昨日の里親募集の件ですが新たな展開により
記事を削除しました。
せっかくコメントを寄せてくれた方も本当にごめんなさい。
友人から連絡があり、
今朝彼女のお母さんが子猫達を
動物愛護センターに連れて行かれたそうです。
一緒に里親探しがんばろうと言っていた矢先だったので
かなりショックですが、
私以上に子猫を保護した彼女はショックを受けています。
以下はその経緯です。
昨日友人が側溝から聞こえる子猫の鳴き声を聞き付け
まだ生まれて間もない子猫2匹を救助しました。
実はこの時母親かもしれない猫が猫が1匹
近くにいたそうです。
側溝から助け出されたから、
後は母猫が連れて行くだろうとそのままにしておきました。
様子が気になってその後何度も見に行ったのですが
子猫はずっと同じ場所のまま。
しかも体は冷たくなってくるし
お腹をすかせて鳴き続けている。
あの猫は母猫ではなかったか、
もしくは子育てを放棄したか。
いずれにしてもそのまま見捨てる事が出来なかった彼女は
とりあえず会社に連れて行き保護しました。
しかし、彼女も会社の人達もみんな猫を飼える環境ではなく
どうしたらいいか迷っていました。
まずは今晩をどうするか・・・
彼女が家に連れ帰る事が出来ず、
親戚のおばさんに一晩だけの約束で預かってもらったそうです。
この方は鳥を飼っており、雛を育てた経験もあり
猫でも何とか面倒が見れるだろうとの事でした。
生まれたばかりの子猫たちは1時間おきにミルクを欲しがり
ほとんど寝ずのお世話をしてくださったそうです。
その一方で友人は動物病院や色んな所を当たって
里親探しを一緒にがんばろうと考えていました。
ところが今朝になり彼女のお母さんと
預かってくれていた叔母さんの判断で
動物愛護センターに連れて行かれました。
そこには深い理由があったからです。
実は友人は10年ほど前に大病を患い
その関係で今月もちょっとした手術を受けたばかりでした。
お母さんは彼女がまだ本調子ではない事
免疫力が落ちている事などを知っており
何より彼女の体を心配しています。
叔母さんには1晩だけの約束でしたが
たった一晩だけでもかなりお疲れだったそうです。
まだ目も開けていない子猫の世話、
簡単ではないですから・・・
里親が見つかるまでの間とは言え
誰も世話が出来る人がいない。
確かにもう少しだけ時間をもらえたなら
何か手はあったかもしれませんが
お母さんにしてみれば娘と子猫、
どちらが大切かは明白。
叔母さんにしてもたった一晩とは言え
付きっ切りでお世話をすれば
きっと情も湧いていたでしょう。
それでも心を鬼にして決断されたのです。
お二人を責める事は出来ません。
友人は安易に動物を助けてしまった事を
心から悔やんでいます。
確かに最期まで面倒を見切れるのか考えず
安易に動物を拾ってきたり野良猫達に餌をやるのは
良くないと言われています。
それでも今回は側溝に落ちてる猫を助けたいと
自然に湧き上がる想いから起こった出来事。
ただその辺に捨てられていた子達を拾うのとは
状況が違うと私は思います。
今回の事で彼女はとても傷つきました。
まだ出来る事があるのに
やれずに途中で諦めなければならない悲しさ、悔しさ。
自分の事を想ってくれるが故のお母さん達の行動。
その愛が分かるからこそ
余計に自分が安易にしてしまった事に深く心を痛めています。
今回の事を通して学ばなければ・・・
そう言っています。
それは役に立てなかった私も同じ。
どうか自分を責めないでね。
あなたは出来る限りがんばろうとしてました。
簡単に諦めたわけではありません。
動物愛護センターに行ってしまっても
奇跡が起きて誰か優しい人に育てられる事を信じよう
今回の事で改めて猫ちゃん達を保護して育てている
みみままさんや
べるがもっとさんの偉大さを痛感しました。
お二人をはじめ大勢の方が動物を保護されています。
そんな方々の愛に心から敬意を表したいと思います。
お騒がせして本当にごめんなさい。