毎年恒例の「春待ち二人会」♪
昨年は文枝さんの襲名披露となりましたが
今回はいつもの通りの二人会。
ただ、今回はいつも一緒に行く友人が急に行けなくなり
初めて母を連れて行くことに・・・
初めての落語にどんな反応するかと思いましたが
心配する必要もなく
大ウケで、涙を流しながら大笑いしてました
逆に笑い過ぎる母が隣で
私が少々引いてたかも
桂三幸 「立候補」
立川志の輔 「こぶとり爺さん」
桂文枝 「妻の旅行」
立川志の輔 「抜け雀」
桂文枝 「友よ」
ソチオリンピック閉幕直後だったので
三人とも“まくら”(本題に入に話すお話)だったので
ソチの話題を入れたり
ご当地ネタとしてFC岐阜を盛り込むあたり
やはり観客の心を掴むのが上手いです
どの話もかなり受けていましたが
長年連れ添った夫婦の愚痴話や
老齢期に入っての切実でコミカルな話など
ちょうど母には入り込みやすいネタだったんでしょうね
会場全体でも大変受けてました
ただ・・・
やや綾小路きみまろ的になり過ぎじゃない?
ギャク的な笑いよりももっと落語らしい世界を聴きたかったなぁ~
と言うのが正直な感想でした。
そういう意味では志の輔さんの「抜け雀」はさすがです
一文無しの絵師が宿代の代わりに屏風に雀の絵を書いたら
その屏風の雀がエサを食べに飛び出しまた屏風に戻ってくる。
それが評判となり・・・
そんな不思議なお話です
落語も何度目かになると
少々小うるさくなるのかもしれません
とにかく、母が大満足だったので良かったです
唯一残念なのは、
友達が行けなくなってしまった理由が入院と言う事
早く良くなるように祈ってます