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フウラン マンポウ(漫歩)・風蘭と友達、旅と花

カメラ大好き人間の拘りの画像の発信集。

信貴山方面、てくてく 08・07-2-(2)

2008年07月18日 | 山歩き、信貴・生駒方面
  暑さにもマケズ、てくてく しに行って来ました のその(2)。 

今回の収穫は。
・カルガモの親子団体様に遭遇。
・セミのアカチャンと対面。
・珍しい木の実発見。


↓ セミのアカチャン?。帰り道、土から出てくるところを友が見つけた。
  羽は綺麗な緑色をしており、殻の上から透かして見える。
  大きさはクマゼミより小さい。なんという種類だろう?。
  観察が済むと直ぐに、桜の木に戻してやった。
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↓ 参考画像。 我が家のイチジクに着いた抜け殻。
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↓ 珍しい木の実を見つけた。 なんという名前の木だろう。
  私だけかも知れないが、初めて見る木だ。

  そばで魚釣りの帰り仕度をしていた方が「ゆの実」といって猛毒の実
  だと、勝手に教えてくれた。 「湯呑み」と聴こえたので何回も聞き
  直したら、一回聞いたら直ぐ覚えろ、と機嫌が悪い。
  その「湯呑み」だと覚えるようにといわれた。
  「俺もそのように聞いただけでそれ以上は知らない」
  とも言っていた。 ?????雰囲気的にはかなり怪しい。
  この地域独自の呼びかたかも知れないが。


  画像を頼りにネットで調べてみた。
  「ウワズミザクラ(上溝桜)」、(バラ科 サクラ属)にそっくりだ。
  (葉の形状・幹肌・実の付き方と葉の位置等)
  これは塩漬けして食用にもなるのそうで毒化は無い。

  どちらが本当なのか?。 解らない物は毒の場合が多いと思うのが
  安全だ。

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信貴山方面、てくてく 08・07-2-(1)

2008年07月17日 | 山歩き、信貴・生駒方面
  暑さにもマケズ、てくてく しに行って来ました のその(1)。 

山に入れば やはり涼しい。

山を降り、民家の見える通りまで下って来るとメチャ暑さを感じる
事で体感できる。
しばらく歩くも体全体がカーット急に暑くなり、頭がクラクラする。
山は歩けても街中は歩けない、ぶっ倒れそうになる。

信貴生駒山脈は低い山だが木々が一杯ある、木々の有りがたさが解る
瞬間だ。

ちなみに、このぶっ倒れそうになる暑い民家を更に抜けると、外環状
の広い大きな道路があってこの道路を堺に、大阪平野側は更に温度が
3度高いと言われている。 この更に暑い所に我が家が存在する。
普段より暑さにはケッコウ鍛えられているはずだが、現実はそうで
ない、暑さ及び寒さにはトコトン弱い。


今回の収穫は。
・カルガモの親子達団体様に遭遇。
・セミのアカチャンと対面。
・珍しい木の実発見。

本日は定例の歩こう会。
前回は雨で中止としたので、久しぶりの気がする。
天気がいまひとつ。
ドシャブリ用に傘を入れて出発。
結果は、全般的に 曇り時々晴れ。

↓ カルガモの親子達の団体さま。
  水面に映る吊り橋との一瞬のチャンスを狙ってパチリ。
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↓ カメラを構えていると、見物客の「カワイイ」との歓声に
  ビックリしたのか逃げられた。 癒しの贈り物か。
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↓ トックリ池、吊り橋。
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 最初私はこの吊り橋を狙っていた。
 撮影が終りカメラをしまって歩き出した直後に、同行の方が見つけた。
 山では、途中で出会い行程が不安なら、道をよく知っている方達の
 後から付いていくのが安全だ。 着かず離れず同行させてもらう。

 このカルガモさん、我々のメンバーだけでは見落としていたはずだ。
 同行者がいてくれて運が良かった。


信貴山方面、てくてく 08・07-1

2008年07月02日 | 山歩き、信貴・生駒方面
  暑さにもマケズ、てくてく しに行って来ました。 

山々はもう緑一色に変身しています。

↓ 春と夏の景色の変化(恩智峠から登る、直ぐの展望台より)
クリックしてね!春の拡大画像が出るよ!

本日は定例の歩こう会。 今回は全員集合した。
天気良し、良すぎて暑すぎ。
梅雨の晴れ間と考えるなら、運が良いのか。

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↓ 暑さや疲れ 全て吹っ飛ぶ癒しのひと時。
  
  姫檜扇水仙(ヒメヒオウギズイセン)。
  調べてみて初めて名前を知った。
  一部野生化していて強烈な色彩を誇示していた。
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竹の子(筍) 08・06-(2)

2008年06月26日 | 山歩き、信貴・生駒方面
  「真竹」の竹の子のアク抜きをしてみました。 

本日は定例の歩こう会。 今回は2名だけ。
天気がいまひとつ。
傘にするかドシャブリ用にカッパが良いか迷いつつも
傘を入れて出発。 そのせいか今日はハイカーも少なかった。
結果は、全般的に1日中曇り、午後より時々晴れ。

本日は「真竹」の竹の子を採ってきた。
我が家では「真竹」の筍の料理は初めてである。
別名「苦竹」と呼ぶ地方もあると情報で聴いていたので乗り気なく
長い間自らは手出ししなかったものだ。

初期(採取)の感想として。
小豆大の破片に切り取り味見する。
採った直後は甘くて苦味は殆ど感じない。苦いとの情報が信じられなかった。
しかし時間が経つにつれ苦味が増し5時間後の確認では
苦くて口が曲がりそうになり吐き出した程だ。
更に、硬くなるのも早い、軟らかい所で折ってくるのだが、5時間後の
確認では硬くて6~10センチ程度切り取った、特に節の当りが硬く
変身していて(2・3節分の長さ削除)まるで竹のようだった。

我が直感で、緑色が乗っているは避け黄色いものばかり採った。
途中でハイカー仲間からもらったものは緑が乗っていた。
色は違っても軟らかいのでどれも皆同じだ、と教わった。

だが実際は違った。これらはより苦くより硬く成っていく。
このアクの成分は、後々舌に残るから渋味と思われる。渋味は
アク抜きをしても容易に取り切れない。微妙な残りはこれも風味の
内で美味しいと感じる方は良いが、我が好みでは嬉しくない。

更には、筍はケッコウ重たい。一旦採取すればコース最終まで
提げて山登りすることとなる。 重たくてヘトヘトだ。
帰り道で採取できれば理想だが。そんなウマイ話は無い。
みすみす、家に持ち帰り硬くて捨てなければいけない
部分が出るなら、初めから削除し捨ててしまいたい。
感覚なので難しいが、爪を立てキュウリの硬さ程度ある部位ば
もうダメだ。

これで筍の採り方も解った。
採取時の軟らかさの感覚と色目だ。爪先で容易に切り取れる軟らかさ。
採った(折った)時点で、根元の所が黄色でなく緑がまわっていると
時間経過と共に苦味が強くなり更には硬くなるので、これらは排除
したい。(緑色=葉緑素=アク(渋味)の量?)。
緑色なら濃くなく、薄い方が良い。
皮の付け根の色は白っぽいのが良い。


知り合いから戴いた情報をもとに 風味の残るアク抜きのテストを
してみました。

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↓文字が読みづらい場合クリックで画像を大きくして更に、
画像にマウスを置くと右下にこのようなマークが出る
のでココをクリックして下さい、なんとか文字が見えるように
なります。
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このような表を作成していると現役の頃を懐かしく思い出す

アク抜きテストの結果。
アク抜きをコントロールして風味を残すことが
良いのではと思っている。

「真竹」の場合 ⑤までが良さそう。
味見した瞬間は甘く美味しいが数秒後に ホロッとしたエグ味が
感じられる程度。

「淡竹」の場合 ④までが良さそう。
あまり時間をかけずに熱いうちに取り出すのが良い。
それ以上アク抜きを続けると筍本来の風味が損なわれ、香り少なく
単なる旨味だけとなってしまう。

筍は同じ山で採取してもそれぞれ味は異なるので
当、山の物に限りとしておく。

ちなみに我が家では、沢山食べる関係で、アク抜きは 表の
予備又は予備の+予備までの、これでもかコレデモカと
云う程長時間(12時間~24時間程度)水に晒す。
徹底してしつこく行う事にしている。
従って風味等は少ない。


↓ 淡竹に付く憎ッキ虫。今回も3本がこの虫にやられていた。

以前淡竹の筍は虫さんが多いと書いた事がある。
あまり正確な表現では無い事が最近解った。

淡竹の竹薮に入り20本程度筍があった、その内19本が虫食いだった。
アチコチに点在する数箇所の竹薮も同じく虫食いがメチャ多かった。
これを見て私は虫食いが多いと思ってそう書いた。

知り合いによく聞いてみると、淡竹は甘味が強いので虫食いが多い
のは事実だが。探しに行って虫食いが多のは、先に採りに来た者が良い
物だけ皆採って持ち帰り、虫食いだけ採らずに放置されているからだ、
後から藪に入った者はソウ思ってしまう。遅くとも朝7時には山に
入っていないと何も取れないと云われた。
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筍に関し大収穫があり、記念すべき日となった。
筍を、何時来て採っても良いと持ち主から許可を戴いた事だ。
これで、採取許可を戴いた山はワラビ山2箇所含め5・6箇所となった。

何時通っても誰もあまり採らないのか沢山筍が生えている竹薮がある。
立ち入り禁止の看板と有刺鉄線が張ってある藪だ。
今日はたまたま、オッチャンが山の手入れをしていた。
(正確には、手前に畑が有ってその間にある土手の草刈や侵食して
きた竹の伐採をしていた)

チャンスとばかりに採らせてほしいとお願いしたら
快く許可をくれた、取り方も教えてくれた。
「真竹」や「淡竹」はいくら採ってくれてもかまわないが
この奥には「孟宗竹」が広がっていてここは困るといわれた。
正面と左側ズートは全て家の物、右手の方土手の上から右側は他所の
持ち物なので間違って入らないように。
「孟宗竹」がほしい場合、奥の方に車が通れる程の道がついていて、
その道まではいくら採っても良いと許可をもらった。

滅多に会えないので、毎年勝手に取って帰ってもよいかと念をおした。
もう放置している竹薮だから自由に取って帰って、と云われた。
このように、勝手に取らずに一言声をかけてくれたらいくらでもあげる、
とも言ってくれた。

この竹薮、たまに「許可をもらって採っている」と云う方達を見かける。
私も許可がほしいと思っていた。 その旨お話したところ。
許可を出したのは今回私達2人が初めてらしい。・・!!!。

毎年親戚や近所の方が度々もらいにくるが。この場合は車で降りたら直ぐ
の道のそばの藪で綺麗に管理した もっと太い立派なのが取れる場所を
開放してやっているとの事。

竹の子(筍)のまとめ
個人的な好みである。

「孟宗竹」「淡竹」「真竹」等を知っている、その中では。
夫々生える時期が1~2ヶ月づつズレているのでその時期折々
に楽しめば良い。

①「孟宗竹」は、美味しい~特に美味しいまで幅広く、使い勝っても良く
 無難な品種である。
 但し、我々一般人の入手出来る頃には鮮度が落ちていて、特に美味
 しいにはありつけない。

②「淡竹」は特に甘味強く美味しいが細いのが多く使い勝ってやや難、
 更に、煮崩れしやすい為、料理の見た目で「孟宗竹」に劣ると云う
 欠点がある。
③「真竹」美味しいが、細いのが多く使い勝ってやや難の上、鮮度の
 面で足が速いので、初めての者にはコツを覚えるまで大変だ。

風味とかの 旨味・香り・歯ごたえ等は、脳の錯覚の域まで考慮する
必要がありきりが無い。 これらは我が全く関知しない領域である。
風味等無視して完全にアク抜きをすれば、物足りない面もあるが、
どれも同じで美味しい。


クリの花 ・信貴生駒方面

2008年06月18日 | 山歩き、信貴・生駒方面
  クリ(栗)の花を見てきました。 

本日は定例の歩こう会。
けっこう蒸し暑いだが、木陰は涼しくて気持ちが良かった。
途中で見かけた栗の木で、雌しべと雄しべを確認してきました。

雌しべを観察したのは初めての体験である。
このような出会いは滅多に無く、感激したので画像に残しました。

花は枝先、先端新葉よりやや下当りに細長い花軸を伸ばしそこに
ビッシリ付いている。
↓雌しべ(果実)。よく探さないと見落とす程少ない。
 表面に極小さな毛が無数に生えた6~9本の雌しべが3箇所
 から出ている。(三つ子の果実)
 
 雄しべの方は、花は一杯付いている。まるでクラゲの短い足のよう
 にて夫々先端に花粉魂を持っている。
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おまけの画像
↓ 「真竹」の竹の子
この種類は多いので数本をまとめて撮影できる機会を狙っていた。
「真竹」の竹の子は人気がいまひとつとも言われていたので
安心していたが、撮影し易い場所には全く見当たらない。

シーズン到来と云うのに何時まで経ってもその遭遇がない。
よく見てみると誰かに採られた無数の跡が目に付く。
仕方なく1本のみで撮影。
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「真竹」の竹の子は永いい間一度も食べた事が無かった。
舎育ちであり小さい頃より食べる習慣が無かったから。
作っていたが作業用の細手の竿用に使う為で竹の子は食べなかった。
「真竹」は川に行くと河川敷きに一杯あった。

ちなみに。
数年前
「厳選されたとても美味しい四季折々旬の山菜料理でおもてなし」
の文面に心を引かれ、料理を食べに行った事がある。
たまたま行った時期が梅雨の合間にて、楽しみにしていた料理が、
筍ずくしのメニューにあまごの塩焼き1匹が付いてきた。
何と言う竹の子かと訪ねたところ、「真竹」でこの辺りは水がきれい
で且つ砂地で出来るので特に美味しく好評だ、と言われた。

我が田舎の河川敷きの誰も見向きもしない竹の子も 水はきれいで
砂地だ、と思い出した。
わざわざこんな遠くまで何しにきたのかと思うと、一瞬頭の中が
真っ暗になった。
田舎で食べる習慣が無と云うことはあまり美味しくないと云う事
だと思っていた。食べた事もないのに我が脳が拒絶反応した。

別の料理の追加をお願いしたが予約していないと出来るのはマグロ
の刺身のみだそうで、仕方なくこれを予備に頼んだ。

この「真竹」の筍料理、恐る恐る戴いたが、味的には他の種類の
筍の味となんら変りなく美味しく食べられた。
永い間食べる気がしなかったのに、初めて食べた瞬間だ。

後で調べてみたら。
田舎では「孟宗竹」の筍をメインに、おまけとして「淡竹」の筍
までが豊富にあり充分満足しているうえ、細くて皮剥きやアク抜きに
手間と時間がかかる「真竹」の筍は 農家の特に多忙な主婦泣かせ
の食材にて無視しているらしい。

その後今日、一度は我が家で料理して食べてみたいと思っている。