晴、19度、80%
10月だというのに30度近い日が続いていました。しかも半月以上も雨が降りません。空気は清々しいのですが乾燥しています。庭の草木たちは真夏同様に水を欲しがります。水を欲しがる筆頭が「ヘリオトロープ」です。
「ヘリオトロープ」は高さが20センチほどの熱帯原産、紫の小さな花をつけます。気温が下がらないので半年近くも次々に花を咲かせています。この花は香りが甘く、香水の原料にもなるそうです。庭では冬を越せないので、鉢植えです。今年で2年目、少し茎が木質化して丈夫になりました。昨年はすでに室内に入れていました。いつでも香りを楽しみたいとデッキのベンチの上が「ヘリオトロープ」の定位置です。暑さは草木ばかりは昆虫にも影響が出ています。夏の虫たちがいまだに元気です。蚊など真夏より多く感じます。 「ヘリオトロープ」はその甘い香りでミツバチを集めます。よほど美味しいのでしょう、ミツバチは私がそばを通ったぐらいでは逃げません。
例年は庭に死体で転がっている「バッタ」もまだ元気に咲いたばかりの「シュウメイギク」に停まっていました。 下草からはコオロギやスズムシの鳴き声が聞こえます。秋と夏とが入り混じる今年の庭です。
今日あたりから気温が下がるというのでやっと春咲の球根を植えました。5年目に入る「ガーデンシクラメン」は芽吹いています。 「シクラメン」は球根ですが、花からこぼれた種からも小さな芽吹きが見られました。
香り良い「ヘリオトロープ」この冬も乗り切ってくれるでしょうか。家に入れるのは11月に入ってからになりそうです。