ぎりぎりセーフ、今日までの展示会に行ってきました。
千葉市美術館「義経展~源氏・平氏・奥州藤原氏の至宝~」
もちろん、私の目当ては「奥州藤原氏の至宝」です。ココ限定。頼朝なんて嫌いだぁ。
ただ、そんなにいくつも詰まってる展示内容で、果たして奥州藤原氏の品がどれだけ集められて展示されているのか、正直あんまり期待してませんでした。いちおう、「特別協力」として中尊寺の名前(?)があったので、何らかのお宝は来てるのでしょうけれども・・・と。
しかし!凄かったです。大満足。しかもなにやら思わぬ収穫もいろいろ。
まずは追体験の素晴らしさを体感。
さすが美術館で、歴史の重さよりは美術品の美しさを求めるためか、品々を「当時の姿」つまりぴかぴかきらきらな姿に復元したものがたくさんあって、当時の人の気持ちを共感できたような気がしました。この追体験ってやつ、思ってる以上に歴史研究の上で大事なことなんじゃないかなぁと思ってみたり。
そして、美術館展示にありがちな、展示物の年代を無視した展示でないのがありがたかったです。きちんと、作成年代と所蔵者(所蔵場所)が明記されていて。
ただ、別々の場所、別々の時代の物が隣り合わせで並べられてたりする箇所もあったので、脳みそフル回転でした。思わぬところで「秀衡寄進の小太刀」なんてものが置いてあって、油断ならなかったです。
そして充実の平泉ゾーン。
まずは正面に、金色堂の模型。でっかい模型。中もしっかり作ってあって、これまた螺鈿きらきら、金色もぴかぴか。うっとりです。・・・平泉、また行きてぇ・・・。
三代の姿絵とか棺に入ってた金塊とか紺紙金銀字交書一切経とか迦陵頻伽の装飾品(字が出ません・・・)とか、いろんなものと「再会」できてシアワセでした。
さらに、思わぬ発見もいくつか。
例えば先ほどの「秀衡寄進の小太刀」。和歌山県のとある神社に寄進された物だそうです。どういった関係の神社なんでしょうか・・・。
とか、白水阿弥陀堂を建立したと言われている「徳尼」サマ(秀衡の妻、あるいは妹。妹だと、基衡の実の娘だよなぁ)の坐像が、山形県のあるお寺から出品されてたり。こちらは、「徳尼が、平泉滅亡の際に家来を連れてその地に逃れてきた」という伝承があるのだそうです。
などなど、けっこう奥州藤原氏通だと自負していたのに、まだまだ知らないこと多いなぁと、知的意欲を刺激されてしまいました。
ああ、もっと早く行きたかったです。そしたら二度くらい観に行ったのに。
千葉市美術館「義経展~源氏・平氏・奥州藤原氏の至宝~」
もちろん、私の目当ては「奥州藤原氏の至宝」です。ココ限定。頼朝なんて嫌いだぁ。
ただ、そんなにいくつも詰まってる展示内容で、果たして奥州藤原氏の品がどれだけ集められて展示されているのか、正直あんまり期待してませんでした。いちおう、「特別協力」として中尊寺の名前(?)があったので、何らかのお宝は来てるのでしょうけれども・・・と。
しかし!凄かったです。大満足。しかもなにやら思わぬ収穫もいろいろ。
まずは追体験の素晴らしさを体感。
さすが美術館で、歴史の重さよりは美術品の美しさを求めるためか、品々を「当時の姿」つまりぴかぴかきらきらな姿に復元したものがたくさんあって、当時の人の気持ちを共感できたような気がしました。この追体験ってやつ、思ってる以上に歴史研究の上で大事なことなんじゃないかなぁと思ってみたり。
そして、美術館展示にありがちな、展示物の年代を無視した展示でないのがありがたかったです。きちんと、作成年代と所蔵者(所蔵場所)が明記されていて。
ただ、別々の場所、別々の時代の物が隣り合わせで並べられてたりする箇所もあったので、脳みそフル回転でした。思わぬところで「秀衡寄進の小太刀」なんてものが置いてあって、油断ならなかったです。
そして充実の平泉ゾーン。
まずは正面に、金色堂の模型。でっかい模型。中もしっかり作ってあって、これまた螺鈿きらきら、金色もぴかぴか。うっとりです。・・・平泉、また行きてぇ・・・。
三代の姿絵とか棺に入ってた金塊とか紺紙金銀字交書一切経とか迦陵頻伽の装飾品(字が出ません・・・)とか、いろんなものと「再会」できてシアワセでした。
さらに、思わぬ発見もいくつか。
例えば先ほどの「秀衡寄進の小太刀」。和歌山県のとある神社に寄進された物だそうです。どういった関係の神社なんでしょうか・・・。
とか、白水阿弥陀堂を建立したと言われている「徳尼」サマ(秀衡の妻、あるいは妹。妹だと、基衡の実の娘だよなぁ)の坐像が、山形県のあるお寺から出品されてたり。こちらは、「徳尼が、平泉滅亡の際に家来を連れてその地に逃れてきた」という伝承があるのだそうです。
などなど、けっこう奥州藤原氏通だと自負していたのに、まだまだ知らないこと多いなぁと、知的意欲を刺激されてしまいました。
ああ、もっと早く行きたかったです。そしたら二度くらい観に行ったのに。