『白い花びら』:アキ・カウリスマキ監督
フィンランドの巨匠による「20世紀最後のサイレント映画」とノルウェー発のバンドとの夢の競演!/演奏:ハンツヴィル
(HPより)
2/2、渋谷にて行われたサイレント映画に即興で音楽を合わせるというイベントに行ってきました
『白い花びら』は以前に映画館で鑑賞済みで、切なく悲しい映画ではあったのですが、
”2006年にノルウェーで結成。ロック、ジャズ、エレクトロニカ等、様々なジャンルを融合させた21世紀型サイケリック・サウンドが特徴のトリオ。
2010年のツアーで高評価を得た本作で、待望の日本初演が実現。(HPより)
というバンドが、いかにアナログ感たっぷりな本作に音を付けるのかが気になり行ってみました
驚いたのは、演奏している3人が上映している映画を全く見ないで即興で演奏しているということ
(予習はしていると思うけど )
ちゃんとシーンに沿った音になっていて、普通に映画に引き込まれ鑑賞できました
本編はもっと牧歌的な音楽だった気がしましたが、今回は全体的に落ち着いた雰囲気の映画になっていました。
上映後、ご本人達を交えてのトークショーがあったのですが、
他の国でも同様な企画をされていて好評であること、
バンド名は、街の名前であること、
どんな音を付けるかは、当日のお客さんの雰囲気や会場の様子を見てから決める・・・
とお話していました。
ただ、カウリスマキ好きとしては、もっとカウリスマキ作品のことをつっこんで聞いてほしかったです・・・
サイレント映画にこういったエレクトロニカな音を付けて鑑賞する・・・というのは
初体験でしたし、北欧のバンドの音を聞く機会もあまりないことなので、
興味深いイベントでした