3/12高校無償化法・子ども手当法
4/14国民健康保険法
5/12国家公務員法・エネルギー製品促進法
5/14地球温暖化対策法
5/24選挙経費基準法
5/25放送法
5/26外為法承認案件
5/28郵政改革法
以上が民主党がやった強行採決です。
よく聞くのが「自民党もやってたしねぇ」という言葉ですが、大間違いです!
与謝野さんも言ってますね。
「実は、自民党は強行採決をやった事がなく、強行採決やっているように見えるが、あれは相手から頼まれてやってる。」
ということなんですね。これっていったいどう言う事?という人のために、自民党の河野太郎幹事長代理の公式サイトより一部引用します。
【僕がまだ、当選一回の時、やはり強行採決があった。委員会の控え室に一回生が動員されて詰めかけると、当時の野党の先輩議員が、控え室で、ほら自民党の若いのが先に並ばなきゃ、君たちが先に出ていって委員長を守る、マイクも守れよ、野党は後ろから、声はいくらでも大声出していいけれど、ケガしたり、ケガさせたりということがないようにやるんだよ、エキサイトしてたたいたり、蹴ったりしちゃいかんぞ、と事細かに注意していた。
自民党時代の強行採決は、その前に必ず相当な審議時間があり、参考人招致などもやり、その上で、野党としては立場上、採決に応じられないので強行採決でやってくれというやりとりがあっての強行採決だった。決してほめられたことではないが、与野党の意思はそれなりに通じていた。
しかも、いい加減にやると、議長が本会議のボタンを押さないという心配もあった。だから本会議に少なくとも共産党は出席するという状態を作り出さなくてはならなかった。
たしかに多数決をやれば、多数が勝つわけだが、少数意見を常に踏みにじることをしてはいけないという自制があり、国会の慣例があった。
時間がかかるというのは民主主義のコストだ、そこは丁寧にやらねばいかんというのが与野党共通の認識だった。
これを崩したのは、小沢-山岡のラインだ。数がすべてという国会運営になった。
自民党の時は、少なくともこれだけの審議時間を確保するとか、委員長が職権で会議をたてる前に、筆頭間協議を何回もやり、理事懇と理事会を丁寧にやった。
僕が法務副大臣だったときの法務委員会は委員会よりも理事懇、理事会のほうが長いなんてざらにあった。そして、さあいよいよ強行採決というときに、自民党の幹事長が議長に呼ばれ、強行採決はまかりならん。
今や、委員会の審議が1日でも強行採決。委員長が職権で2日分の委員会をたてるということを平気でやる。議長は、なにもしない。これでは発展途上国の軍事政権の国会運営ではないか。】
そろそろ、あっち側の皆さんも、もう「自民党だって~」とか「自民がー」とか言うのもよく勉強してから言ったほうが良いようですね。
4/14国民健康保険法
5/12国家公務員法・エネルギー製品促進法
5/14地球温暖化対策法
5/24選挙経費基準法
5/25放送法
5/26外為法承認案件
5/28郵政改革法
以上が民主党がやった強行採決です。
よく聞くのが「自民党もやってたしねぇ」という言葉ですが、大間違いです!
与謝野さんも言ってますね。
「実は、自民党は強行採決をやった事がなく、強行採決やっているように見えるが、あれは相手から頼まれてやってる。」
ということなんですね。これっていったいどう言う事?という人のために、自民党の河野太郎幹事長代理の公式サイトより一部引用します。
【僕がまだ、当選一回の時、やはり強行採決があった。委員会の控え室に一回生が動員されて詰めかけると、当時の野党の先輩議員が、控え室で、ほら自民党の若いのが先に並ばなきゃ、君たちが先に出ていって委員長を守る、マイクも守れよ、野党は後ろから、声はいくらでも大声出していいけれど、ケガしたり、ケガさせたりということがないようにやるんだよ、エキサイトしてたたいたり、蹴ったりしちゃいかんぞ、と事細かに注意していた。
自民党時代の強行採決は、その前に必ず相当な審議時間があり、参考人招致などもやり、その上で、野党としては立場上、採決に応じられないので強行採決でやってくれというやりとりがあっての強行採決だった。決してほめられたことではないが、与野党の意思はそれなりに通じていた。
しかも、いい加減にやると、議長が本会議のボタンを押さないという心配もあった。だから本会議に少なくとも共産党は出席するという状態を作り出さなくてはならなかった。
たしかに多数決をやれば、多数が勝つわけだが、少数意見を常に踏みにじることをしてはいけないという自制があり、国会の慣例があった。
時間がかかるというのは民主主義のコストだ、そこは丁寧にやらねばいかんというのが与野党共通の認識だった。
これを崩したのは、小沢-山岡のラインだ。数がすべてという国会運営になった。
自民党の時は、少なくともこれだけの審議時間を確保するとか、委員長が職権で会議をたてる前に、筆頭間協議を何回もやり、理事懇と理事会を丁寧にやった。
僕が法務副大臣だったときの法務委員会は委員会よりも理事懇、理事会のほうが長いなんてざらにあった。そして、さあいよいよ強行採決というときに、自民党の幹事長が議長に呼ばれ、強行採決はまかりならん。
今や、委員会の審議が1日でも強行採決。委員長が職権で2日分の委員会をたてるということを平気でやる。議長は、なにもしない。これでは発展途上国の軍事政権の国会運営ではないか。】
そろそろ、あっち側の皆さんも、もう「自民党だって~」とか「自民がー」とか言うのもよく勉強してから言ったほうが良いようですね。