たそがれオヤジのクタクタ山ある記

主に北関東の山を方向音痴で歩いています。山行計画の参考にされても責任は負いかねます。深慮せず軽く読み流してください。

日光白根山。かつてはこのコースを歩くことになるとは思ってもいなかったが…。

2023年08月29日 | 日光周辺の山
◎2023年8月25日(金)

ロープウェイ山頂駅(8:23)……二荒山神社(8:25)……自然散策展望台(8:35)……白根山ルートに出る(8:47)……大日如来(9:07)……樹林帯抜ける(10:03)……奥白根神社(10:33)……白根山(10:40~11:10)……弥陀ヶ池(11:52~12:04)……血ノ池地獄(12:48)……六地蔵(13:21)……展望地(13:26)……ロープウェイ山頂駅(13:46)

 日光白根山にロープウェイ利用でも行けるということは、40年前に湯元から初めて登った際に知ってはいた。まだまだ体力と気力が余っている頃だったから、ロープウェイ利用は「邪道ルート」と思っていたし、その後に白根山付近を歩く時にも、考慮することはなかった。
 今年の夏の暑さは酷い。年のせいかもしれない。山を歩く気にまったくなれない。沢歩きでごまかそうにも億劫だ。車で遠出する気になれない。体力が衰えるのを懸念して、一昨日、たまたま、地元の天気は曇り空で、これはラッキーと、八王子丘稜でも歩こうかと思い、太田市最高峰の根本山に行くつもりでいたら、何となく足が向いた予定外の桐生の茶臼山まで行ったところで、遠雷が近づき、雨が降り出し、早々に戻った。根本山には行けなかった。わずか1時間15分歩きで終わった。それでいて大汗をかいた。手拭い2本とタオル1本を濡れ雑巾にした。そのわりには、足腰がしっかりと動いたのには安心した。

 ぶなじろうさんの菅沼からの日光白根山の記事を拝見した。久しぶりに行きたくなったが、今の自分には菅沼からですら無理だと思った(菅沼登山口の標高は1730mほどらしい)。2600mに近い山頂は涼しいだろうが、出発時点からしばらくは汗ダク歩きだろう。それが不快そうで嫌だった。ここで、ふと、途中の大汗を省くにはロープウェイ利用という手があるのではないのかと考えた。何せ、金を出せば標高2000mまで運んでくれる。「敢えて」も何もない。かねての邪道ルートをすんなりと受け入れた。これなら、楽に涼しく登れると思った。これはあくまでも幻想で、実際には、そうでもなかったが。

(ロープウェイ山麓駅。この前を何度も通過したことはあるが、来たのは初めてだ)


(29号車に乗った)


(ロープウェイからの眺め)


 ロープウェイの駐車場に着いたのは8時だった。駐車場は空いていた。登山者用駐車場は少し奥になっている。すぐに準備をして向かった。待つこともなくロープウェイには乗れたが、乗車券を購入する際に、平日だから往復2200円だと思っていたが2500円だった。係の方に伺うと、この時期は夏休み料金だそうな。300円損した気がした。まぁ、労せずして2000mまで上がれることを考えれば歩くよりはましだ。乗車時間は15分。

(山頂駅に到着。日光白根山がいきなり迫っている)


(二荒山神社。一応、お参りする)


(ここにもゲートがあった)


(間違い道を歩いている。ここは登山道ではなく探索路だ。写りがボケてしまった)


 山頂駅2000mでの気温は確認しなかったが、さして涼しさはなかった。これは風もなく、直射日光のせいだろう。気分的には涼しいと思うことにした。二荒山神社に参拝して登山口の門扉を開けて入る。後ろにファミリーが続いていたからロックはしなかった。ここで、早々のミスをした。白根山に登らない遊歩道と白根山に向かう歩道の分岐があり、ここにはあちこちに地図イラスト付きのコース標示看板があるのだが、各ポイント地点が黄と緑の数字になっていて、数字そのものは変えてくれればいいのに同じで、ここは緑に従うのが普通というか当たり前なのに、黄色の標示にしたがってしまった。黄色はあくまでも白根山に登るつもりはない人のための探索路標識のだった。

(展望台から燧ヶ岳)


(探索路とはいっても白根山には行けるようなので安心した)


(直通コースに合流、ムダな歩きをした。燧ヶ岳は後でも見られた)


 しばらく歩いて、何だかおかしいなと思ったが、今さらだからとそのまま歩いた。どこも道はしっかりとある。おそらく、ここが看板の「展望台」だろうと思った仮伐採地からは燧ケ岳が見えた。それ以外は見えない。先に下って行くと、幅広の道に出た。これが正解ルートだったようだ。ここまで平坦ではあったが、それなりの登りもあって、すでに汗ばんでいる。
 さっきの神社で出会ったファミリーが前を歩いていた。追い越す。黙っていればいいのに、言い訳がましく、お父さんに「さっきもお会いしましたね。道を間違えて大回りしてしまいましたよ」なんて、余計なことを言ってしまった。笑われただけだ。

(でかい不動岩は標識撮りだけにした)


(2.5kmの距離は微妙だ。傾斜によっては遠いし、近くにもなる。ご覧のように、<③>でも黄色と緑が同居している。言い訳になるか)


(大日如来)


(何山かよくわからんが、南西方面の山だ。樹林帯の歩きですっきりと景色が見られたのはここだけだったろうか)


(この平坦がずっと続けばいいが)


(こんなところもところどころにあって、少しつらい。大方は、こんなところで先行者を抜いた)


(ずっと気になっていた。錫ヶ岳方面だろうか)


 どうもすっきりしない登山道だ。「樹林帯コース」ということになっているから、正面から陽を受けることはあるが日陰歩きが大方だ。傾斜は基本的には緩い。急な所もあるし、平坦な歩きが続くところもある。登山道そのものは歩きやすいとは言い難い。雨で削られたのか、岩や木株を越えるのが大股にするところがあちこちにある。一応は、樹林帯の歩きゆえ、この歩きがいつまで続くのかが気になるところだ。上が見えないから果てなしに感じてしまう。標高を確認すると、まだ300m以上あったりと、がっかりする。先行するグループやら、二人連れを何人も抜きはしたが、さすがにジイさんを含めた単独氏3人ほどに先を譲った。邪道ルートだからと思い込み、足腰に自信のないハイカーばかりが歩いているわけではない。

(樹林帯歩きも終わりそうで)


(この先はもろに陽射しの中を歩くことになる)


(淡々と登っているが、結構しんどい。栗駒山を思い出した。この辺、草紅葉がきれいかも。ただ、この暑さ続きでは今季の紅葉はどうだろう。街路樹の葉はもう落ちているのが目立つ)


(先ほどの写真の続きだ、やはり、白桧山、錫ヶ岳方面のようだ。ということは、左端が白根隠山? 奥が錫か。皇海は見えていない。いや、奥の三角が皇海で、真ん中が錫だろうか。いずれにしても、今のオレにはレベルが高すぎる)


(遠くよりも目の前。なかなか山頂に至らず)


(ラスト300m)


(爆裂火口の名残りだろう。どうでもいいけど、ここから白錫尾根は見えるが、前白根は見えないのか?)


 いくらか陽射しが強くなって、ぽっかりと真上に白根山が見えた。標高2415m付近。まだ男体山の山頂の高さには達していないし、残り160mはある。男体山ならあと70mだ。この先はガレ場が続くようだ。風でもあれば快適だが、無風ではつらい。さらにかんかん照り。ここまでと違って、見上げる山頂は遠く、傾斜もきつく感じる。不健康的な粘った汗がダラダラ流れる。20歩登っては呼吸を整える。これが自分だけのことかと思っていたら、山頂を目指すハイカーの多くも同じようで、先行者との距離はさして詰まりも延びもしない。それでも追い越しはあった。もう下って来るハイカーもいる。

(神社に到着。もう山頂と言ってもいいだろう。昔の思いの邪道ルートも、もはやいずこの話か。ただ、一人で気軽に歩いているから青色吐息になるほどではなかった)


(山頂。結構いる)


(山名板。このオバちゃん、しばらく待ったがどいてくれなかった)


(三角点)


(男体山と中禅寺湖。いいねぇ)


(山頂は狭くうるさいので、向かい側のピークにやって来た。真ん中の窪みを下ったが、右にしっかりした通路があった)


(山頂よりもこちら側からの展望が良かったか)


 神社が見えてほっとした。山頂はすぐそこだ。山頂には平日なのに多くのハイカーの姿が見えた。持参の温度計は24.5℃になっている。涼しいといえばそうだが、直射日光で涼感はない。山頂の山名板と三角点を撮りはしたが、ハイカーが多く、また、そのほとんどがグループでどうも落ち着かない。適当に写真を撮って、北側のピークに移動した。岩場を慎重に下った。岩に抱き着きもした。下ったところにはロープが張られ、登山道ではないところを下ったようだ。対岸の岩峰は少しは喧噪も静かで、ここで休憩にして菓子パンを食べた。隣で、つくば市からやって来たという青年が、栃木弁なまりのオバちゃん二人を相手に金精峠から登って来たというようなことを言っていたのが聞こえた。へぇ、すごいもんだ。少し離れたところに移動してアイコスを吸った。
 予定では五色沼に下るつもりでいた。こちらの喧騒もひどくなった。本峰とこちらで、大声で話を交わすグループが出てきた。五色沼に行くには本峰に一旦、戻るしかない。この賑やかな中にいるのがいたたまれず、本意ではなかったが、予定を変更して、そのまま弥陀ヶ池に下ることにした。百名山に登ってはしゃぎたくなる気持ちがわからぬでもないが、こういうグループは愚かとしか思えない。周囲を考慮して静かに騒いで欲しいものだ。まして、世間の常識をわきまえているはずのジイさんバアさんたちだ。

(弥陀ヶ池に下る)


(弥陀ヶ池。ここからの紅葉はどうなのだろう)


(恐ろしげなところを下る)


(ここで滑って軽い負傷)


(上を眺める。かなりガレている。積極的に登りたくはないが、菅沼から登れば、近道としてはここを通るしかない)


 弥陀ヶ池に下る道を歩くのは初めてだ。菅沼から入って弥陀ヶ池に出て錫ヶ岳に行ったことはあるが、白根山経由ではなかった。不安定な石ゴロの急斜面だった。滑ったらケガをしそうで、慎重になり、両手フリーになるように、ストックはしまった。それでも足を滑らせて、左手首に軽い出血をした。ここは登りに使いたくはないなと思っても、登って来るハイカーは結構いる。登って来たジイさんが弱音を吐いていた。ここはきついねと。次の青年は、ぶなじろうさんのお言葉ではないが青色吐息の気配だった。このコースは安全ルートとは言い難い。

(ようやく落ち着いたか)


(右手に五色沼。やはり、あちらに下れば良かったかも)


(角度によっては弥陀ヶ池もきれいだが)


(十字路の看板。この時点で七色平に下ることは決めていた)


(間近にすると、きれいとはいいがたいただの池)


(あれが座禅山だろう)


 弥陀ヶ池が間近に見えて安堵した。普通の登山道になった。ここは十字路になっていて、左が七色平で、直進は座禅山。右は弥陀ヶ池。わざわざ弥陀ヶ池に行くつもりはなかったが、山頂にいたつくばの青年が十字路で休んでいたし、狭いスペースで息苦しい感じがしたのでとりあえずは弥陀ヶ池に下った。ベンチはすべてうまっていて、平らな石を探して腰掛けて休んだ。身体は汗でベトベト。ただ、風が通っていて気持ちは良い。アイコスをふかして、きれいでもない弥陀ヶ池を眺めていた。雲が多くなってきたが、雨になる雲行きではない。いずれまた晴れるだろう。ジイさん3人組が菅沼の方に下って行った。単独のオジさんは体操なんかしている。麗人の単独ハイカーさんが現れ、ベンチに腰掛けた。何となくぼんやりしていた。久しぶりに歩き疲れた。地図を広げ、早いとこ終わらせたく、七色平方面に向かうつもりになっていた。座禅山に向かっても、座禅山は周囲が岩場のようで、コースからは外れている。登れなきゃ意味もあるまい。重くなった腰を上げる。

(諸事情で座禅山方面に向かうことになった)


(七色平に向かう麗人さん)


 十字路に登り返した。正直のところ、ここもまたきつかった。休憩スタイルでコース看板を眺めていたら、さっき見かけた麗人さんが弥陀ヶ池から登って来た。会話が生まれる。座禅山経由と七色平経由はどう違うのだろうという話になり、麗人さんは七色平を選ばれた。普通なら、単独歩きどうしでもあるし、一緒に下りましょうかということになるが、オレにはそうしたくともそんな言葉巧みな芸当はできない。一緒に下らずとも、後ろからヒタヒタとストーカーまがいに歩いて行くのもためらわれる。もとより、ロープウェイ利用者の大方はピストンで下るようで、菅沼登山口に下らない場合、こちら側を歩くハイカーは少ないようだ。不本意ながら、自分の選択は座禅山経由となった。座禅山に登るわけではない。地図を見ると、座禅山の周囲はゲジゲジマークになっている。かすめるだけのことだ。ため息をつきながら座禅山に向かった。

(標識ではここが座禅山になっていて、向こうにはロープ止めがあった。少しは入ってみたがやめた)


(「座禅山火口」の案内板があった。降りられるようにはなっている。踏み跡は薄い。登り返しを考えて、わざわざ足を向けなかった)


(どんどん下る。これがまた長い)


 間もなく「座禅山」の標識が現れた。ここが座禅山でないことはわかっている。ロープを越えて先に行ってみたが、アホらしいことをしている気がしてやめた。すんなりと行けるはずがない。戻る。樹林帯の中を延々と下る。出会うハイカーはいないが、コースに戻ったところで青年が後ろを歩いて来たのは確認している。それっきりだった。いったいどこまで下るのだろうか。腐りかけのステップの階段が続く。麗人さんのおかげでこのコースを選択したのを後悔している。ただ、この先にある「六地蔵」だけは気になってはいた。

(血の池地獄。奥まで入ることもなかろう)


(まだ⑧か…)


 設置された<現在地案内>の緑色⑦に着いた。ここから七色平に向かうと、往路で通った大日如来に出てしまう。せっかくだし、⑧から外れる「血の池地獄」に寄ってみたい。平坦にはなったが、相変わらずに殺風景で、夕方なら、少しの物音でビクリだろう。
 ⑧ポイントから血の池地獄に向かった。血の池地獄のエリアは一帯のようだが、最初の案内看板を見て、不気味に感じて先に行くのはやめた。夕暮れ時なら、女人の叫び声、哀れみ声がこだましてきそうだ。何かに取り憑かれでもしたらとさっさと戻った。
 しかし、だれにも会わずと思ったところで、意外にも反対側からの二人連れにコンニチワだった。背負うザックは重そうだし、避難小屋にでも泊まりだろうか。ここで、いきなり両足が攣った。芍薬甘草湯を含んだ。速効だった。

(六地蔵。こんなところを見て楽しんでいるのもオレくらいのものか)


(「史跡散策展望台」から)


 六地蔵。期待はしていなかったが、しっかりと六地蔵さんが納まっていた。いつ頃の物だろうか。看板を読んで、最近の記憶がよみがえった。赤城山の冴えない山を歩いた際に、「六道の辻」というのがあった。六道はあの世の世界のことだ。これは共通している。
 ここまで来たら、ロープウェイ乗り場も近い。案内看板には、すぐ先に「展望良好」とあった。樹林帯の歩きからも解放されたが、いきなり暑くなった。展望良好から見えたのは、山頂が雲で囲われた上州武尊だろうか。真下には、ロープウェイ乗り場らしきところが見える。

(ここから右への登りになる)


(アサギマダラか? そういえば、高山植物らしき草花に出会うことはなかった。目の向きが違うんだろうな)


(まだ登る)


(登り切ったが、我慢できる登りがまだあった)


(終点到着)


 あとは楽勝かと思ったのはとんでもなく、標識にはわざわざ「坂道」とある。ラストの登り返しはつらい。カーブしたところで、さらに坂道は続いていた。登り上がってようやくほっとした。ロープウェイが動いている音が聞こえてきた。

(神社に戻った)


(庭園風になっている)


(「天空の足湯」に行ってみた。入るつもりはない)


(足湯から燧ケ岳)


(これはよく見る写真)


 フェンスを開けて外に出る。せっかくだから、近くを探索した。賑わっている。半分以上がハイカーではない。「天空の足湯」があった。白根山は雲に覆われて見えない。何はともあれ、雷雨にあたらずに良かった。ここでロープウェイが止まって、下れずに一時間半足止めを食らったという記事を最近読んだことがある。ゲレンデを下ったとして、片道分の払い戻しはできるのだろうか。

(ロープウェイに乗る)


(丸沼、燕巣山、四郎岳)


(面白みのない写真だったか)


 下りのロープウェイからの景色は楽しめた。紅葉の時季ならさぞきれいだろう。丸沼の真上に見えるのは燕巣山と四郎岳だろうか。もう登ることはあるまい。湯沢峠からヤブ漕ぎして登ったこともあったなぁ。

(リフトも動いていた)


 ロープウェイ山麓駅着。そのままトイレに向かった。用足しをしたいわけではない。水分は大方が汗で流れている。顔を洗って、手拭いを洗うためだ。車に戻ったら、着替え時にそれで身体を拭く。ふと、レストランの前を通ると、件の麗人さんが出て来た。食事をしていたそうだ。白根山に来て良かったと連発していた。今回は残念だったけど、今度来たら、五色沼にも行きたいともおっしゃっていた。こういう時、相手のことを意識すると、自分の応対は、極度にぎこちないものになる。自然に会話できないのだ。情けない。先方は、ただの話しかけやすそうなジイさんと思っているだけのことなのに。

(駐車場。麗人さんの姿が見えた)


 外に出て駐車場に向かう。50mほど先を麗人が歩いている。後ろのオレに気づいたようだ。大声で「お疲れさ~ん」と言われた。自分とはまったく反対方向に向かって行った。
 温度計は26.9℃になっていた。濡れ手拭いで身体を拭いて着替えた。すっきりした。帰路に就く。エアコンもつけずに窓を全開にして走ったが、片品村に入ると30℃を超えたのでエアコン頼りになった。涼しいようなら、吹割の滝にでも寄ろうかと思っていたが、せっかく着替えてまた汗ダクになるのも嫌なのでやめた。汗ダクといえば、今回は、珍しく1.5リットル(普段なら1リットル)の水を持参したが、半分も飲まなかった。これが健康的なのかどうかは判断もつかぬが、少なくとも補給水分よりも汗流しの方が多かったかとは思う。
 今回の山行をきっかけに次は…ということは、しばらくはあるまい。酷暑がまだまだ続きそうだ。苦行してまで山登りに固執する適齢期ははるか以前に過ぎている。

 ※今回使ったコンデジカメラだが、前回の上野島で水没させたカメラをシリカゲルを大量にぶち込んだチャック袋に数週間入れて復旧を試みたが、結局はダメだった。映りが良いと思っていただけに残念だ。今回は、以前から使いづらいなと思っていたコンデジにした。このカメラ、ポケットに入れて動き回ると、ちょっとした衝撃に調整ボタンが動いて、都度に確認をしないとおかしな画像になってしまう。後で見て、結構、削除した。消した画像にはもったいないものもあった。せっかくの日光白根山の写真も、この程度で終わってしまったのが何とも残念だ。だが、このカメラは防水で、水の中でも撮れる。わざわざ一眼を持って山を登るのも何だし、何とか使いこなすようにしないと。


(今回の歩き)

この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)

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4 コメント

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座禅山 (みー猫)
2023-08-30 00:35:47
たそがれさん、こんばんは
奇遇ですね。この翌日、座禅山に行きました・・・が、てっきり岩峰が立ってると思ってたら火口の窪みだったですね。御釜巡りをしましたがゲジゲジは内側。実は野球親爺さんが行ってたのだけ覚えてて・・・どこかに板があったそうですが、野球親爺さんは雨天で板に行きついてなく(あれぇ?)、やんちゃオヤジさんの記録だと2317Pに板があったようですね。座禅山の御釜、東側の一角は気持ち良い場所でした。
みー猫さん (たそがれオヤジ)
2023-08-30 08:31:07
みー猫さん、おはようございます。コメントありがとうございます。
この暑さの中、みー猫さんは精力的に歩かれているようですね。子供の頃から暑さには弱い自分にはうらやましいところです。
早速、座禅山記事を拝見しようと思いましたが、アップはまだのようですね。
さて、座禅山周辺の地図をしっかり眺めると、ついゲジゲジ部分が座禅山山頂と思いがちですが、2317mが山頂のようですね。だったら、弥陀ヶ池から直に登れたのかもしれません。
ゲジゲジは、火口への案内板があったところから下った周辺でしたか。行ってみればよかったかなあ。
また行く機会があるか何とも言えませんが、いったら、その辺は確かめておきたいと思います。
Unknown (ぶなじろう)
2023-08-30 19:02:31
こんばんは。
ロープウェイからでしたか!自分も次回はロープウェイかな、と思い、真剣にロープウェイコースを眺めてみたのですが、実のところ菅沼コースとの標高差は250mほどなのですね。この250mが大きいと考えるか、大したことないと考えるか・・・。ジジィになると少しでも楽をしたい。なので、けっこうデカイかもですねぇ~。
座禅山は私も未踏です。地図はいわゆるゲジゲジではなく凹地記号ですね。ロープウェイコースで凹地を見てみたくなりました。それと「血の池地獄」も気になってきましたよ。
ぶなじろうさん (たそがれオヤジ)
2023-08-30 22:59:09
ぶなじろうさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
安易にロープウェイを使って白根山に行っても、それなりに見どころはありました。250mの差とはいっても、菅沼から登れば、弥陀ヶ池から同じ道で戻らなきゃならない。その点では、コース取りをうまく使えばロープウェイコースでも楽しめるかと思います。
「血の池地獄」ですが、看板には、ここに導かれるのは女人だけのようで、猛火の中で阿鼻叫喚が響いていたとのこと。私は入口だけでやめときましたが、奥までは入れそうでした。
それと、座禅山。みー猫さんのコメントで気になっています。ゲジゲジは凹マークでしたか。地図読みが浅かったようです。ということは、山頂そのものは南側の2317mと思ってしまい、標柱があったところからロープを越えて行けば山頂には行けたかなと思っていましたが、グーグルアースではゲジゲシの北に座禅山と記されています。どうもすっきりしません。いずれ、今回はやめにした先の座禅山火口に下って確認しに行かないといけないようですね。

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