マンタンの便り

大自然を愛し、神奈川県より北海道鹿部町に移住、北の大地での日々

進水式

2011年06月27日 | Weblog

    函館どつく株式会社
      明治29年(1896年)、函館の地に「函館船渠株式会社」として創業
      (以前は函館ドックでしたが、現在の社名表記はひらがなで「つ」は大文字です)
        
      進水式です (6月22日)
      最近ではあまり見ることのできない滑走(ボール)式進水とのことで見学しました


  

    大きいです

      船籍  パナマ
      総トン数  約19,850トン
      積貨重量トン数  約31,742トン
      用途  木材兼ばら積貨物船
      全長  約175.50m
      幅   29.40m
      深さ  13.70m
      喫水  約9.62m
      航海速力  約14.4ノット

      船底が平らで、貨物が多く積める、川などへも入りやすいという特徴があり
      函館どつくの特許だそうです、需要が多いとのことでした・・・      
      



  

    命名式が行われた後に支綱切断の儀式が行われます
      こちらが船首側です、よって船尾側から水に入ることになります   




  

    支綱が切断されるとシャンパンが船体に叩きつけられ
      ゆっくりと進水台を滑りだし、くす玉が割れ、海へと進みます、迫力があります・・・




  

    無事、着水しました




  

    つい先ほどまでここに船がありました




  

    滑走用のボールが見えます 




  

    構内で製造中の鋼板溶接構造物、船のどの部分でしょう・・・




  

    緑の島から、たった今進水したばかりの雄姿を・・・

      元エンジニアとして、久々に大きな技術の結晶に出会えて心が躍りました
      機会があったら、次回は船尾側の着水シーンを見てみたいです
      そして、疑問に思ったこともありますので・・・