モルツーの日々@競馬と本と日本史他

本が好きな書店員(出版社営業部から書店員に出戻りました)。史跡巡りの写真を素敵に撮りたい。馬も好き。

振り返る

2011年12月31日 | 日々のできごと

つらつらと、2011年を振り返ってみてます。

困ったことに、震災前の1月・2月のことがあまり思い出せないのですね。
311のインパクトが強すぎて。
直前は、ナルニア国物語を観にいってたり、友達が出産してたり、それなりの「マイニュース」はあったのですが。

震災の時に加えて、台風の時にも会社から帰れなくなったのも一大事でした。
まさか年に二度も似たような事態に見舞われるとは思わず、そのことがショックでもありました。
家の近所に勤めるのが良いのかも、と真剣に考えたりして。

震災のことや、会社を辞めてく若い新人がゼンゼン違う職業を目指して旅立っていく姿を見て、人生を見つめ直しちゃったこともありました。
人生の時間を有効に使わなければバチあたりだな、なんて考えて。
東日本大震災のことは未だににショッキングですが、考える機会を与えてもらったのは収穫だったかな、と。

ここ数年悩まされていた体調不良とうまく付き合えるようになってきたのも、今年の収穫。
年末には飲酒を復活させることができました。
(そのわりに血圧の異常だかなんだかで電車内で気持ち悪くなってたりしましたが)

体調がやや上向いて気軽に出掛けられるようになったことと、震災のショックで「やれることはやれるうちにやっておこう」と思い、あちこち出かけた年でもありました。
一度は観に行ってみたかったバレーボールの試合を観に行ったり、平泉に行ったり。

そう!平泉!!
今年一番のマイニュースは、「平泉が世界遺産になったこと」な気がします。
今夜の「ゆく年くる年」では、中尊寺がキーステーションになるとのことで、
http://www3.nhk.or.jp/pr/keiei/shiryou/soukyoku/2011/12/002.pdf
とても楽しみです。
録画予約済みだったりします。


話が逸れましたが、ともかく、今生かされていることを忘れずに、周囲の皆さまへの感謝の気持ちを常に意識して、来年もまた、一年恙なく過ごせる様に祈りたいと思います。


皆さま、本年も大変お世話になりました。
来年もよろしくお願い致します。

良いお年を!


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年末は『風光る』が出る

2011年12月15日 | 書籍紹介と読書記録
風光る 31 (フラワーコミックス)
クリエーター情報なし
小学館


気がつけば、私が唯一、毎巻発売のたびに買ってるコミックスになってます。
『風光る』

とても分かりやすく「年2回の発売」なので、買い逃しが無いのがミソかと。
6月と、12月です。
なので、今月、出ます。
12月26日発売だそうです。
いよいよ私の脳みそにも「年末感」が届いてきました。
漫画が風物詩ってどうなのよ!?と思いながらも、34歳の一年が暮れてゆきます。

あ。
買いそびれてる方へ。
30巻はコチラです。

風光る 30 (フラワーコミックス)
クリエーター情報なし
小学館

今年の6月に出たものです。


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らんまドラマ、結局楽しんだ

2011年12月10日 | 書籍紹介と読書記録

初めて好きになった漫画作品でした。
(・・・メイキング番組で新垣結衣も同じこと言っていて、世代差を忘れて喜んでしまいました。)

小学生の頃、父が何故か出張土産で『らんま1/2』の第7巻を買ってきてくれたのです。
当時、父が仕事の関係で毎週「週刊少年サンデー」を買って帰ってきていて、私が『らんま』を好んで読んでいることを知っていたので買ってくれたのだと思います。
なぜ出張土産が漫画??と聞いたところ「新幹線のキヨスクで見かけた」とのことで、真意は分かりませんでしたが(今になって思えば単に自分が暇つぶしに読んでみたかっただけかと思いますが)、ともかく小学生の私の漫画好きはそこから始まったのでした。
以来、1~6巻を買い集め、8巻以降も買い集め、その後は新刊が出るたびに買っていましたし、アニメ化に喜び、キャラクターCDも買い集め、カレンダーも毎年買ってたという、ディープなハマりっぷりをしてました。

そんな思い出の『らんま1/2』。

実写ドラマと聞いたときは、正直目の前が真っ暗になりました。
「『らんま』を穢してくれるな」と。
しばらくして気持ちが落ち着いてからは「ま、これで話題になって作品が思い出されて、原作を読みかえしたくなる人が増えて本が売れれば良いか」という程度には思えるようになりました。
しかし、俳優さんたちの「扮装」写真を見たあたりから、ハッキリと肯定的な気持ちに。

らんまくん、かっこいいよ!
あかねちゃん、かわいいし!
女らんまもかわいいし!
早雲さん!!!原作そのまんま!
東風先生も久能ちゃんも五寸釘くんまで!!
キャラの雰囲気の特徴をしっかりと押さえてるカンジが、私の「あ、これはしっかりしたものを作ってくれているぞ」という安心感・信頼感に繋がったのだと思います。
なにより、五寸釘くんというチョイスをしていたことがポイントが高かった。
単にそれっぽいキャラ(良牙くんとかシャンプーちゃんとか)を次々登場させてドタバタするだけで終わるような話題作り的作品ではなく、ちゃんとした作品を作り上げてる気配が、この「五寸釘くんというチョイス」から伝わってきたのです。

メインキャラを差し置いて五寸釘くんというサブキャラを出してくる意図は、実際にドラマを観たらやはり非常に納得でした。
「学校」が鍵になってくるストーリーで、確かにそこに通っていないキャラを出してきてしまっては纏まりがつかなくなってしまっただろうと思いました。
やはり、「人気キャラを出してきて話題になればそれでヨシ」などという作品ではなかったのです。
作り手側の『らんま1/2』という作品への愛を深く感じることができました。

また、かつての「らんまファン」に対する心配りというか「くすぐり」も各所に。
ナレーションが永井一郎(八宝菜じーさん役の声の人)。
東風先生がベティちゃん(実物大骨格標本)と一緒に登場しながらなんの説明も無くスルー!
パンダのセリフ看板健在。
らんま母の設定もちゃんと原作そのまま。(マニアック!)
あと、違和感なく実写を観られた要素の大きな一つが、らんまのしゃべり方。
口調とか語尾のカンジとかが、アニメの山口・林原にとてもよく似ていました。
男らんまに関しては声も時々似ていて、ディープならんまファンだった私の深層心理が納得させられてしまうそういった工夫が、たぶんあちこちに仕掛けられていたのではないかと思います。

実に「作りこんである」ドラマ作品で、とても満足でした。

もちろん、久能ちゃんのキャラがあまりに現実離れしていて実写だとちょっと苦しかったり、なびきねーさんが高校生じゃなさそうな設定だったり、東風先生も初耳な設定だったりと、所々ひっかかる箇所はありましたけど、それを補って余りある完成度の高さでした。


今、三十代の私。
子供の頃好きだったあれこれが「復活」することがよくあります。
中にはトンデモなものもありますが、今回の『らんま』のように大満足できるものに出会えると、撮影技術の進歩とか演出ノウハウの進化した「現在」が、とても愛おしくありがたいものに思えます。

ドラマ『らんま1/2』。
続編希望です。
だって、Pちゃんがまだ出てきてないし!!


↓ 原作を読みたくなったら大人買いGO!!

らんま1/2 全38巻完結(少年サンデーコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]
高橋 留美子
小学館



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読んでたよ。。。ふー

2011年12月06日 | 書籍紹介と読書記録
名もなき毒 (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋


ブクログがTwitterで教えてくれたんです。
「新刊が出ましたよ」と。
見てみたら文庫版の紹介だったから、もしかしたら単行本で読んでるかも、とはチラッと思ったのです。
でも、本屋さんでちょこっと中を見たところ、覚えがなかったのですね。
じっくり見ちゃったらネタバレしちゃうから、チラチラと見たのですよ。
で、知らないな、と思って買って帰ってきたのですよ。

そしたら。
えぇ、案の定。

読んでたわー。
2006年の年末に。
私、中学生の頃から読んだ本のタイトルをノートに記録しているので日付まで分かっちゃいますわよ、12/21。
約5年前になりますわねぇ。

やれやれ。

仕方ないので、読もうと思います。

あー、もう。
やれやれ。


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歩く

2011年12月05日 | 不健康記録

先月、立て続けに今までになかったタイプの不調に見舞われました。

まず、電車内で吐き気・胸焼け・手足のしびれ。
(並大抵の痺れではなく、手の指を軽く曲げた状態から自分の意志で動かせなくなるほどの痺れ)
急行だったのでどうなることかと思いましたが、席を譲ってもらえてどうにか「急病人」になることなく次の駅までがんばることができ、ベンチで休むうちにどうにか復活。
我ながら呆れるのですが、悪い顔色のまま会社に行き一日働いてきました。

また、その二週間後には「下痢腹痛」と同時発生の「顔面蒼白」と「気持ち悪さ」。
この時はさすがに仕事をすることは出来ず(なにせ机に突っ伏してしまうほどの気持ちわるさ)、私の顔色を見て見事にびっくりしてくれた社長に早退届けを出して帰ってきました。


電車内で気持ち悪くなった時は「貧血だ」と思いました。
なので、市販の貧血薬を飲んでいました。
それなのにまた同じような症状。
「貧血」ではないのかもしれない、と思い考えるうちに、「低血圧」に思い至り、あれこれとしっくりきました。

ここ数年の胃腸の悪さも、臓器の血のめぐりが悪く働きが弱まっているためではないか、と。
低血圧。
確かに朝、目は覚めてるのに布団からなかなか起きられないし。
午前中は不機嫌だったりするし。
ずっと貧血だと思っていたけど、低血圧がひどくなって、その症状であれこれ不具合が出ているのではないかと思い至ったのです。
昔から低血圧ですが、それが時々シャレにならないほど低くなってるんじゃないかと。

では、どうしたら良いのか。
ネットで検索しました。
すると、「運動」なのだそうです。
一日10分でもいいから、と。
運動、確かに、してないです。
乗馬も最近ゼンゼン行けてないですし。
てゆーかそもそも、乗馬は毎日どころか毎週行けるわけではないので、「少しずつ継続するタイプの運動」ではないわけで。

そこで、歩くことにしました。
通勤の一部を徒歩に。
最寄り駅から2つ向こうの駅まで、朝、歩いてます。
約40分。
歩くことは苦ではないですが、その分早く布団から出なければならないところに葛藤があります。
今のところ、週3日は出来ています。
11月半ばから始めて。
まだまだ「続けてる」とは言えないレベル。
今後もちゃんと続けられるか。

乞うご期待。


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