小雨、13度、77%
「ラクサ」、マレーシアやシンガポールで見かけるスープ麺です。ココナッツミルクたっぷりの辛いけどマイルドな味。日本でも食べさせてくれる店があると聞きます。先日「カルディ」へ行くと袋麺が売っていました。 袋麺にしては結構なお値段です。懐かしさもあって買いました。
スープで麺を煮る時間が7分と長めです。地元ではエビ、魚の団子、生のもやし、薄揚げがのって出て来ます。日本の厚揚げを小さくした中は空洞な薄揚げです。初めて食べた時は生のもやしと薄揚げのような豆腐がシンガポールにあることに驚きました。中国人が多い国ですから当然です。「生もやし」のトッピングは東南アジアでは一般的です。
真っ赤な油が浮くスープ、激辛ではありません。「ココナッツミルク」が程よく中和してくれます。厚揚げと薄揚げの中間のようなものはありませんので、「揚げ湯葉」を戻してのせました。作りながら思ったのですが、「ラクサ」の魅力は「ココナッツミルク」の香ばしさではありません。「干しエビ」の深い香りです。「干しエビ」が嫌いな方は臭いと思うかもしれませんが、味、香り共に「干しエビ」なくしては「ラクサ」ではないとまで思います。麺は米粉から作る太麺です。お腹持ちが良い麺です。売ってる麺で代用するなら「焼きそば」「ちゃんぽん」用の麺がいいかもしれません。ラクサ用のペーストも輸入されています。ココナッツミルクがあれば簡単に出来ます。と思っていると「無印」にも袋麺が売っていると知りました。まずは「無印」を買ってみましょう。「カルディ」で売られているのは輸入品なので地元の味でした。満足なお昼ごはん。