秋が近づいてくると、ヒューマン・ファーマーズの演奏スケジュールも詰まってくる。
それでも、そうがむしゃらにはできない相談なので、多忙なりに要領よくこなしてい
くしかない。
特に、東日本大震災と福島原発事故以来は、演奏テーマが増えているため、プログラ
ムもステージの趣旨に合わせながらも、自分たちのメッセージをどう表現するかを、無
い頭を捻っていかなければならない。
今の政治が、原発再稼動、消費税増税、そしてTPP参加と、矢継ぎ早にやってくる
ならば、ただでさえ政治色が強い歌が多いなどと言われているヒューマン・ファーマーズ
ではあるが、こういう悪政が私たちの営農や暮らしに大打撃を与えるものだけに、むし
ろ望むところで、しっかりと歌っていかなければならない。
何れにしても、「食と農を守れ!」を基本にしながら、もう一つは非戦平和の歌も、
これまたしっかりと歌い続けて行く。
大震災や原発問題も、当然これらの問題に関連しているので、テーマは盛りだくさん
にはなるだろうが、今は様々な背景からも活動の正念場ではないかと思うので、何とか
創意工夫しながらやっていくほかないだろう。
メンバーもそれぞれ、年齢相応に今後の人生設計もあるだろうから、今後は無理に付
き合う必要はないし、自分にとって美味しそうなところだけ摘まみ食いしてくれれば有
難いと思う。
ただ私自身は、細々となってもやれるところまでやるつもりなので、まだまだヒュー
マン・ファーマーズとして失敗したり恥をかき続けてもいいというならば、一緒にやれる
ところまで演奏活動を続けたいとも思っている。
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