【書評】これからの「正義」の話をしよう / マイケル・サンデル 2010年12月18日 | 読書 もう半月ほど今年も残っているが、間違いなく、今年、2010年に読んだ本の中でNo.1といっていいのが、マイケル・サンデルの「これからの『正義』の話をしよう」だ。硬質で、さすがに疲れている時は全然頭に入らなかったりしたのだけど、間違いなく僕らの価値観に揺さぶりをかける。1人を殺せば5人が助かる状況があったとしたら、あなたはその1人を殺すべきか?――その問いに答えることは簡単ではない。 これからの . . . 本文を読む