マドリーの恋人

ヤマダトミオ。 画家。 在スペイン52年。

2019 新春

2019-01-09 15:30:30 | スペイン日記

今年も宜しくお願いします

 長いクリスマス週間が終わりました。スペインカトリック教徒は1224日~16日の間をナヴィダァ(Navidad)と呼びイエス誕生を祝福します。25日一日じゃ祝福しきれないのです。その間に、クリスマス、サンタクロースのプレゼント(カトリック教徒も相乗り)、クリスマス特別宝くじ、忘年会、大晦日の12粒のブドウ食べ、新年会、東方の三賢帝のプレゼントがあります。買い物とパーティーで財布と体力を使い果たします。マドリードの繁華街は買い物客と酔っ払いとおのぼりさんでごった返します。レストランだけではなく、家庭も家族が集まるのでパーティー料理をつくります。その食材を買い置きするだけでもひと仕事です。日本ではおせち料理を楽天やアマゾンを使って取り寄せるように、マドリードでも料理の注文やお惣菜を買う家庭も増えました。少人数ならそれで間に合うけど10人以上となるとやはり手づくりです。大したものではありませんが、我が家の手作り料理の写真です。スペイン人も日本人も一緒にテーブルを囲むので和洋折衷を通り越して、何でもあり、パーティー料理となりました。いつどれを食べたかを忘れましたが、ナヴィダァの間に食べました。ともかく、皆が好きなイベリコ豚の生ハムが一本あれば、大人数になってもどうにかなるものです。料理写真をズラズラと並べますが、お腹が一杯になって頂ければ幸いです。僕は見たくもありません。昨日、スペイン人画家仲間とマドリードの中心地にある飲み屋街へ繰り出しましたが、人人の人で溢れかえる道を歩くだけでも疲れました。皆の行きつけのバルにたどり着いたときは、のどはカラカラでした。ナヴィダァの後は大バーゲンセールが始まり、2月末まで続きます。近郊からもどっと買い物客が来るので、また人で溢れかえります。ヤレヤレです。マドリードの画廊の20192020のギャラリー画集に僕の作品が掲載されました。

イベリコ豚一本

フィデウア(パエジャのパスタ版)

手づくりクリスマスチョコレートケーキ

イブのテーブル

酢合わせしたエビタコのカップ

ムール貝のベルギー蒸し

鯛のカルパッチョ

採りたて野菜サラダ

鶏肉のごま油とへレス酢漬け(長ネギの山で見えない)

紫キャベツ煮の松の実かけ

イベリコ豚ロースのチョリッソ(腸詰め) 生ハムよりもムチムチです

イベリコ豚の生ハム

仔羊焼き(ラムの臭みは全く無し)

白アスパラガスのロースハム巻きに錦糸卵かけ(スペインの錦糸卵はお菓子用なのでチョー甘!甘!)

コシード(肉と野菜とガルバンソ豆の煮込み)

さっぱりケーキ(サワークリームと脂肪抜きヨーグルトと塩ビスケのお口直し)

手作りギョーザ(三面-底と両サイド‐がカリッと焼けてないと嫌なのです)

おでん(スペインでは練り物が欠けるのでIKEAの鶏肉ボールを使います)

焼きおにぎりとキムチ(最近のスペイン人はおにぎりも食べる! キムチは韓国店のです。辛い!)

大晦日パーティー料理(左回り:生ハム→カニみそカナッペ→羊のチーズ→年越しそば→かきあげ)なぜ?年越しそばを食べるか? をスペイン人に説明できなかったが皆すすった。

車エビ焼き(脳ミソが濃厚!身よりも美味)

ちらし寿司 (ノルウェーのサーモンで飾りました)

かまぼこ (日本より持ち込んで正月のために冷凍していました)

おすまし

スキヤキ (霜降りは日本に負けるけど牛肉ロースはスペインのほうが美味)

ロスコン(東方の三賢帝と食べるケーキで中にプレゼントが入っています)

ポルボロン (スペインクリスマスの代表的なお菓子。このフェリペ二世メーカーのが最上級です。が僕は普通の安いポルボロンが好きです)

マドリード・ギャラリー・アートルームの作品集

ヤマダトミオの作品案内1

ヤマダトミオの作品案内2

コメント
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