フウラン マンポウ(漫歩)・風蘭と友達、旅と花

カメラ大好き人間の拘りの画像の発信集。

老鴉柿・両性種 07.11-(2)

2007年11月03日 | 老鴉柿
  この品種は、1本の木で雌花・雄花両方の花を咲かせる両性種である。

ソコソコ 古い品種だが、画像のように実生りが多いので、雌花の方が雄花より多く咲く
優良品種と思っている。

老鴉柿・盆栽に挑戦(13)
盆栽用に、果実を、より容易に且つ、より多く付ける品種を探している。
多く付け過ぎれば間引いたら良いだけで、付き足らないのは困る。
ローヤ柿は雌雄異株種なので多く実を付けさせる為には、通常邪魔なだけの雄木が必要となる。
完全結実にて、年明けの1月又は、欲を言えば2月末頃まで果実が落下せずに1個~3個程度
残っているような実持ちの良い品種が希望だ。

雌・雄株の開花時期がうまく合ってくれない場合を考えると、早咲き・中間・遅咲き等
の種類がそれぞれ何鉢か必要となるはずだ。

果実関係では、別種を近くに植えておくと実が落下し難いと言われている程で、両性種で
あっても自分自身の交配結実は不完全結実にて実は生るものの、長持ちする完全結実には
疑問が残る。 従って、雄木保有が1鉢少なくて済むと云うのが利点と考えている。

この両性種、果実色彩特に良し・枝性特に良し、で盆栽には良さそうだが、詳しく見ていくと
我が好みの盆栽向きでない。
好みからすると、葉の大きさに対し果実がかなり小さく、葉に隠れて果実が殆ど見えない。
雄花が一杯咲いた後の花軸の処理も、放置すると見苦しいのでかなりの手間だ、等。
 大きな欠点もある。

盆栽として小さな鉢に植えてやると葉は小さくなり理想的な大きさとなりそうだが
その分
果実も一回り小さくなるので、より嬉しくない。

落葉期に入り葉が無くなると、実だけが残り問題なく最良の品種と思えるだろうが。
ローヤ柿盆栽は、実が生ったばかりの青いうちから 晩秋の真っ赤に濃く色付くまでの色の
変化の過程も観賞出来るのが理想だと思っている。従って葉は小さいほうが良い。
(画像は、果実が葉に隠れ見えにくいのでやや下から見上げるように撮影した)更に
萼も小さい、等の欠点もある。 
我が好みの盆栽用には、準本命的位置付けだ。

   実の形状は、やや長い・やや丸い・ごく小さい等が生る
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                4枚画像です。
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