モルツーの日々@競馬と本と日本史他

本が好きな書店員(出版社営業部から書店員に出戻りました)。史跡巡りの写真を素敵に撮りたい。馬も好き。

佐藤竹善の新曲

2005年10月29日 | 日々のできごと
最初の遭遇は、そう、『容疑者室井慎次』を観た後、友人と感想を語り合いつつ飲んでいた時のコト。その居酒屋さんで流れていた有線放送から聞こえてきた、竹善サンの声!!
あれ!?これ、竹善さんの声みたい!!?と、慌てました。
知らない曲。新曲のようです。
あらま~全然チェックしてないうちに、出るんだか出たんだかしたのね。買いたいワ。

次は、近所の本屋さんで立ち読みしてるとき。
これまた有線と思われる店内BGMで聞こえてきました。
「♪愛してるって、愛してるって~(以下、ほにゃらら)♪」
ああ、これこれ。欲しいわぁ。と思ったものです。

その次は、京都駅で帰りの新幹線までの時間を潰すため、地下の本屋をうろついてるときでした。3度目の遭遇が嬉しくて、「今、流れてるコレね~」と、迷惑顧みず友人に紹介。

その後、ブックオフとかマクドナルドとかで、何度も有線で流れているのに遭遇。
嬉しい限りです。
佐藤竹善「今日も君に恋をした」。シングル、絶賛発売中。
そのシングル曲も収録のニューアルバム「Okra」は、11月2日発売。
予約だGO。

すさまじい売行き

2005年10月28日 | 書籍業界にて想う
神尾葉子『花より男子』(集英社)が物凄い勢いで売れてます。
ドラマ化。特に松本潤パワーなのでしょう。
ジャニーズファンであり、かつて『花より男子』にリアルタイムでハマっていて、いまや金を溜め込んでいる社会人となったオネーサマ達が、ごそっと買って行きます。
古本屋では見つからないのでしょうか。
それとも、古本だとか新品だとか関係なく、「もう今すぐ欲しい」という精神状態なのでしょうか。
把握しているだけでも3人、一日に10冊ほどずつ買って行ってくださってます。
36巻も続いている作品のまとめ買い。
『NANA』『ハチミツとクローバー』なんてメじゃありません。
補充しても補充しても気付くと棚がすかすかになってる現象は、嬉しいんですけどなんか超常現象に出くわしてるような畏怖感に襲われます。
とはいえ、13巻までしか無い『NANA』ですら10冊ずつの在庫が精一杯の当店。36巻×3冊ずつしかストックしてないので、ま、週明けには品切れさせちゃいますね。あーあ。

・・・グチでした

セイシュンよ再び

2005年10月21日 | 日々のできごと
『エンジェルハート』、アニメに燃えてます。
声のイメージがぴったりで(私的に)、「ブラボー!!」と叫びたかったくらい。
友人とカラオケに行って、『シティハンター』の主題歌を片っ端から歌って来てしまうくらい。
実家の押入れから、『シティハンター』のビデオを引っ張り出してきて、見直してしまうくらい。

ああ、シアワセです。

とはいえ、アニメの『シティハンター』との出会いは再放送。
平日の夕方に放送されていたのを観てハマり、『~91』だけはリアルタイムで観れたのですが、なんだかハマってすぐにジャンプでは連載終了になってしまったりと、「もっと早くに出会いたかった!」と、若いながらに思ったものです。ああ、セイシュン・・・。

そんな思い出の作品。の、パラレルワールド作品。(こう思わないとやっぱり辛い・・・)
存分に、楽しませていただいております。
惜しむべきは、深夜枠なコト!
ゴールデン進出!切望!!!

『シュガープリンセス』

2005年10月19日 | 書籍紹介と読書記録

気になっていた、女子フィギュアモノコミックの単行本が発売されました。
『シュガープリンセス』第1巻。(中条比紗也・白泉社)
なんとゆーか、少女漫画らしいフィギュアモノで、定番なカンジ。

秘めた才能を持った女の子がスカウトされて、天才だけどちょっとイジワルなオトコノコ(もちろん、かっこいい)を好きになっててんやわんや、と。

ただ、「スケートリンクが経営難で閉鎖」という、じつにイヤでリアルな事態にいきなりなってみたりと、作者がフィギュアファン(だそうです)なだけあって、きっちりした作りにはなってるのかなぁとも思います。


今月のサンデーコミックス

2005年10月18日 | 書籍業界にて想う

出ました!椎名高志の『絶対可憐チルドレン』1・2巻同時発売!!
『GS美神』が大好きだったので、コレはもう、大期待の作品。
私はサンデーで読んでましたが、雑誌を買っていない方々にはコミックス化して初めてお手元に届くワケで、もう!買って買って!!というカンジで店のレジで一人、そっと盛り上がっていたワケでありますが、・・・・・・出足、ちょっと不調であります。
でもきっと、そのうち存在が知られて売れ始めてくれるハズ。

思えば2作品程、パっとしない時期が続いてましたが、今作はばっちり!椎名高志の真骨頂!てなモンで、でもその割りには読みきりとか短期連載とか、連載までの道程が長くて、なんだかヤキモキしたものです。『焼きたてジャぱん』みたく、短期連載からそのまま連載決定!みたいな作品もあるとゆーのに、短期連載から連載開始までちょっとありましたし。
で、その試行錯誤な「プレ・チルドレン」(私の勝手な命名です)が、1巻目に収録されてるようです。で、2巻目が連載作品。・・・だと思います。
(ファンだとか言っておきながら、まだコミック、買ってません。一度読んでるしナ・・・)


ところで今回の『名探偵コナン』の表紙のネコ、すんごいかわいいです。
イイ表情・ステキなポーズ。
瞳に吸い込まれそうになり、あの交差された前足に目が釘付けになってしまいました。
た、たまらん・・・


ミヤベのラジオドラマ!!?

2005年10月16日 | 書籍業界にて想う

のおおおおおおぉぉぉぉぉ~~~!!!!!
来月のラインナップについて語ってる場合じゃなかった!!
なんと、宮部みゆきの『ぼんくら』『日暮し』がラジオドラマ化だそうで!!
つーかすでに放送開始済み!!
放送時間は今日(日曜)の午後9時~9時半!現在、9時45分!過ぎてるっ!!!
先週が第一話だったので、せめて今日聞ければまだついて行けそうな気がしたのに、最初の二話とも逃したんじゃなぁ・・・。

単なるラジオドラマなら、そんなに気にならなかったのですが、なんと弓之助役が高山みなみ!!もぉう、めっちゃハマり役だっつの♪聞きてぇっすよ!!!

ああ・・・早く、CD化を・・・・・・。
てゆーか、たぶん講談社文庫の毎月の案内に情報は載ってたんでしょうね・・・最近チェックが疎かだったから・・・くっそぉ~。


11月の新刊ラインナップ

2005年10月16日 | 書籍業界にて想う

今日やっと、来月(11月)の新刊ラインナップを見ました。
たぶん1週間くらい前には店に届いてたと思うのですが、行方不明になっていたのです。今日やっと、無事に発見・保護しました。

年末ラッシュに備えて、そんなに注目タイトルは載らないかなぁと思っていたのですが、凄かったのは新潮文庫。新潮文庫は発売日が月末なので、感覚的にはもう12月の新刊に入るのでしょう。年末ラッシュの雰囲気を感じました。
宮部みゆき『模倣犯』に、小川洋子『博士の愛した数式』、石田衣良『4TEEN』などなど。待ちに待ってた『模倣犯』の文庫化ですよ!そして後者2つは、「もう文庫になるの!?」と思ってしまいました。イイですねぇ、世間から忘れられないうちに、文庫化して売りましょうや。儲けましょうや。
でも、ハードカバー本では上下巻だった『模倣犯』が、文庫では1~3巻になってました。なんか落ち着かないカンジです。妙なトコロで「以下、次巻!」とかゆー区切りになりやしないかと、ヒトゴトながら心配してしまいました。

コミックのほうは、やはり12月へと溜めてるカンジ。(なんて言うと、11月に出るコミックス達に失礼か)
毎年、12月末に駆け込みで出るジャンプコミックが数点あり、どうやら売れ筋タイトルがそれに選ばれる栄誉をあずかるようなのですが、今年はどんなカンジになるのか、今から楽しみです。
11月の新刊に載った『ワンピース』と『ナルト』は入るかなぁとか期待しつつ、「きっと『太臓モテ王サーガ』もココで来るハズ!!」と予想してるのですが、どうなりますやら。


ひらいずみ

2005年10月13日 | 奥州藤原氏

先日、月桂冠の「鳳麟(純米大吟醸)」という日本酒を飲みました。
もともと、お酒は好きです。物心がつく前から飲んでるくらい(親に飲まされたワケで。しかも当然私は酔っ払ってしまい、「救急車を呼ぼうかと思ったほど」とのこと。こんな親になってはいけません。子供が飲兵衛になってしまいます。)

中でも日本酒は好みなのですが、特にお気に入りの銘柄などはなく、あえて何かを主張するなら「純米酒が好き」とゆー程度。
日本酒に詳しくなってみたいな~とは思っても、味音痴なワタシは、飲み比べなどをしてみても「どれもうまい!!」ぐらいにしか思わなかったのですよ。
しかし、この「鳳麟」。
格別、美味しかったです。
その場の雰囲気もあったのでしょう。
初めて意識して「これが純米大吟醸(高級品!)なのだ」と思いながら飲んだせいもあったでしょう。
等の理由はともあれ、はっきりと、「同じ日本酒でも、違う物は違うのだ」と認識してしまったワケですね。
がぜん、詳しくなってみたい気持ちが高まったワケです。

で、本好きの本屋勤め。やはり入り口は本。
勤め先の棚にあった『日本酒ベストセレクション350』(日本文芸社)をすぐさま購入。北から南までのいろんな日本酒の写真や銘柄名称や時々解説文なんかを眺めて、それだけでシアワセな気分に浸ってたワケです。
するとその中で、気になる一品を見つけてしまいました。
「飛良泉」。ひらいずみ、です。
奥州藤原氏・平泉ファンの私としては、冷静ではいられません。
いつか、どこかで出会えたら飲んでみたいものです。
(そして美味しい料理とイイ雰囲気で呑みたい)

しかしこの「ヒライズミ」。秋田のお酒です。
株式会社飛良泉本舗
ホームページで由来を読んだところ、もともとの本業・廻船問屋の名前が「和泉屋」で、この蔵元のある地名「平沢」とくっついて(平沢の和泉屋の酒ってことで)「ひらいずみ」となったそうです・・・・・・・・・な~んだ。と、思いました?
私は思いました。「岩手県の平泉、カンケーないじゃん!」とがっかりしました。
でも、偶然ならより一層なにやら縁を感じるかも、と、後から思うようになりました。
この名称ができた当時に岩手の「平泉」という地名を、この地域の人が知っていたかどうかは分かりません。知っていたかもしれないし、全く知られていなかったかもしれない。しかし!!良く知っていて字を変えて名付けたにせよ、どこかで聞いた事のある音で語呂がいいじゃん、と名付けたにせよ、まったく知らなくて偶然の一致だったにせよ、なんにしてもそれこそ「縁」じゃないか!!!と、私はコブシを握り締めて、いつかこの「飛良泉」の山廃純米を呑んでやろうと誓うのでした!!!

・・・つーか、取り寄せますか。瓶も四角くてなんか面白いし。コレクションするのもいいかも。


『夏目友人帳 1巻』

2005年10月05日 | 書籍紹介と読書記録
『夏目友人帳』(緑川ゆき 著)(白泉社)
おもしろい!!
アヤカシモノです。
『雨柳堂夢咄』(波津彬子)『蟲師』(漆原友紀)が好きな人はきっとお気に召すハズ。
主人公の相方は招き猫に封じられてたネコ系アヤカシのニャンコ先生。・・・ニャンコ先生て・・・。普段はアジな風貌をしてらっしゃいますが、変身します。大きな毛の長い、四足です、ステキです。このニャンコ先生と主人公との友情も期待できます。
他のアヤカシ達も、いい味出してます。

てか、この主人公とその祖母、アヤカシを素手で殴ります。