土曜朝の更新ですんません。
今週は2頭いました。いずれも中京。
土曜中京5R 1400m 芝
タイセイドリーム (母:モアザンベスト )
矢作芳人(栗東)
武 豊
日曜中京5R 1600m 芝
ヒシパール ユーコーバンベール
佐々木晶三(栗東)
幸 英明
以上。
土曜朝の更新ですんません。
今週は2頭いました。いずれも中京。
土曜中京5R 1400m 芝
タイセイドリーム (母:モアザンベスト )
矢作芳人(栗東)
武 豊
日曜中京5R 1600m 芝
ヒシパール ユーコーバンベール
佐々木晶三(栗東)
幸 英明
以上。
生姜で元気! 夏レシピ(国産おろしスプーン付) | |
クリエーター情報なし | |
世界文化社 |
2012/6/12発売。
amazonのページを見たら、この付属スプーン欲しくなりました。
手を離しても倒れないのだそうです。
冷え性の私は、「夏こそ生姜だろ!」と思うわけで、1470円でスプーンもレシピも手に入っちゃうコレはかなり気になります。
「落ち込み気分」が続いたときに読む本 | |
クリエーター情報なし | |
すばる舎 |
・・・そんな時が実は私にもあります・・・って言ったらヤバいことになるかしらん。
どうしようも無いときがあるんですよ・・・ホルモンバランスってやつですかね。
自分でも「これはネガティブモードに入ったな、だから気にせず過ごすほうが良いんだよな。・・・でもちょっとしたことで落ち込む現状、どうしようもないんだよ!」という時が。
そんな時期を助けてくれるんじゃないかと思うと、欲しい1冊です。
2012/6/21発売。
瓦が語る日本史: 中世寺院から近世城郭まで | |
クリエーター情報なし | |
吉川弘文館 |
2012/6/21発売。
瓦を乗せる建物って、昔は特別な、重要な建物だったのです。
なので、「遺跡から瓦が発掘された!」なんてことになるとタイヘンなわけで。
そんな瓦による、日本史。
瓦のデザインもそそります。
犬の日本史: 人間とともに歩んだ一万年の物語 (読みなおす日本史) | |
クリエーター情報なし | |
吉川弘文館 |
2012/6/15発売。
面白そう!でも2205円もするー!!!
・・・と、思ったら。
以前(2000年2月)に新書で出てるじゃないですか。
品切重版予定無か絶版になったから今回の出版になったようですが・・・。
えー・・・。
すいません、消費者としてやっぱ中古でも安い方が良いです・・・。
犬の日本史―人間とともに歩んだ一万年の物語 (PHP新書) | |
クリエーター情報なし | |
PHP研究所 |
介助犬を育てる少女たち -荒れた心の扉を開くドッグ・プログラム- | |
クリエーター情報なし | |
講談社 |
アメリカの話だそうですが、介助犬ってことで気になります。
双方利点があるシステムを作り出すところに合理主義的なアメリカを垣間見る気がします。
2012/6/14発売。
外見オンチ闘病記―顔が変わる病「アクロメガリー」 | |
クリエーター情報なし | |
かもがわ出版 |
山中登志子(著)
ツレと同じ病の人の、闘病エッセイ。
ツレも、アクロメガリー(先端巨大症)です。
ホルモン調節を司る脳下垂体に腫瘍ができてしまったことでホルモンバランスが崩れてしまう「脳下垂体腺腫」という病気。
その中で、成長ホルモンの分泌が過剰になるパターンが、先端巨大症です。
必要以上に分泌されて行き場を無くした成長ホルモンは、カラダの先端・・・手先・足先や顔だけを成長させてしまいます。
結果、額やあごや鼻が大きくなります。
ツレは男性である上にあまり身なりに気を使わないタチなので、自分の風貌の変化にも「いやぁ、個性の範囲内かなって・・・」と、かつて言ってたことがあります。
(いつになく歯切れが悪かったのは、もしかしたら何か内面の葛藤があったのかもしれませんが)
ついでに私もあまり人と違うことを気にしないタチなので、個性的で強そうな風貌に惹かれて付き合い出しちゃいましたし。
(あれ?むしろ拘ってることになるのかな。。。とりあえず私も「個性の範囲内」程度にしか思わなかったのです。)
なので正直、何故この著者がこんなにも自分の顔つきにコンプレックスを持って卑屈に日々過ごしていたのか、共感しきれませんでした。
巻末の写真を見ても、発病前の子供の頃は確かに「かわいい」と褒められまくっただろうなぁと思われるレベルの可愛さですが(NHKアナウンサーの小野文恵にちょっと似てる)、変化後の顔もそんなに卑下するほどじゃないように、私には思えるのです。
「いるいる、こーゆー女性」と思える範囲。
ただ、周りは「気にしなくていいんじゃない?」と思っても本人は「こんなハズじゃない。この顔は自分じゃない。」と思い悩んでしまうものなのでしょう。
その両者のギャップこそが、アクロメガリーで苦しむ女性の、苦しみの根本にあるのではないかと思い至りました。
読んでる間は、なんでこの著者はこんなに卑屈になってるんだろう?とイヤ~な気持ちになることもありましたが、自分と著者とのそのギャップこそがこの本のテーマだよね、と、後から気が付きました。
その点で、同じ病で風貌に悩む人にとって、この本はとても有意義なものなのかもしれないな、と。
・・・ちなみに私は、読んでるうちに「ツレも風貌に悩んでたかな・・・私、デリカシーの無いこと言っちゃってないかな・・・」と余計なことを考える引き金になって正直かなり凹んでしまったのですが。
「でも顔が好きで一緒に居るんだからモンダイ無いよねっ」と浮上したのは数日後。
(え?いいよね??)
ところでこの「アクロメガリー」。
成長ホルモンによる病なので、外見の変化以外にも影響を及ぼします。
まず、癌になりやすい。特に大腸がんに警戒が必要とのこと。
また、先端だけでなく、内臓を大きくしてしまうこともある。
舌も大きくなるので、睡眠時無呼吸症も併発しやすい。(→ツレは確かに、いびきが酷く、しかも時々音が止まる・・・たぶん息、止まってる。)
腫瘍が大きくなれば、頭蓋骨の中での物理的な問題も出てきます。
下垂体の場所は、位置的には眉間の奥辺り。そこに出来たデキモノが膨れていくと、近くにあるのは視神経。
腫瘍に視神経が圧迫されて、見える範囲が狭まったり、視力が落ちたりといった視覚障害症状も出るのだそうです。
容姿云々よりむしろこれらの事柄が怖いわけで、ツレに腫瘍が見つかった段階ですぐさま手術の方針が取られたのは、このため。
ツレの手術は無事完了しましたが、腫瘍は少し残っているとのこと。
腫瘍がまた大きくならないように。
また、腫瘍に押しつぶされた下垂体の姿と機能が本来のものに戻りますように。
(ツレの下垂体さんは、素人目にMRI写真を見ても一目瞭然なほどぺしゃんこでした)
そして糖尿病や癌になりませんように。
(腫瘍を抑える薬の副作用で糖尿病のリスクは高まるとのこと)
その他もろもろの心配事があるのですが、知り合いが「病と付き合うってのは、そういうことかもねぇ」と言っていた言葉に深く頷きながら、腫瘍さんを宥めすかしつつ、折り合っていこうと思っている今日この頃です。
発掘された日本列島2012 新発見考古速報 (-) | |
クリエーター情報なし | |
朝日新聞出版 |
2012/6/13発売。
今年もこのシーズンが来ました!
いつも行くあのお店には入ってるハズ♪・・・というアテが無いかたは、ぜひ書店さんで取寄せ注文を!
ちなみに、江戸東京博物館では6/12-7/29が開催日。
もう始まってる!!
その他は、コチラの文化庁のページでご確認くださいませ。
http://www.bunka.go.jp/oshirase_event/2012/hakkutsu_2012.html
私の中で、いよいよ有川浩ブーム到来。
「モルツーが読んだらきっとハマるハズ」と言われていたのをずっと読まずにいたのですがふと読んでみたくなり、まず『クジラの彼』をiPhoneで読んでまんまとハマりました。
ただ、25歳くらいまで平気でライトノベルを読み、35歳の最近でもラノベを買うことに全く抵抗がない私からすると、「コレが一般小説のカテゴリーに入ってなおかつ売れるなら、アレもアレもイケるだろ」と思う気持ちは抑えがたく。
少し以前の物になるけれど、例えば『三千世界の鴉を殺し』(津守時生/ウィングス文庫)とか『野望円舞曲』(田中芳樹・荻野目悠樹/徳間デュアル文庫)とか『でたまか』(鷹見一幸/角川スニーカー文庫)とか。
そういえば最近、魔術師オーフェンのシリーズを一般書籍の売場で見かけた気がします。
今後は『スレイヤーズ』とかも進出してきちゃったりするんじゃないか、なんてね。
とはいえ「剣と魔法」の世界観はやはりヲタク色が強く、「ラノベ」カテゴリーになっちゃうかもですね。
SFも、どちらかと言うとそれに近いか・・・。
とりあえず、有川浩を読んでると実写ドラマではなくアニメの映像しか浮かばず、コレが「一般の人」に受け入れられてる現状をみると「時代は変わったなぁ」と感慨を覚えずにはいられないのでした。
クジラの彼 (角川文庫) | |
クリエーター情報なし | |
角川書店(角川グループパブリッシング) |
有川浩(著)
いきなりコレを読んでしまったので、「なんか同人誌みたい」と思ってしまった。
つまり、なにか本編があって、そのスピンオフであるカンジがしたのです。
しかも電子書籍で読んだので裏表紙の説明とかも読まないままだったので。
まさに、スピンオフ作品も収録されたものだったのですね。
ここから入ったことで、まずは「自衛隊三部作を読まねば!」と思ったのでした。
ちなみにこんな甘々作品・・・!私、けっこう好きです。
空の中 (角川文庫) | |
クリエーター情報なし | |
角川グループパブリッシング |
有川浩(著)
文句無しに面白い。
SF好きなので、まさにツボ。
未知との遭遇譚に加えて少年の成長譚。
そして飛行機。
全ての娯楽小説の中でも「傑作」の一つだと思う。
「なにか面白い小説、無い?」と聞かれたら、まずコレを勧めようと思うくらいに。
(既読の可能性は高いけどもね)
序盤、ディックの姿が現れる瞬間は、映像が目に浮かんでその壮大さに鳥肌が立った。
本読んでて鳥肌立つなんて久しぶり。
海の底 (角川文庫) | |
クリエーター情報なし | |
角川グループパブリッシング |
有川浩(著)
『クジラの彼』のあの人たちか!と、萌えた。
思いのほかヘビィな展開もあり、感情移入しまくり、のめり込んでイッキ読み。
三匹のおっさん (文春文庫) | |
クリエーター情報なし | |
文藝春秋 |
有川浩(著)
結局、少年が語り手になったなーと、途中、ふと思ったりしながら読んだ。
まだあまりキャラが完成してない気がするのですけどドウデスカ。
続編ではっちゃけてるのを期待。
塩の街 (角川文庫) | |
クリエーター情報なし | |
角川書店(角川グループパブリッシング) |
塩の街―wish on my precious (電撃文庫) | |
クリエーター情報なし | |
メディアワークス |
有川浩(著)
あー、覚えてるわこの表紙。と、電撃文庫版の表紙を見て思い出しました。
巻数が続いてるモノではないのに出版社オススメの印が付いてて不思議だったのです。
売れてるなら続編がバンバン出てくるのが定石なのに。
一般書の方へ行ってたのですね。納得です。
ただ、中身は確かに「電撃大賞」(ヲタク向けラノベ)の香りがぷんぷんと。
「上手な同人誌小説ってこんな感じダヨネー」と思わずにはいられませんでした。
どの登場人物の視点なのかの表現が不足したままストーリーが進むので読みづらかったですし、感情の説明が浅くて「登場人物が自分に酔ってるだけ」に見えることもしばしば。
まさに「発展途上の有川浩」を見る事ができて、興味深かったです。
「小説って目に見えない工夫がされてるものなんだなー」なんてことも見えたりして。
あとがきで著者自身が「(読み返したら体裁を整えたくなったが)拙いくせに、拙さを何とかごまかそうとすると成立しなくなるのです」と語ってらっしゃいました。
「恥ずかしいけど仕方ない!」というスタンスで角川文庫版を出されたのかなぁなどと垣間見えて、小説家ってタイヘンなんだなぁとか思ってみた次第です。
これだけを読んで「有川浩、大したことない」とは思わないで欲しいなと危惧。
阪急電車 (幻冬舎文庫) | |
クリエーター情報なし | |
幻冬舎 |
有川浩(著)
オシャレでした。
なんてゆーか。
あと、今のところ私の中で唯一「実写ドラマ」な映像で読める有川作品。
実際にドラマ化されているからという理由ではなくて、キャラクターのセリフとかにアニメ臭さが少なかった。
連作オムニバスだと思って読んでいったら、前の節で出てきた人がまた主人公になっていたりと、さすが有川浩、一筋縄ではいかないのねと、してやられた気分で小気味良かった。
図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫) | |
クリエーター情報なし | |
角川書店(角川グループパブリッシング) |
有川浩(著)
「本を守る」だなんて、そりゃあさぞかし全国の書店員さんのハートをわしづかみにしたでしょうよ、と。
そして、元書店員の私のハートもまんまとわしづかまれました。
『海の底』のように戦闘シーンも多い作品かと思っていましたが、「学園モノ」と言うほうがしっくりくるかなと。
「戦闘」より、「登場人物達に日々起こる事件の数々」的な印象。
「男性が多い団体生活に混ざってる元気少女とその友人」という構図は、よくある少女漫画のパターン。
私は、『花ざかりの君たちへ』を連想。
コミック版が「LaLa」での連載なのも、しかるべきところに収まってる気がします。
主人公を取り巻く世界と恋の行方にそそられて、この後、まんまとイッキ読みです。
ゼッタイ面白いことは分かってたので、ツレの手術待ち時間に現実逃避するためのアイテムとして、読みかけの巻とその次を持って病院に行きました。
「もっと集中して読めるときに読んだほうがいいんじゃないの?」とツレには言われ、まぁ結果その通り、さすがに手術時間が長引いてくると集中できなくなっていきましたが、最初の数時間はコレのおかげであっという間に過ごせました。
将来あの手術を振り返ったときに毎回思い出す、思い出のシリーズとなりましたです。
以上、有川浩ばかりを読んでた5月。
全作品制覇したいと意気込んでおります。