モルツーの日々@競馬と本と日本史他

本が好きな書店員(出版社営業部から書店員に出戻りました)。史跡巡りの写真を素敵に撮りたい。馬も好き。

読書記録2009年3月

2009年03月30日 | 書籍紹介と読書記録
今月は3冊でした。


『江戸語 東京語 標準語』(水原明人 著)
江戸っ子のコトバと標準語って違うし、じゃあ標準語ってどこのコトバだよ??
と思ってました。現在の「標準語」の成り立ちを知ることができる本。

『平泉 自然美の浄土』(大矢邦宣 著)
平泉展に行って、まんまと買って帰ってきました。
読みやすく、エッセイのようなカンジ。

『納棺夫日記』(青木新門 著)
流行に乗ってみました。「おくりびと」の原案本。
前半の、著者の仕事についての部分も面白かったですが、
後半の「人生感・生死感」も、興味深かったです。


偶然ながら、平泉本と納棺夫本で立て続けて「浄土思想」に触れまくりました。
「死」を見つめることは、生きてる自分を実感することでもあるようです。

アルゴリズム行進

2009年03月30日 | 日々のできごと
『アニメ MAJOR』を観るために少し前からテレビをつけていると、たいてい『ピタゴラスイッチ』→『忍たま乱太郎』を見ることになります。
そこでみかけてしまいました。アルゴリズム行進。

アルゴリズム体操の次バージョン・・・ですか。
(それとも昔からあったのか?)

まず「1人バージョン」を見せられ、その時はその凄さ、まだ分からず。
その直後に「完成形バージョン」を見せられ、爆笑しつつ感動してしまいました。
かえるのうたを輪唱するようなカンジで、輪唱しながら行進体操をするのです。
難しそう・・・。

百聞は一見に如かず。
親御さん&お子さんに限らずとも、一見の価値アリです。

↓↓↓
分かりやすく解説してくれてるページがあったので、ご紹介。
コピー&ペーストでどうぞ。

http://kyouhou.fc2web.com/algorithm/algorithm.html

ハナをかむキム・ヨナ

2009年03月29日 | 日々のできごと
あのかわいいキム・ヨナも、かんだ後についティッシュを見てしまうのね
とゆー発見のあったショートプログラム。
冷たい空気を吸うからか、フィギュアスケート選手はマイティッシュを箱で用意するもので。
(スピンを「脱水機」と表現したのは安藤だったか村主だったか恩田だったか・・・)

致し方ないコトとはいえ、そんなシーンは映さないであげて!
と、オバチャンは思うのです。
たぶん本人は気にとめちゃいないと思うけど。

ribbon

2009年03月26日 | 日々のできごと
先日買ったiPod nanoに曲を入れてもらうため相方が持ってるCDの話をしていた時、
「ribbon」の名前が出ました。

今から・・・え~・・・15年くらい前?ん?20年??
「COCO」の少し後に出てきた、三人組のアイドル。
いまや実力派女優になってる永作博美が、そのうちの一人でした。

懐かしくて。
友達と役割決めて、踊ってたナ・・・。
などとゆーことを思い出しました。

そして、実家からribbonのCDを持ってきて聞いています。
懐かしさよりも、なんだか曲が新鮮で。
今やこんなふうに「味が濃い」カンジの曲って少ない気がする。
Windows MeのマイマシンではiPodに入れられないのが悲しいトコロですね。しょぼん。

『ドラゴンボール 改』って!?

2009年03月25日 | 日々のできごと

春からの新番組です。
『ドラゴンボール改』。
KAIで、改、だそうで、こう見るとなんだか渋いですが、ロゴはもうちょっとサマになってるカンジです。
(実物はフジテレビHPや、東映アニメーションHPへどうぞ)

どうやら、「Z」の、かつての映像をなんたらリマスターだかなんだかしてキレイにして、
音楽も新しくして、そして「豪華キャスト大集結」と言っているのでセリフも取り直しなのでしょう。

そうきたか・・・と、思いました。
ドラえもんのような「交代」だと、ずいぶん違った雰囲気になってしまうし、
かといってただの再放送ではどうしても「古臭い」カンジがするし。
で、「音」だけ新しく。と。

リメイクだとたぶん違和感がありすぎて付いてこないだろう旧世代(私の世代のコトだ)と、一方現役バリバリでテレビアニメに夢中になるその下の世代(今の小学生くらい)と、繰り返し再放送をどこかで見かけてきたそれより上の世代、全てを丸ごと取り込む、見事な策だと思います。

少なくとも、かつてどっぷりDBワールドにハマっていたアラサーのワタクシ、完敗。
不覚にも、ちょっと楽しみです。
・・・ベジータ役の堀川亮氏、大好きだったんだよなぁ・・・。
今や『名探偵コナン』の服部役でしか見かけなくなってる声優さん・・・しかもあの悪役声が聞けるなんて、あぁ、もう・・・・・・鼻血吹きそう。

4月5日(日曜日)、朝9時からだそうです。


ライバル日韓WBC

2009年03月24日 | 日々のできごと
熱い戦いでした・・・。

職場の応接室のテレビの前も、近くの駅ビルの特設テレビの前も、営業さん曰く家電店のテレビの前も、人だかりでした。
加えて、ケータイ画面に見入って立ち止まる人々。ワンセグって、こんなに普及してたんだ・・・などと新たな発見をしてる場合ではなかった、本日お昼過ぎ。

なんとステキな展開だったことか。

アジア同士の決勝ってのが、まず、凄いと思うのです。
これはたぶん、日韓がお互いに相手をライバル視してたことも大きな理由の一つではないかと。
「アイツにゃ負けねぇ」って気持ちが、両チームを決勝まで勝ち登らせたような気がします。
でもって、あの接戦。
点を取って取られて。
仕事に戻るタイミングを逸してしまいそうなほどの手に汗にぎる展開。
そして極めつけにイチロー。
映画か何かのような展開。
出来すぎでしょう。参ったね。
まーくんとハンカチ王子が対決した、あの甲子園を思い出しました。
あれも、小説のようなライバル対決でした。
あの時も、出来すぎだよ。と思いました。


面白い試合をありがとう。
次も楽しみにしています。
目指せ!3連覇!!

センチメンタルなのはこの雨のせい??

2009年03月22日 | 日々のできごと
1000年前の建築物は、貴重です。
では、例えば50年前の建築物は貴重ではないかというとそうではなくて、あと950年経った頃には「1000年前の建物」となるわけで。
そして、1度でも燃えて無くなってしまったら、それまでなわけで。

旧吉田茂別邸。

文化財として残されていることを知りませんでした。
まだ年月の浅い文化財でしょうが、それでも後世に残していければ1000年後には「1000年前の建物」となるわけで、非常に残念でなりません。
そして同時に、今残っている「1000年前の建物」は、さらに1000年後には「2000年前の建物」になるのだよな。
・・・などと、当たり前のことを考えてたりしています。
どうか、貴重なタイムカプセル達が未来に届きますように。

iPod nano 購入♪

2009年03月15日 | 日々のできごと
がまんしきれず、買ってしまいました。iPod nano。
でも、私のパソコンはWindowsMe。
iTunesが使えません。
仕方ないので、その場で相方に預け、何か曲を入れてもらうことに。
早く、通勤中に聞きたいです。

なんか、ソリティアなどのゲームもできるらしいッスね!?
うきうき。

平泉~世田谷美術館~

2009年03月14日 | 奥州藤原氏
初日に行ってきました。意気込み充分。
平泉展。
しかも、大矢邦宣氏の講演も聞いて来ちゃいました。整理券ゲットして。
あんなに集中して人の話を聞いたのは久しぶり。
メモとか取って、聞いてしまいました。

非常に満腹。

展示の目玉は、やはりあの仏像でしょう。
普段は、とても近づけない金色堂の、さらに中にいらっしゃる仏像さまがた。
それを、1メートル未満の距離まで近づいてじっくりとこの眼で見ることができます。
もちろん展示はガラスケースの中ですが、通常の状態であればあんなにしげしげと細部まで見ることは叶わないワケで、ここぞとばかりに見まくってきました。
仏像の背後とか。

その次は「紺紙金銀字一切経」。
紺色の紙に、金文字と銀文字を一行ごとに色を変えて書いた写経。
キレイです。
金文字だけのものは中央政府でもやってましたが、銀字を交えたものを作ったのは、日本では平泉だけ。(元ネタは中国にあるそうですが。)
色の珍しさだけでなく、お経の前部分に描かれている絵にも珍しさが。
普通はもっとカタイ題材の絵柄になるその部分に、形式ばらない、自由なモチーフの絵が描かれています。その部分の絵だけ見ても楽しめるカンジ。
かつて豊臣秀吉によって、平泉から高野山へと大部分が移されてしまったのですが、今回のこの展示では、それらを合わせて展示してくれているとのこと。

そして、さすが美術館での展示。
螺鈿での装飾を、復元して展示してくれてました。
キレイなんだ、コレが。
レプリカであるとはいえ、当時の様子を想像するにはサイコーの展示。
黄金と螺鈿細工で飾った金色堂内部は、さぞかし光溢れる空間だっただろうと、うっとりしちゃいました。

他にも、透かし彫りのようにして作ってある荘厳具の展示もステキなコトに。
上からのライトに照らされて透かし彫りの模様が落とす影もその模様のままで、魅入ってしまいました。意図的なのか偶然なのか・・・いやでも「さすが美術館!」と思わせられました。意図的だと思いたい!

そして、中尊寺で売ってるあの「衡年茶」を、ミュージアムショップでゲット♪
懐かしの味なのです。あの緑色巾着風の袋もステキ。


困ったことに、4月に入ったところで展示が一部交代するらしいのです。
もちろん、それを観に、また行きます。