10月20日、まさにいわき市をあげての復興のイベントであるいわき街中コンサー
トに出演してきた。
昨年に続いて二度目の出演である。そして何と今年のポスターには、ヒューマン・ファ
ーマーズの昨年の演奏中の写真が掲載されているとのことであった。
昨年に比較して、状況は良くなったわけでもないのだろうが、いわき市の人々はわり
と元気のようにも思えた。
だが、その市民の願いに対して、さらに試練を与えるかのような雨天模様となってし
まった。
特にヒューマン・ファーマーズがイトーヨーカドー平店前の特設ステージに登場し
た頃は、大雨となり風まで吹き始めた。
当日の出演メンバーは、北嶋誠、佐藤せいごう、久保田秀幸、吉川路子、大泉和美の
五名であったが、誰かこの中に雨男か雨女がいたのに違いない。
そんな悪い環境の中での演奏は、慣れっこになっているというわけではないのだが、
わがメンバーは張り切って演奏してくれた。
披露した歌は、雑魚塾や浜通り地方の友人たちとの交流の中で生まれた「ふるさとを
汚したのは誰」「よみがえれ浜通り」「までいな村」「サンマのいた町」などをはじめ
として、何れも大震災や原発事故をテーマにしたものである。
また、先に演奏を終えていたいわき雑魚塾の皆さんは、私たちのステージの前で、雨
に濡れながらの拍手喝采というサクラを演じていただき、本当に有難かった。来年こそ
は、良好な天候の中、フルメンバーで演奏したいものである。
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