摩訶不思議 with LOVE

日常の出来事ほか

事業仕分けで地上の楽園のはずだった・・・

2010年06月25日 22時31分08秒 | しゃかい
 総理大臣が鳩山から菅に代わっただけで、政権の支持率が上昇しました。(最近、早くも下降気味ですが・・・)確かに小沢幹事長や赤松農林大臣は内閣からいなくなりましたが、特に責任をとったわけではありません。もちろん、謝罪会見をして更迭されたわけでもありません。(そういえば鳩山総理は、国民に対して、退陣会見を開いていませんね。)いや本来なら(自民党政権なら)、マスコミに叩かれ、議員辞職してしまうはずです。それくらい大きな問題なのですが、なぜか世の中は民主党に優しいようです。・・・いや、メディアがそのような世論をつくろうとしているようにもみえます。

 そもそも民主党は、数人の決まった議員たちが代表の座をたらいまわしにしてきました。最初立ち上げたときは、菅直人と鳩山由紀夫の二人が共同代表となりました。そして1年後には、菅直人が代表に。その後、鳩山由紀夫→菅直人→岡田克也→前原誠司→小沢一郎→鳩山由紀夫→菅直人という具合です。民主党というのは人材不足というか・・・、ハッキリ言って能力のある議員が殆どいないのが現状なのです。なので新人議員が覚えるのは「野次」と「当たり屋家業」くらいです。(笑)

 何も知らない国民の一部からは事業仕分けを評価する声もありますが、どこをどのように評価するというのでしょうか。評価できるところといえば、カメラを入れて公開の場で行ったことだけです。あとは何の根拠もないものばかりです。
仕分けする側は誰がどのような根拠に基づいて選んだのですか?
仕分けされる事業や法人は誰がどのような基準で選んだのですか?
そして、その結果はどうなったのでしょうか。総括されましたか?
これで(去年の)民主党のマニフェストが実現できるだけのお金が出てきましたか?

 結局、自作自演のパフォーマンスと言われても仕方がありませんね。民主党は選挙に勝つ事だけが目的の政党なのです。そのためには代表や幹事長を代え、マニフェストを全く別物に変えても平気です。今の民主党は、去年の衆院選前の民主党とまったく別の政党になってしまいました。もう一度、衆議院選挙をやらないとダメですね。