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◎2015年5月30日(土)
若子神社下駐車場(6:46)……寂光滝(6:51)……聖天岩(8:21)……林道(8:48)……イズラ峠付近の石祠(9:21)……駐車場(10:13)……羽黒滝・手前(10:42)……羽黒滝・奥(10:54)……駐車地(11:16)
でんさんの谷川岳続きの記事を拝見し、自分もその気になってしまっていたが、家庭事情で、長時間にわたって携帯電話がつながらないエリアや遠方の山に行くのがまずい状況になり、日光周辺の山に行くことにした。それも市街地に近い方がいいだろう。
そこで思いついたのが、ぶなじろうさんがよく行かれる聖天岩。ひっそりと石仏が置かれているとのこと。見ておきたかった。寂光滝に落ちる芦沢を遡れば行き着けるらしい。寂光滝そのものも見たことはなかった。いい機会だ。ついでに羽黒滝、相生滝というのはどうだろう。芦沢そのものはたいした沢でもないようだから、無駄なことにはなるかもしれないが、沢歩きで行ってみようか。
駐車場は国道から2kmほど入ったところの広場。それでいながら、携帯電話を確認するとすでに圏外表示になっていた。まずいなと思ったが、どうせ短時間だしと気にしないことにする。他に車はなく、バイクが1台あるのみ。釣りだろう。
(若子神社の鳥居)
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(石仏)
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(若子神社)
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今日は出だしから沢靴にする。昨年のカラ沢大滝右岸の急斜面登り、ハイトスさんとみー猫さんの追従を許さなかったサワートレッカー。沢靴のこと、詳しくはないが、アクアステルスだかと同系列の素材なのだろう。これなら、履き替えも不要だ。ただ、自分には、この沢靴、むしろ水のない所の方を得意にしているようにも思えるのだが。
先ずは若子神社にお参りする。由緒ある神社らしいが、その佇まいからそんな雰囲気は感じない。裏手の尾根筋が登山道になっているようだ。この神社の近くに「殺生禁断碑」があるらしい。すでに2つは確認しているから3つ目になるわけだが、周辺には見あたらない。戻ってからゆっくりと探すことにしよう。
(寂光滝)
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早速、神社の左手に寂光滝が見えてきた。水量が多いのか少ないのかは知らないが、勢いのある直瀑だ。案内板には「高さ五十メートル、幅六メートル、七段」とある。見た目は20mほどのものだが、50mはその上の段部分も入れ込んでの数値だろう。しばらく眺めてマイナスイオンをじっくりと浴びた。
(寂光滝の上部)
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(水遊びに興じる)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/5f/b271268a0307c3f779712cc0e3f5623d.jpg)
神社に戻り、黄赤のマークが付けられた登山道を登り、すぐ先の分岐で沢に下る。左下に滝の落ち口が見えているが、覗き込みは苦手なので、そのまま上流に向かって、ではそろそろとばかりに沢に入る。何とも気持ちがいい。入ってすぐのところでオッサンが釣りをしていた。自分を見る目が険しくなかったので、挨拶をし、「先を歩かせていただきますからね」と言い含めて先に行く。
(上から眺めていたのではつまらないので沢に復帰するが、今日は上半身を濡らすことはなかった)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/f2/3c2682491bc102f30b250df0b9aa0e0d.jpg)
(こんなところは眺めるだけ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/76/adcd8eb8c18ede4c5e836d5b5d266ce7.jpg)
(ここはちょっくら水入り)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/5f/d9df6834ab1a40cb81374b008e126c81.jpg)
沢歩きとはいっても子供の水遊びレベルのものであり、最初のうちは面白おかしく楽しんでいたが、次第に飽きてくる。左岸側には細い小道が沢沿いについていて、結局は小道歩きをメインにし、素人向けの小滝やら段差があれば沢に復帰するパターンを繰り返した。沢は陽射しが少し入る程度で薄暗く、そのためかコケ付きも多い。沢靴もコケは問題ないが、ヌメリには弱いようで、すぐに滑ってしまう。上流に行くに連れてヌメリが多くなり、やがては沢歩きからは離れてしまった。
(左岸側に続く踏み跡。ここを歩く限りは濡れることもないが、それではこの時期つまらないだろう)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/d7/d5ad44175f7a4cf26eb7d2bc2627c127.jpg)
(炭焼き釜跡か)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/2a/a5f09b9178156eb9e079f6a25f78b96a.jpg)
シカの骸が随分と目につく。炭焼き釜の跡のような石積みもある。春ゼミが盛んに鳴き、鳥のさえずりも聞こえる。なかなか雰囲気はいいが、釣りのオッサンの存在がなかったら、多少、不気味だったかもしれない。
(苔むしたきれいな沢)
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(そろそろこんなところも出てきて)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/05/592f822f80d36f978a1cf7f675a30866.jpg)
(このナメで終わり。ネット写真の記憶に比べると水は少ないようだ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/43/3670d27d20e7916cbc78a32797490136.jpg)
(清水がここから湧き出しているようだ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/4e/32292ee83ab94d2c436a4167d36bfb13.jpg)
ナメを少し楽しんだ。やがて水流が細くなり、傾斜も緩くなって平地の様相になってくる。そして沢が左右に2分する。ここは右に行った方がいいのだろうが、左側が緩い浅瀬で、気分が良さげだったのでそちらに向かった。ちょっとした湿原の風景だ。だが、これもすぐに終わって水も消えた。
(ここを真っ直ぐに行くと聖天岩だろう)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/cc/5924c1ce23948c98e35d1b7222ff6886.jpg)
そろそろ聖天岩が見えて来る頃だろうか。北寄りに歩いてみた。ここにも石積みや檻のようなものがあった。檻の中には何もない。岩や古木が続く。その先に岩壁が見えた。あれが聖天岩のようだ。
(聖天岩)
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(そして、目的の石仏)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/ef/e9f0f1cb83d0c5eff5eeca156b09d647.jpg)
大きな岩壁だ。これを越えないと戻ることになるのか。基部に上がり、手前から穴を覗きにかかる。そして3つ目の穴にひっそりと2つの石仏があった。一体は胴体のみ。もう一つは頭はあるものの首が切られている。いつの頃の石仏なのだろう。ここにかつては修験の場があったのだろう。
(聖天岩からの眺め)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/33/2cc1d2bdfed8458b27f68dfe964b3dab.jpg)
休憩をしてパンを食べる。正面に山並みが見えているが、何山なのか、自分にはまったくわからない。緑が濃く、鬱蒼としている。ここまで、終わりかけのツツジをいくつか見かけたが、もう完全に終わってしまった。この周辺のツツジはきれいらしい。せめて2週間前に来ていたかった。
さて、予定ではここから登山道に出て若子神社に下るつもりでいたが、どうせなら、裏見の滝側の登山道に出てみようか。林道に出さえすればいいだけのことだ。聖天岩の下をそのまま登れば、岩の切れたところでトラバースをして先に行けそうだ。薄い踏み跡かシカ道のようなものが続いていた。
(トラバース歩きをして)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/11/a818254833487e0f4209523472b2636e.jpg)
(林道に出た)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/05/6f771f1fbcd37d5f68f3708b7cb1fffd.jpg)
岩の脇の小尾根を越え、同高度のままトしばらくラバースをして行くと、左下に林道が見えてきた。このまま林道に下ってもいいが、まだ先で合流するだろう。ササは低く、ヤブというほどのものでもない。ここでもシカの骸をいくつか見た。
林道に出た。林道の先がどうなっているのか探りに行ってみたが、何だか急に暑くなってきて、大儀になって引き返した。
(マークがあるが、登山道はヤブの下)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/6e/d8f6d71859d8cd561a9dfe5e7d00f8d6.jpg)
(本日唯一の赤味)
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ここからは林道をちょっと歩いて登山道に入る。そして、昭文社マップに「イズラ峠」と記されたあたりから登山道を離れて南東に行き、尾根を東に下る。そして芦沢に復帰という算段だ。
登山道区間はマークやテープが随分とあった。これがなかったら迷うだろう。この登山道を歩くハイカーは少ないのか、踏み跡も消えかかっているし、場所によってはササヤブの丈も胸高になる。林道の続きとは2度ほど接する。切り株に「女峰山へ」と手書きされていた。
(そろそろイズラ峠だろうか)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/9e/f770b8621c8cbd6103f47e614b57b35a.jpg)
(登山道から離れるとうっすらと道型)
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(そして石祠)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/0d/1e95654d4f3fd64cc9ac2bb1d34237da.jpg)
左手に初音雨量観測所とシカ除けフェンス。そろそろイズラ峠だろうか。峠らしい感じはないが、見た目の地形はちょっと複雑っぽい。左手の高い方に向かう。
地形図上の尾根の出っ張り部分を目指した。そのうちに溝のようなものが現れた。古道跡だろうか。道型はほぼ崩れ、うっすらと確認できる程度で、ところどころで消えてもいる。追ってみると、苔むした石祠があった。彫られた年号は宝暦にも見える。ここには峠道が通っていたのだろう。その先を追ってみたが、途中で消えてしまった。
(芦沢に下る)
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(これも、今日唯一の遠望か)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/d1/9b58c662b284a8e931987b41c0f6c096.jpg)
下ろうとした尾根は尾根型がしっかりしているわけではなく、しばらく右手の尾根に沿った形で下った。途中でちらっと赤薙山と女峰山が見えた。ほどなく沢の音が聞こえ、芦沢が見えた。こちら側の斜面は急でもなく、どこからでも下れそうだ。
(沢に出る)
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(鳥居をくぐって駐車場)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/38/08f18da3d78e775edcb345125ab25cbc.jpg)
沢を下る。今度は道沿いに下る。オッサンがまだ釣りをしていた。こちらに気づき、にっこりとした。
神社が見え、寂光滝も見えてくる。改めて滝を眺めて駐車場に戻る。2人連れがやってきて。ハイカーではない。まったくの手ぶらで、女性はスカートのまま。石の階段を下るのもようやくのようだ。男の方が滝好きなのだろう。
引き続き、羽黒滝を見に行こう。ダンプが田母沢の方の林道に入って行った。今日も工事をしているようだ。車に戻って沢靴を履き替える。実はハイパーVソールの運動靴を1年半前に買っていたのだが、まだ履いたことはなかった。どんなものか、ここで試してみることにした。ちょっと休んで出発。
(堰堤ダム)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/7b/e8b7d006600a8e2c2517ae80ea6bbe66.jpg)
林道を歩かず、そのまま沢伝いに行くが、結局はダムの手前で合流する。クレーンも動いていた。沢伝いに行けばいいだけのことだろうと、下調べもよくせずにやって来たが、右からダムの上に出た。うっすらと踏み跡があり、上と下に2分していた。ここは下だろうと沢に下る。
(田母沢は障害物が多くて歩きづらい。そして芦沢に比べて空間が狭い)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/0e/4ff1b24af21d9778878acf1a11286ea6.jpg)
踏み跡は荒れ、倒木が覆いかぶさっていた。さらに落ち葉の堆積がひどく、腿まで届いた。こういったところは下に何があるか不安で、安心して歩けない。やがて踏み跡もわけがわからなくなってしまった。
無理に沢に出た。しばらく沢を辿ったが、流れが急で、とても自分には行けそうにもない。まして、運動靴は滑った。ここもヌメリ。コケでもちょっと滑った。さらに、沢から上がろうとしたら、泥の中に足を突っ込み、泥だらけ。靴を脱いで両足と靴を洗った。こういう点は便利だが、このVソール運動靴も、ゴーロ歩きにはいいだろうが、狭っくるしい、石のゴロゴロした沢には向かないのではないだろうか。ヘタをすれば靴が脱げてしまう。
(羽黒滝が見えてくる)
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(そして羽黒滝)
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運動靴の限界を感じたが、羽黒滝はもう見えている。滑らないように注意して滝の前に出た。これもまた勢いのある直瀑だ。メガネに飛沫がかかる。しかし、ここは何とも落ち着かない。さっさと上の滝に行くとしよう。
問題はここから上の滝へのルートだが、見渡す限りは、それらしき踏み跡が見えない。少し戻ると、10mほど上のところに平らに見える部分があった。あそこだろうかと斜面を登る。やたらと滑って何とか辿り着いた。やはり踏み跡があった。
(次の羽黒滝)
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(お気に入りになってしまった)
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左手前方に次の羽黒滝が見えた。さらに勢いのある滝だ。前に出て眺めた。寂光滝も含めて、自分にはこれが好みだなぁ。しばらくぼーっとして眺めていた。
(上の踏み跡を辿ると)
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(堰堤の上に出た)
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踏み跡をそのまま戻る。踏み跡は沢には下らず、ずっと沢から10m~20m上の斜面に付けられていた。不安定なところではあるが、下を見なければ危険はない。どこに続くのかとずっと追った。そのままダムの上に出た。つまり、逆方向から来れば、踏み跡二股の上を辿れば羽黒滝・奥に直結しているということだ。
(これにて終了。後半はえらく暑かった。車載気温計は32℃)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/c3/2fe7422b9b2961faf4689794c8eb593b.jpg)
駐車場に戻る。釣りのオッサンのバイクがあるだけ。じりじりと暑くなっている。ここから相生滝に行くとなると、あっさり林道歩きかきつい尾根越えとなる。いずれもやりたい気分ではないので、今日のところはこれで終了ということにしておこう。相生滝はいずれまた。
車で帰る途中、殺生禁断碑を探して来るのを忘れたことに気付いた。これも次回、相生滝とセットだな。
(本日の軌跡)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/79/bd65babdb59335e1f0278d48a6abd267.jpg)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50mメッシュ(標高)及び基盤地図情報を使用した。(承認番号 平24情使、 第921号)」
若子神社下駐車場(6:46)……寂光滝(6:51)……聖天岩(8:21)……林道(8:48)……イズラ峠付近の石祠(9:21)……駐車場(10:13)……羽黒滝・手前(10:42)……羽黒滝・奥(10:54)……駐車地(11:16)
でんさんの谷川岳続きの記事を拝見し、自分もその気になってしまっていたが、家庭事情で、長時間にわたって携帯電話がつながらないエリアや遠方の山に行くのがまずい状況になり、日光周辺の山に行くことにした。それも市街地に近い方がいいだろう。
そこで思いついたのが、ぶなじろうさんがよく行かれる聖天岩。ひっそりと石仏が置かれているとのこと。見ておきたかった。寂光滝に落ちる芦沢を遡れば行き着けるらしい。寂光滝そのものも見たことはなかった。いい機会だ。ついでに羽黒滝、相生滝というのはどうだろう。芦沢そのものはたいした沢でもないようだから、無駄なことにはなるかもしれないが、沢歩きで行ってみようか。
駐車場は国道から2kmほど入ったところの広場。それでいながら、携帯電話を確認するとすでに圏外表示になっていた。まずいなと思ったが、どうせ短時間だしと気にしないことにする。他に車はなく、バイクが1台あるのみ。釣りだろう。
(若子神社の鳥居)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ca/79ca4f4bc769100f45a11f48f302592c.jpg)
(石仏)
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(若子神社)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/a9/2bda5342fc547d327a5175d750fcc074.jpg)
今日は出だしから沢靴にする。昨年のカラ沢大滝右岸の急斜面登り、ハイトスさんとみー猫さんの追従を許さなかったサワートレッカー。沢靴のこと、詳しくはないが、アクアステルスだかと同系列の素材なのだろう。これなら、履き替えも不要だ。ただ、自分には、この沢靴、むしろ水のない所の方を得意にしているようにも思えるのだが。
先ずは若子神社にお参りする。由緒ある神社らしいが、その佇まいからそんな雰囲気は感じない。裏手の尾根筋が登山道になっているようだ。この神社の近くに「殺生禁断碑」があるらしい。すでに2つは確認しているから3つ目になるわけだが、周辺には見あたらない。戻ってからゆっくりと探すことにしよう。
(寂光滝)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/37/b9997a7da02b4f0b2f58b76824a23be9.jpg)
早速、神社の左手に寂光滝が見えてきた。水量が多いのか少ないのかは知らないが、勢いのある直瀑だ。案内板には「高さ五十メートル、幅六メートル、七段」とある。見た目は20mほどのものだが、50mはその上の段部分も入れ込んでの数値だろう。しばらく眺めてマイナスイオンをじっくりと浴びた。
(寂光滝の上部)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/ba/fd3114439f3f345bc11bb2f4d79ff07a.jpg)
(水遊びに興じる)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/5f/b271268a0307c3f779712cc0e3f5623d.jpg)
神社に戻り、黄赤のマークが付けられた登山道を登り、すぐ先の分岐で沢に下る。左下に滝の落ち口が見えているが、覗き込みは苦手なので、そのまま上流に向かって、ではそろそろとばかりに沢に入る。何とも気持ちがいい。入ってすぐのところでオッサンが釣りをしていた。自分を見る目が険しくなかったので、挨拶をし、「先を歩かせていただきますからね」と言い含めて先に行く。
(上から眺めていたのではつまらないので沢に復帰するが、今日は上半身を濡らすことはなかった)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/f2/3c2682491bc102f30b250df0b9aa0e0d.jpg)
(こんなところは眺めるだけ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/76/adcd8eb8c18ede4c5e836d5b5d266ce7.jpg)
(ここはちょっくら水入り)
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沢歩きとはいっても子供の水遊びレベルのものであり、最初のうちは面白おかしく楽しんでいたが、次第に飽きてくる。左岸側には細い小道が沢沿いについていて、結局は小道歩きをメインにし、素人向けの小滝やら段差があれば沢に復帰するパターンを繰り返した。沢は陽射しが少し入る程度で薄暗く、そのためかコケ付きも多い。沢靴もコケは問題ないが、ヌメリには弱いようで、すぐに滑ってしまう。上流に行くに連れてヌメリが多くなり、やがては沢歩きからは離れてしまった。
(左岸側に続く踏み跡。ここを歩く限りは濡れることもないが、それではこの時期つまらないだろう)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/d7/d5ad44175f7a4cf26eb7d2bc2627c127.jpg)
(炭焼き釜跡か)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/2a/a5f09b9178156eb9e079f6a25f78b96a.jpg)
シカの骸が随分と目につく。炭焼き釜の跡のような石積みもある。春ゼミが盛んに鳴き、鳥のさえずりも聞こえる。なかなか雰囲気はいいが、釣りのオッサンの存在がなかったら、多少、不気味だったかもしれない。
(苔むしたきれいな沢)
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(そろそろこんなところも出てきて)
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(このナメで終わり。ネット写真の記憶に比べると水は少ないようだ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/43/3670d27d20e7916cbc78a32797490136.jpg)
(清水がここから湧き出しているようだ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/4e/32292ee83ab94d2c436a4167d36bfb13.jpg)
ナメを少し楽しんだ。やがて水流が細くなり、傾斜も緩くなって平地の様相になってくる。そして沢が左右に2分する。ここは右に行った方がいいのだろうが、左側が緩い浅瀬で、気分が良さげだったのでそちらに向かった。ちょっとした湿原の風景だ。だが、これもすぐに終わって水も消えた。
(ここを真っ直ぐに行くと聖天岩だろう)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/cc/5924c1ce23948c98e35d1b7222ff6886.jpg)
そろそろ聖天岩が見えて来る頃だろうか。北寄りに歩いてみた。ここにも石積みや檻のようなものがあった。檻の中には何もない。岩や古木が続く。その先に岩壁が見えた。あれが聖天岩のようだ。
(聖天岩)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/35/30e661e2bf50d9bf06f9baf0b275f346.jpg)
(そして、目的の石仏)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/ef/e9f0f1cb83d0c5eff5eeca156b09d647.jpg)
大きな岩壁だ。これを越えないと戻ることになるのか。基部に上がり、手前から穴を覗きにかかる。そして3つ目の穴にひっそりと2つの石仏があった。一体は胴体のみ。もう一つは頭はあるものの首が切られている。いつの頃の石仏なのだろう。ここにかつては修験の場があったのだろう。
(聖天岩からの眺め)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/33/2cc1d2bdfed8458b27f68dfe964b3dab.jpg)
休憩をしてパンを食べる。正面に山並みが見えているが、何山なのか、自分にはまったくわからない。緑が濃く、鬱蒼としている。ここまで、終わりかけのツツジをいくつか見かけたが、もう完全に終わってしまった。この周辺のツツジはきれいらしい。せめて2週間前に来ていたかった。
さて、予定ではここから登山道に出て若子神社に下るつもりでいたが、どうせなら、裏見の滝側の登山道に出てみようか。林道に出さえすればいいだけのことだ。聖天岩の下をそのまま登れば、岩の切れたところでトラバースをして先に行けそうだ。薄い踏み跡かシカ道のようなものが続いていた。
(トラバース歩きをして)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/11/a818254833487e0f4209523472b2636e.jpg)
(林道に出た)
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岩の脇の小尾根を越え、同高度のままトしばらくラバースをして行くと、左下に林道が見えてきた。このまま林道に下ってもいいが、まだ先で合流するだろう。ササは低く、ヤブというほどのものでもない。ここでもシカの骸をいくつか見た。
林道に出た。林道の先がどうなっているのか探りに行ってみたが、何だか急に暑くなってきて、大儀になって引き返した。
(マークがあるが、登山道はヤブの下)
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(本日唯一の赤味)
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ここからは林道をちょっと歩いて登山道に入る。そして、昭文社マップに「イズラ峠」と記されたあたりから登山道を離れて南東に行き、尾根を東に下る。そして芦沢に復帰という算段だ。
登山道区間はマークやテープが随分とあった。これがなかったら迷うだろう。この登山道を歩くハイカーは少ないのか、踏み跡も消えかかっているし、場所によってはササヤブの丈も胸高になる。林道の続きとは2度ほど接する。切り株に「女峰山へ」と手書きされていた。
(そろそろイズラ峠だろうか)
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(登山道から離れるとうっすらと道型)
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(そして石祠)
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左手に初音雨量観測所とシカ除けフェンス。そろそろイズラ峠だろうか。峠らしい感じはないが、見た目の地形はちょっと複雑っぽい。左手の高い方に向かう。
地形図上の尾根の出っ張り部分を目指した。そのうちに溝のようなものが現れた。古道跡だろうか。道型はほぼ崩れ、うっすらと確認できる程度で、ところどころで消えてもいる。追ってみると、苔むした石祠があった。彫られた年号は宝暦にも見える。ここには峠道が通っていたのだろう。その先を追ってみたが、途中で消えてしまった。
(芦沢に下る)
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(これも、今日唯一の遠望か)
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下ろうとした尾根は尾根型がしっかりしているわけではなく、しばらく右手の尾根に沿った形で下った。途中でちらっと赤薙山と女峰山が見えた。ほどなく沢の音が聞こえ、芦沢が見えた。こちら側の斜面は急でもなく、どこからでも下れそうだ。
(沢に出る)
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(鳥居をくぐって駐車場)
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沢を下る。今度は道沿いに下る。オッサンがまだ釣りをしていた。こちらに気づき、にっこりとした。
神社が見え、寂光滝も見えてくる。改めて滝を眺めて駐車場に戻る。2人連れがやってきて。ハイカーではない。まったくの手ぶらで、女性はスカートのまま。石の階段を下るのもようやくのようだ。男の方が滝好きなのだろう。
引き続き、羽黒滝を見に行こう。ダンプが田母沢の方の林道に入って行った。今日も工事をしているようだ。車に戻って沢靴を履き替える。実はハイパーVソールの運動靴を1年半前に買っていたのだが、まだ履いたことはなかった。どんなものか、ここで試してみることにした。ちょっと休んで出発。
(堰堤ダム)
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林道を歩かず、そのまま沢伝いに行くが、結局はダムの手前で合流する。クレーンも動いていた。沢伝いに行けばいいだけのことだろうと、下調べもよくせずにやって来たが、右からダムの上に出た。うっすらと踏み跡があり、上と下に2分していた。ここは下だろうと沢に下る。
(田母沢は障害物が多くて歩きづらい。そして芦沢に比べて空間が狭い)
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踏み跡は荒れ、倒木が覆いかぶさっていた。さらに落ち葉の堆積がひどく、腿まで届いた。こういったところは下に何があるか不安で、安心して歩けない。やがて踏み跡もわけがわからなくなってしまった。
無理に沢に出た。しばらく沢を辿ったが、流れが急で、とても自分には行けそうにもない。まして、運動靴は滑った。ここもヌメリ。コケでもちょっと滑った。さらに、沢から上がろうとしたら、泥の中に足を突っ込み、泥だらけ。靴を脱いで両足と靴を洗った。こういう点は便利だが、このVソール運動靴も、ゴーロ歩きにはいいだろうが、狭っくるしい、石のゴロゴロした沢には向かないのではないだろうか。ヘタをすれば靴が脱げてしまう。
(羽黒滝が見えてくる)
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(そして羽黒滝)
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運動靴の限界を感じたが、羽黒滝はもう見えている。滑らないように注意して滝の前に出た。これもまた勢いのある直瀑だ。メガネに飛沫がかかる。しかし、ここは何とも落ち着かない。さっさと上の滝に行くとしよう。
問題はここから上の滝へのルートだが、見渡す限りは、それらしき踏み跡が見えない。少し戻ると、10mほど上のところに平らに見える部分があった。あそこだろうかと斜面を登る。やたらと滑って何とか辿り着いた。やはり踏み跡があった。
(次の羽黒滝)
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(お気に入りになってしまった)
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左手前方に次の羽黒滝が見えた。さらに勢いのある滝だ。前に出て眺めた。寂光滝も含めて、自分にはこれが好みだなぁ。しばらくぼーっとして眺めていた。
(上の踏み跡を辿ると)
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(堰堤の上に出た)
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踏み跡をそのまま戻る。踏み跡は沢には下らず、ずっと沢から10m~20m上の斜面に付けられていた。不安定なところではあるが、下を見なければ危険はない。どこに続くのかとずっと追った。そのままダムの上に出た。つまり、逆方向から来れば、踏み跡二股の上を辿れば羽黒滝・奥に直結しているということだ。
(これにて終了。後半はえらく暑かった。車載気温計は32℃)
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駐車場に戻る。釣りのオッサンのバイクがあるだけ。じりじりと暑くなっている。ここから相生滝に行くとなると、あっさり林道歩きかきつい尾根越えとなる。いずれもやりたい気分ではないので、今日のところはこれで終了ということにしておこう。相生滝はいずれまた。
車で帰る途中、殺生禁断碑を探して来るのを忘れたことに気付いた。これも次回、相生滝とセットだな。
(本日の軌跡)
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50mメッシュ(標高)及び基盤地図情報を使用した。(承認番号 平24情使、 第921号)」
何とも涼しげで良い感じですが,寂光滝のある芦沢は流程が短いからか,はやり水が少ないですネ。片や,羽黒一・二滝は水もそれなりというか,平水といったところのようです。
ちなみに,ハイパーVにしても,サワートレッカーにしても,この田母沢やお隣の荒沢では苦戦を強いられるでしょうネ。というのも,この両沢は,砂防のせいで水が淀み,下流域になるほど他の沢より水垢が多いと思います。
それに,また新しい砂防を造ったみたいで,一体,いくつ造れば気が済むのか。
それにしても,たそがれオヤジさんが,この周辺の滝巡りがはじめてというのは意外でしたが,はやり行かれるなら,相生雄滝をお勧めいたしますヨ。
落差こそ15mほどですが,滝の上流に砂防もありませんしネ。それだけでも,水が綺麗というワケですヨ。
なるほど、<砂防ダム→淀み→水垢>。こういった因果関係があるのですか。一つ賢くなりましたよ。しかし、あんな沢の上にまだ堰堤があるのですか。あまり意味があるようにも思えませんがね。
あの田母沢って、あまり好きな渓相ではありませんね。
お薦めの相生雄滝ですか。いずれ見に行ってきますよ。日光に限らずですが、私、元々、滝見に趣味があったわけではなく、ごく最近のことですから、華厳の滝や裏見の滝だのといった一般受けの滝しか知りませんよ。
暑い日が続いてますので、ちょうど良かったみたいですね。釣り屋さんも友好的だったみたいですし…普段履きのVソールがすり減ってきたので最近もう一足購入しており、たそがれさんの記事をみて頭を抱えていたのですが、瀑泉さんのコメントが救われました(笑)でも本格的に使えるか自分でも試してみたいです…あの草むしり尾根ではフェルトでハイトスさんと大難渋した際にたそがれさんはやはりスイスイでしたね。そう言えば、モンベルにタビの形のゴムソールとフェルトが両方同じような価格で売ってましたので買うなら悩みそうですね。
みー猫
たまたま暑い日になったものですから、沢を歩いていて気持ちはよかったですが、本当のところは、もっとひやっとしたスリルを味わいもしたかったですよ。
田母沢の入口付近は、ヤブまじりの沢で、何というか薄汚い感じがいたしました。大方、水も汚いのではないでしょうか。当然、瀑泉さんご指摘の水垢も豊富で、さらに水辺は泥状でした。滝の上がどんなのかは知りませんが。
元から、そんなところにハイパーVのローカットで行くこと自体に問題があるでしょう。入ってすぐに後悔しましたから。
みー猫さん、沢靴ご購入予定ありですか?でしたら、どこか連れて行ってくださいな。
イズラ峠の地形は複雑で、どこが峠なんだろうという感じですが、石祠もあっさりと見つけられたようですね。
瀑泉さんじゃありませんが、私も相生滝がお気に入りでして、おすすめいたしますよ。羽黒尾根のツツジか紅葉とセットにして、黒岩あたりまで登れば景色も十分楽しめるんじゃないかと思います。ハイパーV、自分は一足を普段履きと沢とで併用していますが、どんな沢だと活用できるのか、試行錯誤しています。ミドルカット以上のものがあると、出番も増えそうなんですけどね~。
きりんこさんも相生滝をお薦めですか。となると、早々に行って来ないといけませんね。
ただ、どうせなら水量豊富な時期に見てみたいものです。それと紅葉の時期ですか。
イズラ峠の石祠、帰ってから調べるとアキ爺さんの記事がありましたね。探したわけではなく、出会ったといったところでしたが。
どこをどう通っていた峠道だったのか興味があります。道型からして、わりと広い道だったようです。
ハイパーVソール、確かにあれでは砂利やら泥が入り込んで、場所を選んで使う必要がありますよ。
存在価値を認めていただけているのは嬉しいものです(^^)
この時期の滝は涼しそうで山歩き中にはしぶきを浴びたくなります。
雪解けも早かったですしこんな天気続きじゃ、どこの沢も水が少ないのではないでしょうか?
今年は水不足になりそうな気がしています。
そういえば赤城の覚満淵も渇水状態らしいです。
さすがにヒッチハイクセットの谷川岳歩きはできませんが、マイナーコースというか、あまりハイカーが歩かない、つまり、馬蹄形の一部区間の裏側といったところなのですがね。
私の素人感覚では、雪解け水で滝や沢の水も多いのではと思ったりするのですが、そうでもないようですね。瀑泉さんの松木川記事を拝見していてもそのようだし。
覚満淵も水不足ですか…。滝も沢もチョロチョロりも豪快なのがいいですよ。眺めるだけでもね。
皆様、沢や滝に反応されていらっしゃるようで、私にはとても追従できる内容ではないので、うらやましく思います。
イズラ峠付近に秘密の花園がありそうなので、今春はそちら方面を徘徊しようと目論んでおったのですが、不発に終わってしまいました。取り敢えず、比較的容易に芦沢に戻れる事が判りましたので、私にとっては貴重な情報となりましたです。いずれ、その界隈でのんびりと遊んでみたいものです。
上半身ぬれること無くですから下半身はたっぷりと水につかったのですね。
そこそこ水遊びの手始め相当は楽しめましたでしょうか。
今年も手頃な沢に連れて行ってくださいな。
でも今回の記事にあった草むしり尾根のような組み合わせは勘弁です。(笑)
ハイパーVを入手したとしても遠慮しておきます。