北嶋誠のブログ

私の考えていること、言いたいことなどなど。

8・11 関東福島憲法フォークジャンボリーin東海村 ご協力に感謝1

2013年09月03日 20時44分28秒 | コンサート
 
 地球温暖化と気候変動、改憲と国防軍創設による戦争をする国づくり、終息の見込み
のない福島原発事故と、これが天災ではなく人災とは。何かと暑い中での暑いコンサー
トとなりました。
 猛暑の8月11日の日曜日、東海村文化センターを会場に、関東福島憲法フォークジ
ャンボリーを開催しました。
 憲法フォークジャンボリーは、フォークシンガーの笠木透さんが提唱し、連根の会を
結成して2005年から全国規模と地域規模で開いているコンサートです。
 憲法九条を改悪し戦争をする国づくりに着手した前安倍内閣の時に、九条の会が全国
に続々と結成されて憲法九条と平和を守れの運動が大きく広がりました。
 それによって、改憲の策動はひとまず押しとめられ、安倍内閣は退陣に追い込まれた
のです。
憲法フォークジャンボリーは、この時期の運動にも呼応した、歌や音楽で民衆のメッセ
ージを表現し文化でたたかうという、音楽家九条の会にも連帯しています。
 私も呼びかけ人の一人として、地域の表現者たちに呼びかけ、北関東憲法フォークジ
ャンボリーを、これまで5回開いてきました。
 福島原発事故以後は、これが国策による人災と人権侵害であること、多くの被曝者を
生むこと、核武装に結びつくことなど、九条を守る運動とは多くの関連性のあるこの原
発問題にも取り組んできました。
 そこで今回は一念発起、北関東ジャンボリーをよりバージョンアップして、首都圏唯
一の原発のある東海村での福島関東ジャンボリー開催となったものです。
 そして何よりも、数名の東海村民が、この企画に賛同して実行委員会に加わっていた
だいたことが大きな原動力となりました。
 「原発ゼロがいい、そして九条と生きていく」のサブテーマで、この趣旨に賛同し、
活動を展開している表現者を、主に出演要請する方法で募りました。
 村上達也東海村長(9月に退任)にも呼びかけ人となっていただき、当日も「議会を
変えていかなければならない、原発をなくすたたかいはこれからです」とのご挨拶をい
ただきました。
 ほかに呼びかけ人として、作曲家の池辺晋一郎、つくば学院大学名誉教授の長田満江
、フォークシンガーの笠木透、福島県元酪農家の長谷川健一、福井県若狭の住職中嶌哲
演の各氏が名を連ね、熱い賛同のメッセージをいただきました。
 出演者は、福島県や関東各県はもとより、原発銀座と称されている福井県、世界最初
の原爆被災地である広島県からも表現者シンガーが手弁当で参加しました。
 私たちにとってのフォークソングとは、端的に言って民衆の歌であり、商業ベースにのった
狭義のフォークではありません。今回も、フォークソングありうたごえあり、バンドあ
り合唱団ありというものです。
 共通点は、それぞれの地域で、いのちや暮らしをテーマにして、創作と持続的な演奏
活動を続けてきたというところです。

コメントを投稿