10月13日、結城市民文化センターで久しぶりのわらび座公演を鑑賞した。
前回に民族歌舞団わらび座が結城市公演を行なったのは、私が失明した年のことである
から、15年前になる。
その時は「菜の花の沖」という舞台を取り組むために実行委員会を旗揚げしようとい
うや先だったが、突然の病には逆らえず、生死の境をさまよった末に、何とか命拾い
して約二ヵ月後に退院することができた。
それでも退院後は実行委員会にも復帰し、ささやかなりともお手伝いをして公演本番
を迎えることができた。
そういえば、この頃はヒューマン・ファーマーズが「菜の花が咲いたよ(作詞 北嶋誠
作曲 佐藤せいごう)」を創作し、劇団青年劇場が「菜の花ラプソディー」を公演し
ていて、菜の花ヅクシであったことも思い出す。
とにかくわらび座は、1970年代に20代の頃から毎年のように観劇していたし、
地元では何度も実行委員会を組んで公演を迎え入れたものである。
また、四半世紀も前になるだろうか、結成して間もない農民運動全国連合会の全国研
究交流集会が、秋田県とざわ湖町のわらび座を会場に開催され、数人の茨城や栃木の農
民連会員とともに車で参加したことを思い出す。
今回の結城市公演は、結城市民文化センターとわらび座の共催で、ミュージカル「おもひでぽろぽろ」
であった。わらび座の基本である民族歌舞でこそなかったが、久々に楽
しんで鑑賞させて頂いた。
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