宇宙兄弟仲間のお誘いで
宇宙飛行士の毛利さんの講演会に行って来ました♪
何でも
トヨタ産業技術記念館の20周年記念講演で無料!!
タダで貴重な聴けるとは本当にありがたいです
映像を交えながらの毛利さんのお話はどれも興味深く
面白かったです!
例えば・・・
宇宙での生活、食事やトイレの仕方
無重力ならではの世界
物をいったん回すとずっと回転し続けることは知ってましたが
腕を伸ばした状態ではゆっくり
フィギュアスケーターのジャンプの回転の時のように
腕を身体に組んで直径を小さくすると回転が速くなるとか・・・
すごいなと感心したのが「形状記憶ラーメン」

日本人飛行士が宇宙で食べたいものリストにずっと上がっているのに
宇宙食としての条件に不適合で却下されていたそうです。
毛利さんが日清食品の創業者
安藤百福さんとの対談でそのことを話すと
「じゃぁ私が宇宙に持って行けるラーメンを作りましょう!」となり
当時すでに91歳だった安藤さんが
相当な熱意を持って宇宙に持って行けるラーメンを開発
約4年後見事完成し宇宙ラーメンとなったんだそうです
宇宙に持って行けなかった理由の一つが
宇宙では食べる時に縮れた麺が伸びて
飛行士の顔や目に当る危険性があるからというもの。
そこで安藤さんは伸びた麺が元に戻るよう
「形状記憶ラーメン」を作ってしまったんだそう

ラーメンが宇宙に行った2年後にお亡くなりになったそうですが
本当に素晴らしい発想力と実行力には脱帽です
そして映像では美しい地球
大気圏までの光の帯やオーロラも見ました!
昨年末話題になった映画
『ゼロ・グラビティ』
私もとても気に入った作品ですが
あの映像がとてもリアルに宇宙空間を表現していたそうです!!
ただし、隕石衝突はオーバーだそうですが

まだ観ていない人はDVDも出ましたから
ぜひぜひ観て下さい
20年後の2035年には火星に行けるよう
そのため研究は着々と進んでいるそうです。
火星に到着するまでに何と3年もかかるすごい話です
突拍子もない話は私達には関係無いように思いがちですが
宇宙に関する研究の成果は意外に身近にも生かされているのだそうです。
例えば
パロと言うアザラシのロボット

アザラシのぬいぐるみのようなロボットが
本物のペットのよう癒し効果を上げているのだとか!!
このパロを生んだのは日本人ならではの
「思いやりの心」からの発想だそうです
様々な国の人達と仕事をしている毛利さんは
日本人らしさ、日本人の素晴らしさも大いに語ってました♪
「おもてなし」よりも「おもいやり」

この美徳をずっと持ち続けたいですね
とにかく実に様々な研究がなされ科学技術の躍進はすごいです。
そんな先端科学の世界にいる毛利さんが無事地球に帰還して実感した事とは・・・
「どんなに科学が進んでも地球の自然の力には敵わない」
例え人間が火星に行ったとしても・・・
それは帰還直後に飲んだ地球の水の味で痛感したんだそうです。
宇宙では人工的に作られた水つまりH
2O
ミネラルなど一切含まない水素と酸素の化合物は実に不味かったそうです

どんな技術も自然には敵わない。
どんなに科学が進んでも人間が全てをコントロールすることは不可能であり
やはり「目に見えない大いなる世界がある」と言う事なのでしょうね
そして最後に
宇宙に行くためには多くの人々の力と支えがあり
家族の大きな支えがあってこそ成り立っていると感謝されていました。
自分のだけの力
いつも「自分、自分」決して成せない事。
それを知り感謝の心をもてるからこそ宇宙に行ける。
能力や技術だけではなく、最後は人柄。
とつとつとした話し方にもそんな素晴らしい人柄を感じました
素敵な話を聴き、とっても充実した一日で
他にも色々テンションあがりまくりでした

誘ってくれた友人にも大感謝です
長くなり過ぎたのでまずはここまで!
最後まで読んで下さってありがとうございます