フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

床屋に行くと思い出すこと

2006-11-14 | 演奏や練習に関して
今日代休をとったので、日中に自転車に乗り、夕方に床屋に行った。

天気は良かったが風が強かったのと、秋はいろいろ音楽活動が密集していて自転車にのる時間を全然とれず運動不足気味だったのとで、自転車走行距離は90kmの目論見が70kmでへたって帰ってきてしまった。

床屋は通常月曜休みだと思っていたが、どうも最近は第2第3火曜も休みとなったらしく、数件まわってみた普通の床屋さんはみーんなお休み。なので、普通の床屋さんでのんびり切ってヒゲ剃りしてもらおうと思っていたのが、安い早い系の床屋さんでちゃきちゃきと済ませることになってしまった。残念。


秋は演奏会シーズン。演奏会の近い時期に床屋に行くと、いつも中学高校時代の吹奏楽部の活動を思い出す。

床屋に行くと、何故かあたまがちんちくりんになる。今はそんな事は感じないが、昔はそれがすごく気になった。いわゆる思春期だからか?

とにかく、高校生の頃は、そのちんちくりん頭で演奏会に臨みたくない。なので、演奏会の日から逆算して髪を切りに行かなくてはならない。

だけどたいていその事を忘れていて、いいところギリギリ2週間前というところか。

演奏会に髪の毛のコンディションが整うぎりぎりのところで髪の毛を切り、次にするのは楽器をキレイにすること。(床屋とは関係がない)

ある年には演奏会前最後の練習が終わった後、楽器(当時はクラリネット)のキーを全部ばらし、銀みがきでキレイに磨いて悦に浸っていた。今から思うと恐ろしすぎる。ついでに革靴も磨いてぴかぴかにしていた。

今となっては演奏会で楽器や靴がぴかぴかだからといって、良い演奏ができたり、女の子にもてるかも、なんてこれっぽっちも思わない。たとえ靴が多少汚くても客席からは見えないから関係ないよね、なんて考えてしまう。

自分にもそんなかわいらしい時期があったのだなぁ。
床屋に行くと、何故かそんな昔をよく思い出してしまう。