今年の1月22日、唯一の被爆国である日本政府が賛成していない中でも、50か国以上
の国々が批准して、ついに核兵器禁止条約が発効になりました。
日本政府の姿勢は、何とも情けない限りですが、条約の発効はとても素晴らしいこと
です。
この核兵器禁止条約の発効を記念して、(株)音楽センターが、関係するミュージシ
ャンに呼びかけて、演奏とメッセージの動画を配信しています。
音楽センターとしては、本来なら記念のコンサート開催としたいところですが、コロ
ナ化の現状にかんがみ、動画の配信となったとのことです。
参加アーティストは、パート0からパート16のヒューマン・ファーマーズまでの17組
です。
笠木透と雑花塾で一緒に演奏してきた増田康記さんをはじめ、シンガー・ソングライ
ターの大須賀ひできさんや橋本のぶよさん、トランぺッターの松平晃さん、韓国のソン
ビョンヒさんなど、ステージやCD制作などを共にしてきた皆さんの他、普天間かおり
さん、川口まゆみさんなど、多彩な顔触れです。
ヒューマン・ファーマーズは、フォークソングのチームです。
フォークソングとは、英語で、民衆の歌、人々の歌、民謡などと訳されるものです。
もともと私たち民衆が、自ら作り、歌い、聴いてきた歌で、ヒューマン・ファーマー
ズは、フォークシンガーのチームだからこそ、日常的な音楽活動の中で生まれた歌を演
奏できるのです。是非聴いてみてください。3月末まで配信されるとのことです。
その後は、ヒューマン・ファーマーズユーチューブにアップする予定です。
ヒューマン・ファーマーズの録画撮りは、2月23日(火・天皇誕生日)に、かすみが
うら市カフェHananaにて、吉川路子の遺影が見守る中で行われました。