

(8月17日)
今回は「太 陽」と「貴 陽」云う品種の味に拘ってみた。
ここまでスモモの美味しさが大きく変身しているとは想像出来なかった、
目からウロコとはこの事である。
自家栽培するために、我が好みの美味しさで選ぶとこの2種類に
絞られた。
(実際には流通品種が少なく、6種類程しか味見出来なかった、
その中から選ぶとこうなった。)
販売されている味には、夫々2種類ありそうだ。
同じ品種なら味は同じと思えるがそうでなく、未完熟と完熟では
品種が異なると思える程味が違ってくる。
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「太 陽」の未完熟品 →一般的に出回っているのがこれ。
「美味しい完熟プラム」と書いてある。色も黒光り
していかにも完熟しているように見えるがまだ硬い。
味はコリコリして食感良く甘酸っぱくて美味しい。
従来スモモでは味わったことの無い美味しさにて
スモモの味のイメージを一転させた美味しい味。
皮にほのかな渋みがある。
私は皮を剥かずそのまま食べるのが昔懐かしい味にて好きだが、
自家で無農薬栽培しない限りは続けられない。
家族はこの渋みが嫌いで皮を剥いて食べる。 安全と云う
意味ではこれが正解。
「太 陽」完熟品 →販売されてない。 買ってから数日かけて
完熟させてから食べる。
3・4日完熟させ軟らかくなったら食べ頃。
酸っぱさが減少し甘味がまして「貴陽」の未完熟品に
近い美味しさになる。特に美味しい。
(但し、美味しさにバラツキ発生、期待した美味しさ
に逆行するのも発生する。やはり鮮度か?)
「貴 陽」の未完熟品(半完熟)→殆ど販売されてない。探すのに
苦労する。
「太 陽」完熟品と同等又はそれ以上の味、特に美味しい。
「貴 陽」完熟品 →販売されている殆どがこれ。
上記“特に美味しい”より味が更に濃厚。
200円/個・160g~1000円/個・220g以上、の
差がある。
値段の高い品は糖度を確認しているのかそれなりに皆美味しい。
美味しさを表現するなら。
(特に美味しいと感じる極甘の「モモ」の味に微妙な酸味が
加わり、極甘「モモ」の甘味を濃厚にした感じ。「普通のモモ」
では全く歯が立たない美味しさ)
好みで選ぶなら。あっさりした美味しさは「モモ」
濃厚な美味しさなら「スモモ」。
我が好みの美味しさ評価では。
下記美味しさの順番式が成り立つ。
(太陽・未完熟)<(太陽・完熟)≦(貴陽・未完熟)<(貴陽・完熟)
この品種、残念ながら我が地方では栽培困難なようだ。
放置栽培で、毎年勝手に美味しい実が生るような、都合の良い品種
でなければ栽培は続けられそうもない。