たそがれオヤジのクタクタ山ある記

主に北関東の山を方向音痴で歩いています。山行計画の参考にされても責任は負いかねます。深慮せず軽く読み流してください。

他人様の花見の宴の雑用をした後に慌てて一人花見を楽しみに出かける。

2018年04月01日 | 地元の散歩
◎2018年4月1日(日)

 今日は会社の近くの老人会の花見の宴に参加した。別にこちらが老人会に入っているわけではなく、会社として日頃の付き合いがあっての、缶ビールのケースやら一升瓶を抱えての参加だ。一種の奉仕活動のようなもの。
 年寄りの飲みっぷりはすごい。一升瓶はあっという間に空になった。一昔前までのイメージのご老体はあまりいなくなった。案外、自分がその年代に近づいているからそういう感覚になるのかと思うとぎょっとする。「老人」という言葉に見合った年寄りは確実に少なくなっている。
 年寄り・老人会だから、別に日曜日にせずとも静かな平日の公園でやればよいとは思うが、それに参加する民生委員さんのご都合らしい。自分と年が同じくらいの民生委員のオバチャンは、平日はわがままな年寄り(と、ストレートに言ったわけではないがニュアンスでそう理解できた)がどうしても多くて多忙になり、日曜日しか空いている時間がないとこぼしていた。
 おかげで、こちらは休日出勤になってしまった。とはいっても花見は午前中いっぱいだけのことで、それが終われば解放だから、後日の丸一日代休ということはなく、さりとて金銭に代えることができるようでもない。代償は平日の午前半休。こんな行事で丸一日つぶすことになったのでは、半休を取ったところで気分が晴れるわけがない。まして、昨日も今週の土曜日もまた通常の出勤日になっている。ずっと出勤続きだ。
 やりたい事、やらねばならない事が山ほどある。病院にも行きたいし、床屋にも行きたい。だが、その時間がとれない。洗濯は夜にやるようになった。家の車のタイヤの履き替えも、暗がりの中で3台は自分でやった。もう1台は点検時と思っているが、ディーラーに行ける日が定まらない。日曜日はお断わりと言われている。結局は、老いた親の世話と山歩きは後手になる。仕事はむしろヒマ。コンビニの駐車場に社用車を止め、アイスコーヒーを飲みながら読書をしたりしている日々だ。終業タイムの17時15分になれば即、帰る。ただ、拘束される日数が多過ぎる。隔週の土曜休みではこういうことになるんだなぁ。長らく完全週休二日で働いていただけに、それが当たり前で隔週の想定も何十年前の感覚に逆戻りできなかった。
 花見も気楽でいいが、来賓で招かれる市会議員のように、挨拶をして乾杯の後はいつの間にやらいなくなっているといった存在ではなく、片づけを手伝い、ブルーシートの土ぼこりと花びらを落としてたたんでからようやく終了。長い花見だ。中には、引き続き、同僚が酔っ払ったジイサンを家まで送り届けることもある。
 余計なぼやきをしてしまった。6月に入って有給休暇を取れるようになれば少しは変わるだろう。変えなければなるまい。

 数日前から桜も散り始めているが、仕事がらみの花見が続いている。先週の木曜日は自分も練習に参加させられているグランドゴルフグループの花見会だった。終わってからカラオケに付き合わされた。このグループは、太田市でも田園調布のようなところに住んでいるような方々が集まっているクラブでそれなりに気をつかった(笑)。
 そして今週は水曜日に別のグランドゴルフ会の花見。こちらは主に自営や農家の方々が主体だが、逆に排他的なところもあって会話やら付き合いも難しい。土曜日はこれもまた別の老人会の花見。もうその頃には桜も散ってしまっているのだろうが、日程がそう決まっているのでは、こちらがどうこう言う立場にはない。また一升瓶を持って行き、ブルーシートをたたむだけ。
 今日、上司から聞いてびっくりしたが、明日は会社の前橋の本部に行って、ちょっとした儀式の後に花見だそうな。参加するのも気の重い花見がこう立て続けになると、もううんざりしてしまうが、勤務日の花見だからまだ我慢もできる。今日のような休日の花見は例外だ。仕事だからと言われればそれまでだが、もう御遠慮願いたい。

 前置きが長くなった。今日は、高木から花見に呼ばれていた。何度か一緒に山行したことのある連中との飲み会だそうで、老人会の花見が終わったら行きたいところだったが、昨日の夜桜だったらともかく、明日は仕事。我慢した。

 花見の片づけが終わり、家に向かいながら、そういえば、金山山麓の水芭蕉はどうなっているのだろうかと気になった。ちょっとの寄り道ルートだ。時間つぶしで水芭蕉を見に行って来ようか。帰ってからやれることといったら、せいぜい、買ってからそのままにしているFMアンテナをベランダに取り付けるくらいのこと。そんなのは1時間もあれば足りる。
 今日も陽が昇るとやはり暑くなった。さっきまで薄手のジャンパーを着ていたがもう脱いだ。

(水芭蕉群生地。青葉になっているけど終わり?)


(よく見ると咲き残っているのがあった)


(ここのところの陽気でツツジも顔出しのようだ。山のツツジも早いかも)


(改めて)


(お祭りは終わっていたが、このポスターの<第1回>というのが気になった)


(未練残して)


(やはり桜に目が行く)


(金龍寺前の駐車場)


 ということで、水芭蕉見物は出向くのが遅かった。ここで頭を切り替える。多々良沼の桜はまだ見られるだろうか。去年は行けなかったが、きれいな桜が続いていた光景を思い出す。行ってみよう。

(最初はここのスポットに行った。一昨年に行ったところとは違う。人はあまりいない)


(場所を変えて。駐車場の脇の公園で)


(行きたかったのはここだった。さっきのは勘違いしていたところ)


(かなり賑やかな咲きっぷり)


(多々良沼をバックに。この辺でベトナム人のグループが20人ほど車座になって飲みながら騒いでいた。日本人グループはこじんまりと花見)


(満足して別のスポットに移動)


(実は、桜よりもこちらを見たかった。ちょっと早かったかなぁ。一昨年はもっとうるさい程に密に、そして高く咲いていた)


(それでも癒される気分)


(紫の群生もあったり)


(近々また来ようかな。朝のうちは出勤前にも来られるし)


(帰り道で車から降りて。何とか満開には間に合った)


 ということで、花見続きの延長で一人花見をしてしまったが、一人花見の方が良かったに決まっている。来年もまたこの時期に気後れ参加の花見が続くのかなぁと思うとうんざりする。

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2 コメント

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Unknown (ぶなじろう)
2018-04-02 13:28:39
お仕事とはいえ、連日のお花見お疲れ様です。
自分も宴会付きのお花見は苦手ですわ。まして段取りから後片付けとなると社会人一年生のようなもの。先輩への気配りもありましょうし。
多々良沼の写真、場所はだいたい判りましたよ。出島のような神社手前がお花見スポットなのですね。こう花見期間が短いと、あちこちうろつける余裕もありません。
ぶなじろうさん (たそがれオヤジ)
2018-04-02 18:58:48
ぶなじろうさん、こんにちは。
花見にお付き合いいただきありがとうございます。
実のところ先輩への気配り云々ということではなく、周囲が女ばかりの職場で、男が3人しかいない部署なので、先輩であろうがやるしかないといったところです。
ちなみに、本日の前橋での花見は、お笑いですが、野外ではなく、ホールに桜の造花を設え、蛍光灯の下での宴でした。こうなるとまた風情も何もあったものではありません。それどころか、25人ほどの中でアルコールを飲んでいたのは自分だけといったところで、周りはノンアルを飲んでいるばかりの連中でした。これでは、寄っても騒げないつらさがあるものですね。
多々良沼の花見スポットですが、最初に行ったところはそれなりにきれいに咲いてはいましたが、直線なのですよ。そのため奥行きが感じられませんでした。
場所を変えたところは、おっしゃるように浮島弁天神社に行き着く小道です。
ここはちょっとカーブしていて、奥行きが感じられます。早朝なら、多々良沼一周しながら桜見をするのがベストでしょう。

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