです
「叙勲において、保育士や介護職員を積極的に評価していくことについても検討していきたい」

3月14日、参院予算委員会

「バカ発言」というより「バカにするな発言」と言うべきか。待機児童問題の背景にある保育士などの“待遇改善”の一環が勲章などの栄典を授与って、給与水準のアップが先決なのは当然。ちなみに、賞勲局によれば勲章を含む栄典全体の予算額はおよそ28億から30億円、そのほとんどは勲章や褒章の製造費とのこと(06〜10年まで。栗原俊雄・著『勲章 知られざる素顔』岩波書店より)。本気で待機児童問題に取り組むつもりなら、この予算をすべて回してください!


「TPP断固反対」で政権奪取したのにね
「(TPPは)決して終わっていない」
「いま、我が国こそが早期発効を主導せねばならない」

11月14日、参院TPP特別委員会

トランプとの会談を控えてこう息巻いたのはいいものの、会談後トランプはあっさり「就任初日に離脱通告するから」と宣言。目も当てられない状態に。しかも“重要5品目などの「聖域」が確保できないなら脱退”という国会決議も守られていない状態で12月9日には強行採決で可決、成立させちゃったのだから、これはあきらかな政権の大暴走だ。


もはや、ツッコむ気にもなれない無責任
「憲法について論評はできるが、答える義務はない」

10月12日、衆院予算委員会

参院選の遊説では憲法改正のケの字も出さず、選挙が終わると「信任を得た」と言って改憲まっしぐらだったのに、いざ国会で憲法改正草案について追及されるとダンマリを決め込むようになった安倍首相。で、この発言である。論評っていってもどうせ「押し付け憲法だ」の一点張りで「芦部信喜? 誰それ」などと不勉強が露呈するだけだろうが、改憲の旗振り役なのに「答える義務はない」とは、あまりに無責任だ。

映画の取材協力者はあなたの嫌いな枝野&百合子だけど
「『シン・ゴジラ』でも自衛隊が大活躍していると聞いています」


9月12日、自衛隊幹部との懇親会で

この時点では「まだ観ていない」ということだったが、そりゃあ安倍首相にとっては早くしたくてしたくてたまらない「防衛出動」が描かれているのだから、喜ばしい作品であることはたしか。こうした『シン・ゴジラ』ブーム=「自衛隊が国民に支持されている!」と気をよくした結果か、ついには次のようなパフォーマンスまで披露したのだ。


ヒトラーですか? それとも金正恩ですか?
「(命を賭けている自衛隊に)いまこの場所から、心からの敬意を表そうではありませんか」


9月26日、衆院本会議での所信表明演説

安倍首相がそう言うと、自民党議員らが次々に立ち上がって拍手……。戦後はじまって以来のファシズムを想起させる国会パフォーマンスに、野党や一部メディアからも「まるで北朝鮮や中国共産党の党大会だ」「言論の府にふさわしくない」という批判の声が上がった。しかも恐ろしいのは、安倍首相が “起立して拍手”を促す際、「海上保安庁、警察、自衛隊に敬意を表す」という大義名分を掲げていたこと。つまり、あらかじめ自衛隊員の“英雄化”をはかっておくことで、駆けつけ警護で殉職者が出た場合の反発を最小限に押さえ込もうとした可能性があるということだ。そして、駆けつけ警護の危険性を指摘されたときに発したのが、次の言葉である。


命がかかった問題なのに、この軽さ
「南スーダンは、たとえば我々がいまいる永田町と比べればはるかに危険」


10月12日、衆院予算委員会

なに言っちゃってるの? という感じだが、安倍首相は「永田町よりは危険だろうが、それくらいでなぜ『駆けつけ警護』をやめる必要があるんだ」と言いたかったらしい。あまりにふざけた答弁だが、これは安倍首相がいかに自衛隊員の命を軽んじているかの証拠だろう。そして、自衛隊の活動地域であるジュバの治安悪化が次々と伝えられても、政権は「戦闘状態ではなく衝突」「状況は安定している」と詭弁を弄し、ついに自衛隊員を送り出してしまった。この罪深い判断を絶対に忘れてはいけない。



とまあ、このように茫然とするような発言が相も変わらず総理から飛び出した2016年。ただ、失笑しているだけではいけない。最後にも触れたように、安倍は今年、こうした呆れた発言を繰り返しながら、あきらかな戦闘地域である南スーダンへ自衛隊員を送り、沖縄に対しては危険を甘んじろと言わんばかりに圧政を敷いたのだから。権力の暴走を監視するという役割をメディアが放棄しているいま、安倍のひとつひとつの言動をチェックし、責任の追及をおこなっていくこと。来年もそうした「当たり前」を続けていきたい。

 


2016年 安倍の置き土産「大ウソ・ワースト10」 

2016-12-31 | Weblog

安倍首相がついた大嘘ワースト10

話のすり替えに逆ギレ、ごまかしなど、2016年も安定の姑息な言動を繰り返した安倍。しかし、今年はとくに思い上がりに磨きがかかり、誰の目にもあきらかな「大嘘」を連発。ついには「ホラッチョ安倍」と呼ばれるにいたった。そこで今回は、安倍が今年ついた嘘のなかから厳選した「10の大嘘」を振り返りたい。これが、「美しい日本」の総理大臣による絶句必至の虚言の数々だ!


 

大嘘1
そもそもですね、我が党において、いままで結党以来ですね、強行採決をしようと考えたことはないわけであります

10月17日、衆院TPP特別委員会

「じゃあ去年の安保法制強行採決は何だったんだよ!」というツッコミをせざるを得ないが、驚くことにこの10日後にも同じ発言を繰り返した。そして、審議をないがしろにしたままTPP法案に年金カット法案、カジノ法案と立て続けに強行採決……。結果、「強行採決をすることしか考えていない」ということを自ら堂々と証明してみせた。この、自分がついた嘘をやはり嘘なのだとすぐさま実証してみせるという常人ならざる倒錯ぶりは、もはや「変態」と呼ぶべきだろう。


大嘘2
私自身は、TPP断固反対と言ったことは一回も、ただの一回もございませんから

4月7日、衆院TPP特別委員会

安倍首相がこう言い放ったとき、目の前にはあの2012年総選挙時の「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない」という自民党ポスターが証拠として掲げられていた。そうやってブツを突きつけられても「言ったことねーし」とシラを切ってしまう、この恥知らずっぷりには感嘆せずにはおれない。ちなみに、2013年2月23日の記者会見で安倍首相は「オバマ大統領には『選挙でTPP交渉参加に反対という公約を掲げて政権に復帰した』と説明した」と話しており、これはいまでも官邸HPで動画が公開されている。

大嘘3
世界経済はリーマンショック前に似ている


5月27日、伊勢志摩サミット

国際会議での突然のこのぶっ込みには、G7の首脳も海外メディアも目がテンに。メルケル首相は「世界経済はそこそこ安定した成長を維持している」と言い、フランスの高級紙「ル・モンド」も「安倍晋三の無根拠なお騒がせ発言がG7を仰天させた」と見出しにして報道した。もちろん、安倍首相がこんなことを言い出したのは増税延期のための布石だったが、世界に発信されるG7の席上でさえホラを吹くとは。しかも、その後には「私がリーマンショック前の状況に似ているとの認識を示したとの報道があるが、まったくの誤りである」と言い出す始末。「世界中のメディアが嘘の報道をした!」って、もうあなたの嘘は国辱なんですけど……。


大嘘4
「株価下落により、年金積立金に5兆円の損失が発生しており、年金額が減る」といった、選挙目当てのデマが流されています。しかし、年金額が減るなどということは、ありえません

6月27日、Facebook

ご存じの通り、これはデマでもなんでもなく、7月29日には政府も約5兆3000万円の運用損を出したことを公表。しかも例年は前年度の運用成績の発表は7月上旬なのに、今年は参院選後の7月下旬に遅れさせるという手に出た。ようするに、「5兆円損失はデマだ!」と選挙目的でデマを流したのは、安倍首相だったのだ。総理がデマ発信源になるという尋常じゃない低俗さには言葉を失うが、もうひとつ、強行採決の末に成立した年金カット法案によって年金額が減らされることになったという事実も忘れてはいけない。


大嘘5
私が申し上げていることが真実であることはバッジをかけて申し上げます。私の言っていることが違っていたら、私は辞めますよ。国会議員を辞めますよ

1月12日、衆院予算委員会

「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)元副代表の蓮池透氏の著書について問われ、こう声を荒らげた安倍首相。だが、本サイトがおこなった蓮池氏へのインタビュー(前編/後編)や『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(講談社)でもあきらかなように、安倍首相が言っていることは嘘ばかり。たとえば、安倍首相は北朝鮮から一時帰国した拉致被害者たちを“体を張って止めたのは自分”だとしてきたが、蓮池氏は安倍が実際は「弟たちを一度たりとも止めようとしなかった」「安倍首相は拉致被害者の帰国後、むしろ一貫して、彼らを北朝鮮に戻すことを既定路線として主張していた」と証言。嘘の武勇伝で拉致被害者を政治利用してきたことの恥がまるでないこの総理には、とっとと国会議員バッジを外していただきたいものだ。

大嘘6
「妻のパート月収25万円」「日本はかなり裕福な国だ」

1月8日、参院予算委員会/1月18日、同委員会

実質賃金の減少率の高さを指摘された際、「景気が回復し、そして雇用が増加する過程においてパートで働く人が増えれば、一人当たりの平均賃金が低く出ることになるわけであります」と言い、そのたとえ話として飛び出した「妻のパート月収25万円」発言。「景気も上向きだしパートに出ようかしら」などと呑気な理由で働きに出るという設定自体がボンボンの発想すぎて唖然とさせられるが、そのパート月給の現実離れした金額に「いまの世の中、パートで25万も稼げるわけないだろ!」と怒りの声が殺到した(ちなみに当時の直近データではパート労働者の平均月収は8万4000円)。このように実態とは大きくかけ離れたデタラメ話を安倍首相は並べ立てるが、その最たるものが「日本はかなり裕福」発言だ。OCDE(経済協力開発機構)の統計でも日本の相対的貧困率はワースト6位と出ているのに、自分にとって都合の悪い現実には絶対に目を向けない。庶民の生活など、眼中にないのである。


大嘘7
我が国が核兵器を保有することはありえず、保有を検討することもありえない

8月6日、広島での記者会見

発言自体は素晴らしいものだが、はっきりいって「お前が言うな」である。この発言から約10日後に米・ワシントンポストがオバマ大統領の「核兵器の先制不使用宣言」をめぐって安倍首相がハリス米太平洋軍指令官に反対の意向を示していたことをスッパ抜いたが、10月には国連の「核兵器禁止条約」に向けた交渉を2017年にスタートさせる決議で日本は世界で唯一の被爆国であるにもかかわらず反対。また、安倍首相は2006年に「核兵器であっても、自衛のための必要最小限度にとどまれば、保有は必ずしも憲法の禁止するところではない」と答弁書に記し、官房副長官時代の02年には「憲法上は原子爆弾だって問題ではないですからね、憲法上は」と語っている。こうしたことからも安倍首相が積極的な核武装肯定論者であることは疑いの余地がないが、しかし安倍首相はワシントンポストの報道も「発言してない」と否定。記事を否定するのであれば核兵器の先制不使用に対する自身の考えをあきらかにするべきだが、それさえしていないという事実が何を意味するか、わたしたちは考えなくてはいけないだろう。


大嘘8
「国民の信任を得た」「(自民党改憲案を)実現していくのは総裁としての責務」

7月11日、参院選の結果を受けて

数ある安倍首相の今年の嘘のなかでも、もっとも悪質なのは参院選後の発言だ。安倍首相は7月の参院選の遊説において、ただの一度も憲法改正のケの字も出さなかった。なのに、いざ選挙が終わると、ケロッと「信任を得た」と胸を張り、まるで改憲の是非が選挙の争点であったかのように述べては「実現していくのは責務」などと言い出したのである。これは国民を騙し討ちしたとしか言いようがなく、完全な背信行為だ。

大嘘9
私が自民党憲法改正草案を出したと言うが、どこに出したんですか? 世に出したのは私ではありません。谷垣総裁のときに出されたわけでありまして


10月3日、衆院予算委員会

争点隠しをおこなって改憲勢力の3分の2議席以上を確保した安倍首相だが、国会で自民党憲法改正草案が俎上に載せられ、基本的人権について定めた97条が削除されていることなどについて説明を求められると「俺が草案を出したんじゃない!」といういつものキレ芸を披露。これがとんだ大嘘であることは既報の通りだが、そもそもこの憲法改正草案は安倍首相の側近である礒崎陽輔が原案を執筆。しかも原案では自衛隊を「自衛軍」としていたものも安倍が「自衛軍などという恥ずかしい名称はやめて国防軍とすべきだ」と主張した結果、12年4月に公表された憲法改正草案では「国防軍」に改められたという経緯がある。どう考えても「安倍様の、安倍様による、安倍様のための憲法改正草案」なのだ。来年もこの調子で、ペテンによって改憲の危険な本質を隠そうとするだろうが、こんな見え透いた嘘に騙されてはいけない。


大嘘10
そんなもの政治資金で買いませんよ!

6月24日、『NEWS23』(TBS)党首討論で

安倍首相が今年、いちばんのパニック&大ギレ状態で繰り出したのが、このケチくささ全開の嘘だ。発端は、生活の党の山本太郎議員が「ガリガリ君を政治活動費で支出していますよね?」と指摘したことだが、安倍首相は目を泳がせながら「全然知らない」と狼狽。さらに山本議員が追及を続けると、「そんなもの政治資金で買いませんよ!」と声を荒げたのだ。だが、政治資金でガリガリ君を2本買ったことは、実際に日刊ゲンダイが問題の領収書そのものを公開しているように、安倍首相の資金団体が領収書を出したことで発覚した正真正銘の事実だ。小学生でさえお小遣いから自腹をきって買っているものを領収書で落とし、さらには「買ってないもん!」と癇癪を起こす。恥ずかしすぎて耐えきれないが、これが日本の総理大臣の姿なのである。



どうだろう。この1年、安倍が国民に投げかけた真心を尽くした言葉たちは。もはや安倍は嘘をつくことに慣れすぎて、「公人は嘘を言ってはいけない」という正常な感覚さえ失ってしまっているとしか思えないが、最大の問題は、こんなミエミエの嘘を次から次へと吐き続けているのに、メディアが責任追及もせず黙認していることだ。

 


日本企業 所詮、サラリーマン社長 辞任しても企業体質は変わらず(ブラックはあくまでもブラック)

2016-12-28 | Weblog

2016/12/28

電通社長が来年1月辞任 

広告代理店最大手の電通の石井直社長(65)は28日、東京都内で記者会見し、来月辞任すると表明した。女性新入社員の過労自殺を巡る労働基準法違反事件の責任を取る。対応が後手に回れば、2020年東京五輪・パラリンピックなど社運を懸けた事業に悪影響が広がりかねないと判断した。

過労などによる自殺は社会問題化し、電通の企業体質への批判は厳しさを増している。新たな経営体制で働き方の変革や業務の見直しなどを進めて信頼回復を急ぐ。

石井氏は記者会見で「過重労働を阻止できなかった。心よりおわび申し上げる」と謝罪した。


2016 ブラック企業大賞に電通

長時間労働やパワーハラスメント(パワハラ)などを従業員に強いる悪質な企業や法人を選出する「ブラック企業大賞2016」の授賞式が12月23日、都内で開かれ、新入社員が長時間労働の末、過労自殺した電通がノミネート企業10社の中から大賞に選ばれた。選考理由として、「過酷な状況を放置し続けてきた。日本を代表する人権侵害の企業だ。強い怒りを込めて授与する」と読み上げられた。

ウェブサイトでの投票数で選んだ「WEB投票賞」には、2011年以降パワハラによる自殺が相次いだ日本郵便が選ばれた(5958票)。日本郵便は特別賞にも選ばれた。また、ブラックバイト賞には、元従業員がアルバイト学生を殴るなど刑事事件にも発展したDWE JAPAN(「しゃぶしゃぶ温野菜」FC企業)が選ばれた。

 

ブラック企業大賞、電通などノミネート企業10社を発表

弁護士やジャーナリストなどでつくる「ブラック企業大賞」実行委員会は12月1日、電通などノミネート企業10社を発表した。ノミネートされたのは、エイジス、電通、ドン・キホーテ、プリントパック、関西電力、佐川急便、サトレストランシステムズ、宗教法人 仁和寺、ディスグランデ介護(茶話本舗FC企業)、日本郵便。

●「ジャニーズ事務所をノミネートして」の声も

ノミネート企業の選考に際しては、約30社から長時間労働やパワハラの有無などの基準に沿って絞ったという。厚労省記者クラブで開かれた発表会見で、内田聖子委員(NPO法人アジア太平洋資料センター事務局長)は、マネージャーと会社のトラブルをきっかけに、SMAPが解散することになったことから、「ジャニーズ事務所をノミネートしてほしい」という要望が100件以上来ていたと明かした。ただし、選考基準から外れるため、ノミネートはしなかったという。

企業のノミネート理由の多くは、長時間労働やパワハラだった。竹信三恵子委員(和光大学教授)は、「日本の会社のよくある労務管理の仕方がつもりつもった結果という事例が多かった。当たり前だと思っていた積年の体質が問題点としてきっちり表面化して来た」とまとめた。

一方、委員の佐々木亮弁護士は、近年は労働問題の傾向が変わっているとも指摘。「昔は追い出し部屋など、辞めさせる問題が多かった。近年は、人手不足から求人情報と労働条件が違うケースや、辞められない相談が多い」と語り、ノミネートされた企業以外にも問題があるとの認識を示した。

佐々木弁護士は、「情報が非常に早く、(ニュースが)埋もれてしまう、年間通じてノミネートすることに意味がある」とアワードの意義を説明した。

大賞など、各賞については、12月23日に東京都内で開催する授賞式で発表する。事前にウェブサイトでの投票を行い、イベントで行う投票とあわせて、ウェブ投票賞を決める。大賞など、ウェブ投票賞以外の賞は、同実行委員会の審査で決める。ノミネート企業は、授賞式に招待するという。

●実行委が挙げたノミネート理由(要約)

▼エイジス

JASDAQ上場の棚卸し代行業者。違法な長時間労働を行なっていたとして、千葉労働局から是正勧告を受けて、社名を公表された。厚労省が行政指導段階で、違法な長時間労働を行なっている社名を公表するようになってから、全国初のケース。

▼電通

2015年に入社1年目の高橋まつりさんが過労自殺。25年前には入社2年目の男性社員が過労自殺。3年前にも30歳の男性社員が過労で病死。十分な改善策を実施せず、厚労省の抜き打ち強制捜査を受けた。

▼ドン・キホーテ

最長3カ月で415時間の時間外労働など、36協定に違反する長時間労働をさせた。書類送検され、50万円の罰金。

▼プリントパック

印刷サービスの企業。2013年に労働組合が結成された後、組合員に対する配転命令やボーナスを支給しないなどの扱いをしたとして、2016年7月に京都府労働委員会から不当労働行為と認められた。

▼関西電力

高浜原発1、2号機の運転延長申請を担当していた管理職の男性が2016年に自殺した。1ヶ月の残業が200時間を超える月もあった。過労自殺として労災認定された。

▼佐川急便

経理などを担当していた男性社員が2011年、うつ病で自殺した。直属の上司から、エアガンでうたれたり、つばを吐きかけられたりするなどの嫌がらせを受けていた。上司は退職したいと訴える男性に「そんなの関係ない」と残務処理を指示していた。2016年、仙台地裁は労災を認定した。

▼サトレストランシステムズ

「和食さと」「すし半」「さん天」などの飲食店を展開。2015年12月、長時間労働、残業代の未払いで、かとく(過重労働撲滅特別対策班)による強制捜査が入った(その後、約650人の従業員が総額4億円あまりの未払い賃金を支払う)。また、16年9月には、労働基準法違反で同社や部長らが書類送検された。

▼宗教法人 仁和寺

元料理長の男性が、時間外労働がほぼ毎月140時間だったほか、年間の勤務日数が「356日」、うち349日は連続出勤だった。男性は仁和寺を相手に慰謝料などを求めて提訴。2016年、京都地裁は男性の訴えを認め、約4200万円の支払いを命じた。

▼ディスグランデ介護(茶話本舗FC企業)

大手デイサービス「茶話本舗」のフランチャイズ店舗。今年、従業員に対する賃金未払いなどを理由に労基署から是正勧告があった。人手が不足しており、休憩時間がほとんど取れない状態だった。サービス残業など劣悪な労働環境も報告されている。

▼日本郵便

2011年以降、パワハラを理由にした自殺が相次いだ。2016年10月福岡高裁は、心疾患で亡くなった男性社員について、死亡との因果関係は認めなかったものの、上司からのパワハラがあったとして、同社に330万円の支払いを命じた。

(弁護士ドットコムニュース)


参考:

2015 ブラック企業大賞に「セブンイレブン」

パワハラや長時間労働、賃金未払いなどを従業員に強いる悪質な企業を選出する「ブラック企業大賞2015」の授賞式が11月29日、東京都内で開かれ、セブン-イレブン・ジャパンが大賞に選ばれた。

 今年で4回目となるブラック企業大賞は、弁護士やジャーナリストなどでつくる実行委員会が主催。今年ノミネートされた、セブン-イレブン・ジャパン、暁産業、エービーシー・マート、フジオフードシステム、明光ネットワークジャパン(明光義塾)、引越社関東(アリさんマークの引越社)の6社から大賞を選出した。

セブン-イレブン・ジャパンは、フランチャイズ加盟店主の見切り販売を妨害するなど、過酷な搾取をおこない、そのしわ寄せが学生アルバイトに及び「ブラックアルバイト」が問題化しているとして、ブラック企業大賞に選ばれた。

このほか、「ブラックバイト賞」が、個別指導塾「明光義塾」を運営する明光ネットワークジャパンに贈られた。「ウェブ投票賞」は、アリさんマークで知られる株式会社引越社関東が、ウェブ投票で他のノミネート企業を大きく引き離す11875票を獲得して、受賞した。引越社関東は「アリえないで賞」にも選ばれた。「特別賞」にはパワハラで未成年の労働者が自殺に追い込まれたとして、暁産業株式会社が選ばれた。

 

 

 

 


東大一直線 気がついたら五十でした(挑戦が人生を豊かに)

2016-12-24 | Weblog

50歳で東大に合格した主婦「一族の夢を果たそう、と心に決め...」

大学を受験するのは、何も若者ばかりではありません。安政真弓さん(54)は50歳の時に東京大学への合格を果たし、体験記『普通の主婦だった私が50歳で東大に合格した夢をかなえる勉強法』を出版しました。「年齢にかかわらず、挑戦し、学ぶことで人生が豊かになる」と語ります。

■「またか」と思ってしまったワケ

50歳で東大を受けようと思ったのは、2011年に次男が第一志望の東大に落ちてしまったことがきっかけでした。次男にとってはその時が初めての受験。それなのに私は「またか」と思ってしまったんですね。

私もかつて、東大を不合格になっています。現役生の時に京都大に落ちて、1浪、2浪の時には東大を受験したけれどダメ。最終的に早稲田大に進学しました。私だけではなく、弟もいとこも東大不合格。その昔には、父も挑戦して落ちています。一族でことごとく不合格になっている歴史があるんです。だから、「ああ、またダメだったか」と。

親としての息子への思いとは別に、どこかに残念さが残っている。この残念さを解消するには、自分自身が受験するしかない。東大合格して一族の夢を果たそう、と心に決めました。

息子たちには3月に「お母さん、受けようと思う。秘密にしてね」と伝えました。夫に言ったのは9月ですね。その間、自宅のある姫路から岡山まで泊まりがけで模試を受けに行ったりしているのに、夫は全然気づいていませんでした(笑)。

なんで秘密にしていたかというと、私はプレッシャーに弱いんです。周囲に期待されて「頑張ってね」と言われると、「期待に応えなくちゃ」とすごくプレッシャーを感じてしまう。昔、受験生だった頃も模試はA判定だったのに、「もしダメだったらどうしよう」と緊張して、実力を発揮しきれませんでした。

だから今回は、ごく限られた人にしか受験することを打ち明けませんでした。成功の要因としては、それが非常に大きかったと思います。一緒に受けた次男は残念ながら不合格(早稲田大に進学)でしたが、「よかったね。おめでとう」と祝福してくれました。

■記録で埋まった手帳が自信に

受験勉強には手帳を活用しました。これからやることを鉛筆で、やり終えたことはボールペンで書き込んでいくんです。「数学をやろうと思ったけど、やっぱり日本史にしよう」ということもありますよね。そんな時、鉛筆ならすぐに消して予定を書き直せます。

やったことを書く、ということは何もやらなければ真っ白。それがいい意味での緊張感につながる。中だるみしそうになった時や落ち込んだ時には、手帳を見返して、「こんなにやってきたんだから実力がついているはずだ」と言い聞かせるんです。

それから、3カ月ごとに目標を設定する、というのもオススメですよ。1年は長過ぎてどうしてもダラッとしてしまいがち。1年を3カ月×4本と考えて、3カ月単位で近い目標を立てた方が、結果として身につくことも多いのではないでしょうか。

ノートをキレイにとった方がいいと言う人もいますが、飾っておくようなノートをとっても、実際に頭に入っていなければ意味がありません。「キレイなノート展覧会」に応募するならともかく、あくまで覚えるためにノートをとっているわけですから。私がキレイにノートをとれないから、そう思うのかもしれないですが(笑)。

若い頃に比べて苦労したのはスピードですね。考えるスピードが遅くなっているので、センター試験の数学や理科で時間切れになるのは間違いない。それなら、残りの文系教科で点を取ろうと。暗記ものは年齢が上がると不利になるという人もいるんですけど、国語や社会は読書体験や人生経験を重ねた分だけ、若い子より有利なのではないかと思います。

■挑戦が人生を豊かにする

もうすぐ卒業ですが、大学生活は楽しかったですね。若い友達もできましたし、「いつかは」と思っていた海外留学の夢もかなった。古代ギリシャ語やラテン語も読めるようになりました。卒業後もやりたいことがいっぱいで、ワクワクしています。

私の東大合格を知った昔の仲間の一人は「僕も勉強したくなった」と言って、会社に行きながら大学院に通い始めました。「老後の楽しみに、定年退職したら東大へ行く」と言っている知人もいます。大学は18歳で入らないといけないわけではありません。何歳になっても、やりたいことがあればチャレンジしてほしい。

私の好きな言葉に「成功はプラス1、失敗はプラスマイナス0」というものがあります。挑戦して頑張ることには、それ自体価値がある。成功したらプラス1だし、もしダメでも元の状態に戻るだけ。失うものはありません。チャレンジしたいけどやっぱりやめよう、どうせムリだと諦めてしまうのはもったいない。挑戦し、学ぶことで人生が豊かになります。勉強は楽しいですよ。

story
50歳で東大合格を果たした安政真弓さん。「挑戦して頑張ることには、それ自体価値がある」

やすまさ・まゆみ 東京大学4年生。1962年、兵庫県姫路市生まれ。県立姫路西高校卒業。2浪の末、82年に早稲田大学第一文学部に進学。卒業後に地元に戻り結婚。主婦生活のかたわら、2005~12年には自宅で中学生向けの補習塾も開いていた。12年の東大合格を機に上京。教養学部教養学科・地域文化研究分科でイタリア地中海研究コースを専攻し、2014年秋から1年間、仏ストラスブール大に留学した。趣味は勉強・宝塚観劇。


クリスマスの奇跡 共和党選挙人、トランプへの投票拒否なるか(更新 12/20) 

2016-12-19 | Weblog

更新:2016/12/20(CNN) 

トランプ氏、選挙人投票で過半数確保 正式に当選果たす

米次期大統領を正式に選出する選挙人投票が19日、全米50州と首都ワシントンで実施され、共和党のドナルド・トランプ氏の当選が確定した。選挙人投票は各州の州都で順次行われ、テキサス州の投票でトランプ氏が過半数の270人ラインを突破した。

各州に配分された選挙人は原則として、11月の本選で出た州ごとの結果に沿って投票することになっている。本選でトランプ氏が勝利したテキサス州では38人の選挙人団のうち、36人が同氏に投票。この時点でトランプ氏は計301票を確保した。

同州の残る2人の選挙人は、共和党予備選に出ていたケーシック・オハイオ州知事と地元選出のロン・ポール元下院議員にそれぞれ投票した。

これに先立ち、本選で民主党のヒラリー・クリントン氏が勝利していたワシントン州でも、4人の選挙人がその結果に従わず、先住民活動家らに投票した。

全米各州の州都ではこの日、トランプ氏の選出を阻止しようとする抗議デモが展開されたが、選挙人投票で結果が覆ることはなかった。
トランプ氏は来年1月20日に大統領に就任する。


米大統領選、先月、一般有権者の国民投票は終わったが、正式にはまだ決着がついていない。全米538名による選挙人投票が実施されるまでは。そして選挙人投票日は米国時間19日(結果は日本時間20日正午)だ。両候補が獲得した最終選挙人数は、共和党トランプが306人そして民主党クリントンが232人であった。では選挙人は別の候補に投票することが可能であるのか?8月4日付読売新聞は、”共和党州「選挙人」、トランプ氏への投票拒否”と報じている。

どの選挙人も、前もって誓約(pledge)させられているが、誓約を違えて別の候補(例えば共和党選挙人がクリントン)に投票することは、連邦法上は自由(no federal law or constitutional provision) であるという。州法で誓約どおりの投票(vote as pledged)を義務付けている州でも、誓約違反投票に罰金(impose a fine)を科しているものの、投票自体は有効とされる。

例外的には、ミシガン州・ノースカロライナ州・ユタ州の州法では、誓約に反して投じられた票は無効(disqualify an elector)とされ 、その票を投じた選挙人は別の者と交代(provide a replacement elector)させられるという。

いずれにしても、トランプ相場でお祭り騒ぎのウオール街を除けば、トランプ勝利で米国ならずも世界中がいまだにショック状態。19日の選挙で、303名の共和党選挙人から少なくても38人が造反しクリントに投票する「クリスマスの奇跡」が起こることを願っている。管理人。

 

19日に選挙人が投票、トランプ氏の勝利確定へ 米大統領選

ワシントン(CNN) 米大統領選挙は全米の50州とコロンビア特別区で19日、538人の選挙人が州都に集まって投票を実施する。この投票で共和党のドナルド・トランプ氏の勝利が正式に確定する見通しだ。

選挙人の投票では、全選挙人が各州の集計結果通りに投票したと想定して、トランプ氏が56.9%の票を獲得する見通し。この得票率は、現代的な制度がスタートした1804年以降の選挙で大統領に選出された54人の中で44番目となる。それでも接戦となった2000年と2004年の選挙を制したジョージ・W・ブッシュ氏の得票率は上回る。

一方、有権者の投票では16日の時点で民主党のヒラリー・クリントン氏が48.2%の票を獲得し、トランプ氏の46.2%を上回っている。得票数ではクリントン氏がトランプ氏に対して280万票(2ポイント)以上の差を付けた。

過去の選挙ではブッシュ氏も有権者の投票で敗北していたが、対立候補に付けられた得票差はトランプ氏よりは少なかった。

新大統領就任に向けた最後の手順として、来年1月6日には米議会がバイデン副大統領の立ち合いの下、選挙人の投票の公式な集計を行う。制度上は個々の選挙人の票や集計結果に対して議員が異議を申し立てることもでき、もし上下両院が申し立てを承認すれば、その票は無効になる。ただし実際にそうした事態になったことはまだ一度もない。

この集計で公式な選挙結果が確定すれば、トランプ氏は1月20日正午、大統領に就任する。


参考:

Electoral College(各州+ワシントン特別区の選挙人)

 
Map of the 2016 U.S. presidential election projections:
  • In red: 306 Trump electors from 30 states + ¼ ME (2nd CD)
  • In blue: 232 Clinton electors from 19 states + ¾ ME and D.C.
 
Cartogram showing 2016 Electoral College projections. Each square represents one elector.
 
Faithless Electors(非誓約選挙人)

There is no federal law or constitutional provision requiring electors to vote for the party that nominated them, and over the years a number of electors have voted against the instructions of the voters. The most recent example of a faithless elector was probably an accident:  in 2008, a Minnesota elector nominated by the Democratic Party cast a ballot for John Edwards, the vice presidential running mate of John Kerry. It is not common for an elector to vote for the other party's candidate, however:  remember that most electors are selected by the political party for their party loyalty, and many are party leaders. The last time an elector crossed party lines was in 1972, when an elector nominated by the Republican Party cast his ballot for the Libertarian ticket.

Some states have passed laws that require their electors to vote as pledged. These laws may either impose a fine on an elector who fails to vote according to the statewide or district popular vote, or may disqualify an elector who violates his or her pledge and provide a replacement elector. No elector has ever been penalized or replaced -- nor have these laws been fully vetted by the courts. The states with laws that attempt to bind the votes of presidential electors are below:

全米州議会議員連盟 the Electoral College


愛国とは 安倍よ、タメされるのはお前だ(「日本死ね」こそ 母親の切なる愛国心の叫びだ)

2016-12-13 | Weblog

管理人:今年の流行語大賞に選ばれた「日本死ね」。民進党議員山尾志桜里が2月の衆院予算委員会で取り上げ、世のお母さんたちの共鳴を呼び起こし、その結果、女性の社会進出のための環境づくりをぶち上げる安倍政権の矛盾ぶりを象徴する標語として流行した。だから、安倍自民にぶっ蹴られた「死ね」だった。これに、ケチをつけたのがアベ自民の広報紙フジ産経だ。世のお母さんたちを敵にまわすのを避けるために、直接的な批判を避け、タレントの呟きを利用する形で記事にとりあげ、保守の似非(エセ)愛国者を煽る戦法にでた。 

「こんな汚い言葉に国会議員が満面の笑みで登壇、授与って。なんだか日本人としても親としても僕はとても悲しい気持ちになりました」

つるの剛士さん「保育園落ちた日本死ね、が流行語大賞なんて…」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161202-00000530-san-pol

山尾議員「保育園落ちた―」受賞に「待機児童問題を政治のど真ん中に移動できた」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161201-00000120-sph-soci

ところが、これでおしまいかと思ったら、今度は流行語大賞の選考委員・俵万智本人が自身の呟きで、「日本死ね」の選考理由に触れると、待ってたとばかりに、保守の似非(エセ)愛国者が一斉に攻撃をはじめた。

たかが流行語大賞だ。自由国民社という新語辞典の出版社が毎年発表している賞にすぎない。それだけの賞に愛国の云々まで持ち出してくるとは、ほんとうに日本は異常だ。であれば、「日本死ね」を選考した審査委員らは全員、「売国奴」か「裏切り者」ということになる。

先ごろ、次期米大統領トランプは、「米国旗を燃やすことは誰にも許されるべきではない。燃やした場合には報いを受けるべきだ。それはおそらく市民権の喪失か禁錮刑だ」とツイートした。

だが米国ですら、愛国が疑われる、もしくは、それこそ、売国奴か裏切り者とみなされる、自国の星条旗を燃やす行為、これを法律で禁止することはできない。禁止は憲法で認める個人の「表現の自由、思想信条の自由」を侵害するものとして違憲とされている。過去に最高裁で違憲の判断が下されているためだ。

だから米国を見習ってはいかがだ。安倍政権に向けられた「日本(安倍政権)死ね」は、個人の「表現の自由、思想信条の自由」であり、批判されたり、愛国心の有無を問われるものではない。

管理人としては、むしろ、アホ安倍がはなった「私は立法府の長」こそが、2016年流行語大賞に相応しいと思っている。

「日本を愛しています」と語った俵万智さんに集まる「反日」批判 愛国とは何なのか

流行語大賞にノミネートされ、トップ10入りをした「保育園落ちた日本死ね」。「反日的だ」などとバッシングの矛先が向いた歌人がいる。

「サラダ記念日」などで知られる俵万智さんだ。俵さんは流行語大賞の選考委員を務めており、Twitterなどに批判の声が集まった。

産経新聞がこの騒動を「『日本死ね』トップテン入りで、審査委員の俵万智さんに「残念で仕方ない』と批判・炎上 」と報じるなど、波紋は広がった。

俵さんは12月10日、「ちょっと見ないうちに、何か書かないと次に進めない雰囲気になっていました。だから一回だけ、その件について、私の思いを書きますね。お騒がせ&ご心配おかけしました」とつぶやき、下記のように思いを綴った。

“「死ね」が、いい言葉だなんて私も思わない。でも、その毒が、ハチの一刺しのように効いて、待機児童問題の深刻さを投げかけた。世の中を動かした。そこには言葉の力がありました。お母さんが、こんな言葉を遣わなくていい社会になってほしいし、日本という国も日本語も、心から愛しています“

ただ、このつぶやきに対しても、「反日的な活動」「言い訳」などとのリプライが殺到し、炎上は再び拡大している。
 
(中略)

「日本を愛しています」と書いた俵さんは、ネットで批判されるように「反日」なのだろうか。

同じように「反国家的」だと指摘され、「私たちは愛国者だ」と反論した人がいる。
英メディア「ガーディアン」のアラン・ラスブリッジャー編集長だ。

2013年、アメリカやイギリスの国家機密に迫る報道を続けていたガーディアンは、英国会で批判に晒された。そして、ラスブリッジャー編集長はこう質問を受けた。

「あなたは国を愛しているのか?」

 ラスブリッジャー編集長はこう答えた。

「そういう質問を受けることにちょっと驚いています」と前置きをしてから、編集長が語ったのは次のようなことだった。

「私たちは愛国者です。そして、私たちが愛国的であるためには、この国に民主主義の本質と言論の自由の本質が必要なのです。それを議論し、報じることができることも」

さらに、こうも繰り返した。

「私がこの国を愛するのは、書くこと、報じること、考えることに対して自由であるからなのです。 BuzzFeed Japan、元朝日記者 籏智広太(はたちこうた)


愛国者の「おきれいごと」(漫画家小林よしのり)

曽野綾子が産経新聞で「欧米の反『PC』潮流」を皮肉り、「おきれいごと」に愛想尽かした民衆、という文章を書いていて笑った。

ならば「保育園落ちた、日本死ね」だって、愛国者の「おきれいごと」を破壊する本音ではないか!

 保育園が見つからなければ働けない、働けなければ食っていけない、追い詰められた子を持つ母の悲鳴が「日本死ね」である。

言葉狩りすれば愛国心が育つわけではない。「日本死ね」は下品だと「おきれいごと」を言ったところで少子化は進む一方だ。

結局、愛国心があるのは「日本死ね」と絶叫する子育て中の母親にあるのであって、「日本死ね」は許さぬという「言葉狩り」する連中にはない。

曽野綾子も「日本死ね」を批判していたが、自称保守や政権は、女性活躍社会と言ってみたり、専業主婦が伝統だと言ってみたり、何が少子化を食い止める政策であり、言葉なのか、真面目に考えてみたことがないのだろう。

「おきれいごと」はリベラルの専売特許でもない。自称保守、自称愛国者の専売特許でもあることに気づけ!


安倍晋三首相のアホ発言が炸裂した今年…「私は立法府の長」は流行語大賞レベルだった!(作家・哲学者 適菜収)

 三権分立について 二〇一六年五月一六日 安倍晋三の国会答弁

 「議会の運営について少し勉強していただいたほうがいい。議会については、私は『立法府の長』。」

二〇一六年五月一六日、安倍は国会で民進党の山尾志桜里を「勉強不足」と決めつけた上で、自分は「立法府の長」と発言。

翌一七日にも「立法府の私」と繰り返した。

つまり安倍は、自分の役職も権限も知らずに、総理大臣をやっていたわけだ。

念のため説明すれば、立法府の長は形式的には衆議院と参議院の議長であり、総理大臣は行政府の長である。

この安倍の発言について、「言い間違い」だと自民党側は主張したが、過去(二〇〇七年五月一一日)にも同様の間違いをしており、行政(内閣)、立法(国会)、司法(裁判所)という三権分立を理解していないことは明らかだ。

小中学校で習う政治の基礎の基礎でしょう。議会の運営について少し勉強していただいたほうがいい。

なお、山尾は安倍と議論した印象について次のように述べている。

「自分の庇護の下にある女性には紳士だけれど、自分の範疇を超えてくると、ものすごく不安になるんだなということがよくわかりました」「いざ対等になってくると不安になる。その不安がニヤニヤしたり、言い訳をひたすら続けたり、批判してかぶせてきたり、尋常じゃない対応になって表れるんだなと思いました」(『日刊ゲンダイDIGITAL』二〇一六年三月二二日)

さらに、安倍は次のような発言をした。

失言について 二〇一六年五月二三日 安倍晋三の国会答弁

「もしかしたら言い間違えていたかもしれない。基本的には行政府の長とお答えしている。」

二〇一六年五月二三日、安倍は国会で「立法府の長」発言について「もしかしたら言い間違えていたかもしれない。基本的には行政府の長とお答えしている」と釈明。

「もしかしたら」ってなに? 

「基本的には」ってなに? 

基本的ではないケースは存在するのか? 

さらに安倍の発言は議事録で「行政府の長」に修正されていた。

民進党の山尾志桜里は、「議事録を書き換えることは、歴史を改竄することだ」と批判。また、「学校に忍び込んでテストの答案を書き換えるようなもの」と喩えた。

ホラ吹きがどれだけホラを吹いても記録自体が修正される。

昔、そんな小説を読んだことがある。

ジョージ・オーウェル(一九〇三~五〇年)の『一九八四年』の主人公である役人ウィンストンの仕事は、歴史の改竄である。「党」にとって都合が悪い過去の事実を抹消し、新たに歴史を捏造する。そこでは、言葉の破壊活動が継続的に行われている。

「ニュースピーク」は、「党」が英語をもとに作成した架空の言語であり、その目的は「党」に反する思想を考えられないようにすることだ。

語彙の削減、意味の反転、略語の作成、イメージの置き換え……。たとえば強制収容所を「歓喜キャンプ」と言い換える。平和省は戦争を維持し、豊富省は国民から搾取し、真理省は歴史を改竄し、愛情省は尋問と拷問を行う。

もちろんこれらは全体主義国家のパロディである。フランス革命後の政治状況においては、自由の名の下に自由の抑圧が、社会正義と人権の名の下に大量殺戮が行われた。ナチスやソ連の独裁体制下においても、戦略的に言葉の言い換えが行われている。

わが国でも、移民は「外国人材」、家族制度の破壊は「女性の活用」、惨禍を招くグローバリズムは「積極的平和主義」、秩序破壊のための実験は「国家戦略特区」、不平等条約TPPは「国家百年の計」、南スーダンの戦闘は「衝突」といった言葉で誤魔化されているが、事実そのものが抹消・捏造されるなら、やがて歴史の解釈すら不可能になる。近い将来、わが国から「失言」は消滅するのかもしれない。(※話題の新刊『安倍でもわかる政治思想入門』重版出来記念。本文一部抜粋)

 

 
 
 
 
 
 

 


糞にもならない安倍のチルドレン 前川恵41歳 元料理研究家 現・税金泥棒

2016-12-12 | Weblog

管理人:どうだい、安倍のヤクザ政権ぶりは。まさに大部屋にメカケ女を囲い込み、年間1億円のただ飯をくわせ遊ばせ、いざ議案採決になると引っ張り出して、賛成票を入れさせる。要は頭数をそろえるために飼いならしている。

2年間で国会質問ゼロ…税金泥棒の「安倍チルドレン」はこの議員

不倫路チューに未公開株トラブル、ゲス不倫と、スキャンダルが続いた“安倍チルドレン”。しばらく鳴りを潜めていたが、ここに隠し玉が現れた。まもなく当選から2年になるにもかかわらず、国会で一言も発言していないこの議員は、まさに“税金泥棒”である。

***

その代議士の名は、前川恵(41)。料理研究家から転身し、2014年12月の衆院選に比例東京ブロックで出馬、初当選を果たした1回生議員だ。

政治部記者が言う。

「初登院の朝6時に国会に現れた彼女は、TBSのインタビューを受け、当選の理由について『アベノミクスに対する評価を得た』と胸を張りました。ただ、『実質賃金は下がっているというデータもあるが』とツッコまれると、『どうしよう、分かんない』と、オロオロし始め、さらに議員定数削減について訊ねられると、『あれ、自民党の方針って何でしたっけ、削減でしたっけ?』と記者に聞き返すのです。正直、この人、大丈夫かと思いましたね」

その後、彼女の同僚たちのスキャンダルが次々に発覚してゆき、

「党本部は記事が出るたびに1、2回生議員に対し『これ以上(スキャンダルを)出されては困る。常に週刊誌が追いかけていると思って行動し、余計なことは喋るな』と注意した。初っ端の“失言”で幹部からきつくお叱りを受けていた彼女はますます萎縮し、固く口を閉ざすようになっていったのです。国会はおろか、記録に残らない部会でも口を開くことはほとんどない。おかげで確かに失言はなかったものの、同時に国会質問ゼロという珍記録を打ち立てたのです」(同)

そんな彼女にも他の議員同様、歳費、文書通信交通滞在費、政党交付金、公設秘書への給与などを含めて、年間約1億円が支払われている。無論、財源は我々の血税に他ならない。

政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が嘆息する。

「国会議員の一番の仕事は、国民の声を少しでも国政に届けること。すなわち国会で質問することです。これを1度もしていないとは職務放棄であり、言語道断と言わざるを得ませんね。ただ、自民党は現在、議員が多すぎて、順番が回って来づらいという事情もあるかもしれませんが……」

■“タイミングが合えば”

しかしこうした事情も、さる自民党幹部によれば、

「我々は、実は法案を国会に提出するまでが勝負。特に幹部議員は、部会で議論し、役所ともとことん話を詰めて内容を熟知しているため、再度国会で質疑する意義が薄い。なので限りある質問時間を、政治家としての経験を積ませる意味も込めて、気前よく新人に分け与えるんですよ。特に1回生は、部会の理事に相談さえすれば優先的に質問時間を与えてもらえる。そんな環境にあるのに、1度も質問に立ってないなんて、やはり異様です。やる気がないとしか思えない」

長い“沈黙”の訳を当の本人に訊ねると、

「議員になりたての頃1度、『農水委員会で質問をしないか』と頼まれましたが、委員会とか全てが初めてだったもので、秘書と相談した上、見送らせていただいたのです。その後、順番が回ってくるのをずっと待っているという状態なんです。もちろんタイミングが合えば、明日でも、明後日でも、お声掛けくだされば、いつでも質問したいと思っていますよ。でも、先輩方も大勢いらっしゃいますし……」

順番を待つ彼女のために投じられる税金は、まもなく2億円を突破する。

(週刊新潮 2016年12月8日号 )


参考:

前川 恵

日本の政治家、料理研究家。米国カリフォルニア州 クレセンタバレー高等学校 、慶應義塾大学卒業。10代を過ごした米国カリフォルニアでの経験から心も体も健康で元気になる料理や生活提案を行う。2014年12月の第47回衆議院議員総選挙で比例東京ブロックから自由民主党公認で立候補し初当選。

私の政策

  • 憲法9条の改正に賛成。
  • 集団的自衛権の行使に賛成。
  • 負担増は耐えられないので、年金の給付水準が下がるのはやむをえない。
  • 原発は日本に必要としている。
  • 「村山談話」及び「河野談話」を見直すべきでないとしている。
  • ヘイトスピーチを法律で規制することに反対。
  • 特定秘密保護法を必要としている。
  • 「道徳」を小中学校の授業で教え、子供を評価することに賛成。
  • カジノの解禁に賛成。

 http://maekawa-megumi.jp/


トランプの閣僚人事 プロレス興行師を中小企業庁長官に登用(政治は観客を沸かせるエンターテイメント) 

2016-12-08 | Weblog

米プロレス団体WWEの元CEO、トランプ政権入り

2016年12月8日

リンダ・マクマホン氏(ロイター)

トランプ米次期大統領は7日、中小企業庁長官にプロレス団体WWEの元最高経営責任者(CEO)のリンダ・マクマホン氏(68)を起用することを決めた。

トランプ氏は、マクマホン氏の夫で現CEOのビンス氏と共に同団体のイベントに参加するなど、近い関係にある。


 参考:

ドナルド・トランプも登場、WWEのリングに上がった有名人たち

2016/12/01

ドナルド・トランプ氏が第45代アメリカ合衆国大統領に当選したことで、注目を浴びたトピックの1つが世界最大のプロレス団体「WWE」の存在。

かつてトランプ氏がWWEのビッグマッチのストーリーに参加してリングに上がったことがあるからだ。

トランプがリングに登場したのは、2007年4月に行われた年間最大イベント『レッスル・マニア23』。団体のオーナーであるビンス・マクマホンとの間で抗争が勃発し、億万長者対決と題してそれぞれの代理となったレスラーが戦い破れた方が丸坊主にされるというルールで対決した。

何でもありの自由な戦いでお互いの髪の毛をかけた「カベジェラ・コントラ・カベジェラ」という髪切りマッチだが、この場合髪を剃られるのはレスラーではなく当の本人たち。

トランプ、ビンス共にカツラ疑惑があっただけに注目されたが、結果は、トランプ氏の勝利で、ビンスが丸坊主にされたものの、トランプも最後にはスペシャル・レフェリーを務めた"ストーン・コールド"スティーブ・オースチンの決め技・スタナーを食らい、体を張って世界最大のスポーツ・エンターテイメントの祭典に貢献した。

ちなみに『レッスル・マニア23』が行われたミシガン州は今回の大統領選挙で最後に集計結果が出てトランプ氏が勝利した州。もしかしてこのときに体を張った姿が評価されていたのかもしれない。

 

2007年4月に行われた年間最大イベント「レッスル・マニア23」、バリカンを手にリングに登場したドナルド・トランプ。レスラーのスティーブ・オースチンに押さえつけられたWWEオーナー、ビンス・マクマホンの頭を丸坊主に。

 

Donald Trump bodyslams, beats and shaves Vince McMahon at Wrestlemania XXIII