フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

三日間、楽譜に呑まれた

2006-11-06 | 吹奏楽、管弦楽&アンサンブル団体
「3日間呑むぞ、でも少しだけ練習しよう」の合宿 の巻

この3連休は、木管アンサンブルで合宿だった。
千葉の九十九里の方の、海岸の近くの、ホテルみたいなところ。周囲はテニスコートがたくさんあり、テニス合宿ゾーンを形成していた。


私は合宿初日は本番と重なったので、本番終了後に車で移動して深夜に合流。
大学時代に(何年前だ??)そっちの方へはよく車で遊びに行っていたので、道はなんとかなるだろうぐらいに思っていた。

高速道路の出口から出て、昔よく走った道を・・・・と思ったらすっかり様子が違う。道が立派になっているので、おそらくは新しい道ができたのだ。夜中で辺りが寂しいのでかなり気弱になる。

そんなときに、先着部隊から「いつごろつく?」との心配メール。「わからない。今インター出た」という弱気のメールを返す。深夜だし、道に迷わなければ30分ぐらいの道のりなのだけど。

それでもがんばって近くには行くものの、ホテルのHPからダウンロードした地図がよくわからない。バス停が書いてあっても、信号の名称や、県道の番号等が書いてない。わかることといえば、使いもしない有料道路の出口から二つめの信号機で曲がることだけ。あるべき所にローソンもない! ちゃんと使える地図をネットにのせろ!!
結局、30分未満の道のりを50分かかって到着。それはそれは心細かったぜ。


初日は楽器を演奏することはなく、有志でテニスをしていたらしい。

「テニスで空振りはしない」と豪語したにもかかわらず二回続けて空振りしたとか、ありえない転び方をしておしりと胸と肘をすりむいた人がいるとか、やはりあの地図ではまともにたどり着けずうろうろした、というのが酒の肴。


翌日は、ゆっくりの朝食後、午前中はアンサンブルの本一冊分!をやる。
持ち寄ったアンサンブルの楽譜もやる。

昼食は、合宿お決まりのカレー。

午後は、アンサンブル発表会向けの練習を、三つのユニットで各1時間ずつ。

夕方に有志で砂風呂へ。
やはり地図不完備により、行ったり来たり。
おーい、千葉の白子町! もっとどうにかしろっ

砂風呂では、背中とおしりが熱い。
シャベルを持って砂をかけてくれるおじさんに「熱い」というと、熱かったら自分で熱くない砂をごそごそ、とその箇所へ入れのだった。なーんだ、もっと早くいうべきだった。おかげで、あとで風呂に入ったとき、背中がまっかになっていると言われてしまったよ。(T_T)
もともと風呂は好きな方ではないので、気持ちよいのかよくわからず。その後に食べたアイスは、おいしく食べられた。

夕食後、発表会と称して各ユニットのアンサンブル発表会。と録音。
一曲だけ、当日に練習しなかった曲を演奏中に自分が落ちて止めてしまったのが悔やまれる。みんなに録音を配るときは、編集してしまおう(^o^)

そして夜。
録音を聞きながらの、ダメだし宴会。

無情な音楽に沈黙が流れる・・・・・・・・

さあ、現実の直視はそこそこにして、楽しく飲もう!!


翌日。
飲み会のはじめに某食品会社に勤めている人が会社から掠めてきたのか、顆粒の「ウコン」を配布してくれていたおかげか「合宿にしては」お目覚めが良い。
これ、おいしい。オススメ。

ゆっくりの朝食のあと、午前中いっぱい、またまた初見大会.
昨日よりも演奏しやすく楽しい曲だったので、特にオーボエ嬢がご満悦。

帰りは渋滞していたけれど、時間が早めだったためか思ったほどではなく。


連休の三日間、楽譜に呑みこまれそうな日々ではあった。