気 楽 荘

趣味の事やら、日々の事、
思いつくままお気楽に。

東ベルリンから来た女

2013年02月15日 | 「 えいが 」
もっと、サスペンスやスパイ的な要素が
強い作品かと、勝手に思い込んでいた。

淡々と展開する話に、最初はじりじりしたが、
途中からは別の意味で、どうなるのか?
どういう結末になるのだろうと見ていた。
今までに、ベルリンの壁を越えようとして
悲惨な結果になるシーンを盛り込んだ映画は
何本か目にしたが、この映画では
壁は出てこないし、田舎が舞台のためか
それほどの悲壮感は感じられない。
でも、登場人物の多くが「ここでは
幸せになれない」と感じているのが
伝ってきたような気がする。
そんな話の中で、彼女が下した決断。

二人のその後が知りたい気がしなくもない。
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ルビー・スパークス

2013年02月15日 | 「 えいが 」
若くしてベストセラー作家になった男が、
タイプライターによって現実世界に
紡ぎだしたのは理想の彼女だった。

途中までは、男の願望全開。
ところが、願望が自我を持って
動き始めると、男はそれを
抑制しようと図る。が、一度芽生えた
自我に後付の性格を書き込んだところで、
上手くいくはずもなく、なんだか分からない
キャラクターへ・・・。
事情を知る唯一の兄の忠告を聞き、
魔法を封印するが、今度は猜疑心や
嫉妬に駆られて、再び魔法に手をだす。
今度は、自我を束縛するために・・・。
ここからは、ホラーかと思う展開に
ハラハラさせられた。

どこかで見たようなシチュエーションではあるが、
この映画の見所は、ルビーのキャラクターに
つきると思う。
「こんな魅力的な妄想が実際に目の前に
現れたら、誰もが暴走してまうわ」と思ったのは
僕だけではないだろう・・・。
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