フウラン マンポウ(漫歩)・風蘭と友達、旅と花

カメラ大好き人間の拘りの画像の発信集。

ロウヤ柿(ツクバネ柿)07.06

2007年06月10日 | 老鴉柿
 ロウヤ柿(老鴉柿) ・姫柿とも云う方もいてるが老鴉柿と書いてある。

老鴉柿に手を出したのは10年?ぶりか。
実生苗にて、今回初めて実を付けたもので将来性不明。実生なので世界で一つしかない
品となるそうだ?、 気に入ったのを2鉢買ってみた。
価格的にも相場の半値とのことだったので ツイ買ってしまった訳だ。
(店じまいセールなので全て半額)

果実表面は、今はまだ産毛が一杯ながら、これから秋に向かい、少しずつ肥大を重ねる
と産毛も無くなり艶がでてくる。

画像1・2枚目は今回購入した実生木。 3・4枚目は以前購入した木、一応銘品。
画像1「玉玲」の実は丸いがこれは稀、この品種殆どが長丸の実を付ける。
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                4枚画像です。
    マウスオン後の2枚目画像を左クリックで3枚目画像、更にその
    3枚目画像をWクリックすることで、4枚目画像が現れます。


老鴉柿の価格について。
価格的には、昔初めて買った当時と比べ、無名品(単なる老鴉柿)は5~10分の1
程度と随分安くなり普通の 入門品的な盆栽の価格(数千円)と大差なくなった。
(但し、昔のままの高価な値段を付けているお店も少なからず存在する)
一方、名前が付いていると相変わらず高価だ。 なんとか我が好み的に妥協出来る?
ギリギリの特性になると、フウランの「風貴殿」が買える金額~だ。 更に、そこに
盆栽の要素が少しでも加味されると「白牡丹」なみに順次高価になっていく。
何故このように高いのか?、不思議でならないが。これでも買う人がいるから当分は
値段は下がらないだろう。

趣味としてやる場合は、種を蒔くのが良策、 これがホドホドの出費で済むからだ。
実生苗も安価で良さそうだが、安いのは選別にて落とされたカスと思うべし。
実生苗の初生り等は特に狙い目、盆栽専門店ではこの状態で将来性を見極めずに売りに
出されるのは皆無であるが、単なるお花屋さんではたまに4号ポット3千円以下で見かけ
るこれを狙う。
たまに見かける程度では待てないので、やはり種を蒔くしかないのである。


今回、気に入った品に出会えて チョッピリ嬉しい。
実と萼のバランスが絶妙で好きなタイプだ。 名前も即席にて店主が付けてくれた。
丸型実を「玉玲」と、軸が長く萼が鳥の翼に似ているので「飛天」と云う、仮銘であ
る。丸型実は従来品にもいくらか存在する又、後者の軸が長く と云うのは確か「風鈴」
と云う品種が存在するが名前だけで画像や実物は見たことが無い。既存品との違いをよく
調べないで勝手に名前を付けてもよいのかと訪ねたら、実生なので厳密には既存品
とは
何処かが違うはず、とのことだった。
 秋になって 実の色が柿色か赤ならそのまま、濃い紅色なら名の前に「紅」の
字を一字頂くと良いそうだ。



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