函館市北方民族資料館にて「アイヌ文様木彫り教室」を受講
講師は沙流群平取町二風谷のT氏、名刺には木彫師とあります
今回はアイヌ文様木彫りの盆(アイヌ語でイタ)を作ります
参考までに、平取町の「二風谷イタ」と「二風谷アットゥシ」は
本年、経済産業省より、北海道では初めての伝統的工芸品として指定されました
二風谷イタ・・・沙流川流域に伝わるアイヌ文様が施されている木製の盆
二風谷アットゥシ・・・沙流川流域にあるニレ科の樹木オヒョウの樹皮で織った布
粗彫りされた素材(八寸正角・約24cm)の表と裏それぞれの縁と底を彫ります
アイヌ文様の型紙
文様を写します
この前に別の紙に写し、彫る手順や方向などを習います
三角刀で文様一周を彫り、さらにその内側にもう一周加えます
装飾彫りをしてイタの完成
細かい彫りは「うろこ彫り」と呼ばれ手順と方向があります
講習時間、7日は13:00~16:00、翌8日は10:00~16:00に設定されていました
そんなに掛からないだろうと思っていましたが・・・
なんとビッシリ時間が掛かりました、久しぶりに集中しました、手が疲れました
2日間の努力の結晶、塗装を施して大事に使いましょう・・・