摩訶不思議 with LOVE

日常の出来事ほか

 彼らの職種はService industryである。

2007年06月29日 18時45分30秒 | しゃかい
 私は仕事柄、ゴミの収集場所を尋ねられることがある。しかし、こればっかりは、自分の住まいの近くでないと分からない。しかし、分からないよりは分かったほうが良いに決まっているので、純粋な一市民として松山市の清掃課に電話した。
善良な一市民「もしもし、善良な一市民ですが、各地区のゴミを出す場所が知りたいのですが」
清掃課の役人「ああ、ゴミステーションですね。それなら分かりますよ」
善良な一市民「おお!よかった。そのような地図があるなら頂きたいのだが」
清掃課の役人「あるのですが出せません」
善良な一市民「なぜですか」
ボーナスをもらったばかりの清掃課の役人「ゴミステーション以外にも地区の自治会が決めている場所というのもありますが、そっちのほうは分からないのです。(松山市指定の?)ゴミステーションのデータを教えてしまうと逆に誤解を招くことになりますのでねえ」
役人の半分以下の収入で細々と生活する善良な一市民「え!自治会が決めている場所は分からないと?」
まったくやる気の無い清掃課の馬鹿役人「とにかく、誤解を招くのでゴミステーションの場所データも出せません」(もう、かったるいなあ・・・。貧乏人は電話してくるなよ!)
効率の良い仕事をするため日夜努力する善良な一市民「あなた方は仕事に対して、あまり熱心ではないようですね」(←本当はもっと書けないような言葉で散々怒鳴り散らしている)
 要するに清掃課の方の発言は「ゴミステーションの場所は分かるが、各地区の自治体が決めている場所は分からない。なので、誤解(何の誤解か?)を招きかねないので、(分かっている)ゴミステーションの場所も教えられない」という訳の分からないものであった。確かに、各自治体独自で決めているゴミステーションもあるだろう。しかし、それが分からないとは、こっちが分からない(理解できない)。では、ゴミ収集車の運転手さんは、どのようにしてゴミの在りかを見つけるのだろうか。まさか、ゴミに対してものすごく鼻が利くニュータイプで、中には専用の赤いゴミ収集車に乗っている赤い彗星と呼ばれているパイロットもでもいるというのか。(シャアにだけデータを渡したのか!!贔屓するんじゃねえよ!)
 高給を渡しても良いが、安定を保証するのは間違いだ。殆どの市民よりも高給と安定を保証された者たちは、それを持たない者たちを馬鹿にしてしまうようになる。主人の方が地位が下なのだ。これでは共産国家とあまり変わらない。議員のように選挙で選ばれた訳ではないので、ある意味、日本で最も強い職業であるといえる。だからこそ、社会的にも法的にもノブレス・オブリージュを求められるのだ。役人は武士道精神がなければ務まらない。

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