豆猫日記 すべてはうまく行っている♪♪

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『大奥』&『王の男』

2007-01-10 21:44:51 | 映画
去年は過去最高の映画三昧の年でした。
今年もそのペースになりそうなスタートです!

新年1発目は華やかムードで『大奥』
ドラマの松下由紀主演のバージョンで『大奥』にハマってしまい、
映画も観てしまいました
出来は予想通り。
ドラマの映画バージョンそのもの。
そうそうたるキャストのお姉~様方に睨まれながら
絵島ふんする仲間由紀恵が凛とした美しさを誇ってました。
これを観るまでは、仲間由紀恵って
「棒読みの女優」と言うイメージしかなかったけれど、撤回!!
怖~いのお姉~様方に負けず劣らず、どっしり存在感ありました。
真の強さが魅力の絵島に対して
男に頼らずには生きていけない弱い女「月光院」を
井川遥がなりきってました。

なぜか一番印象に残ったのが、絵島が着ていた金魚柄の打ち掛け。
白地に赤の金魚が泳ぐ、なんとも珍しいお着物でした。


『大奥』続いて観てしまったのが『王の男』
以前予告を見て気になっていたけれど、見逃していた作品。
それがまだ上映されていたので、勢いでこちらも鑑賞。

大奥が将軍家のドロドロ模様としたら
こちらは韓国版、王家のドロドロ物語り。

あるきっかけで王に気に入られた芸人達。
宮廷で王の求めるまま芸を披露するが、その中の一人の女役コンギル。
何も知らなければ本当の女性と思えるほど美しかった~
偶然か『大奥』に出ていたミッチー事、及川光博にそっくり
悪名高き暴君の王に気に入られてしまったコンギル。
実はこの暴君も勢力抗争に巻き込まれ、子供心を深く傷つけられたゆえの事。
体は大人でもまったくの子供。
この暴君に気に入られてしまったコンギルをめぐって
宮廷が荒れてしまう。

国が違っても、権力のある所に争い事は絶えないのね・・・
などと変な所で感心してしまった

それにしても、芸人役の二人。
スタントではなく自ら綱渡りの芸をしているように見えたけど
本当にやってるならすごい
役者魂を見ました


設定は随分ちがうけれど、どちらも切なさの中に
真の愛で心を通わせる喜びを伝える映画でした