「リミット」～鑑賞

登場人物が、ほぼ一人　という映画でした　

イラクで働く民間人のトラック運転手がテロリストに拉致され、棺に閉じ込められた状態で
どう生還するか　という映画でした。

ブレア・ウィッチ・プロジェクトっぽいな～と思っていたら、この作品もサンダンス映画祭に出品していて
実験的というか、他の映画とは全く違った色んな意味で衝撃作でした　
ラストも衝撃というか…
真面目に考えると、大きな組織（政府）は結局何もしてくれないというメッセージなのか、戦闘の悲惨さを意味するのか、
人間何が起きるか分からないとか、そんな色んな不条理を示す映画なのか…
と思えば、棺から脱出出来るのか　　持っている道具をどう使えば脱出出来るのか　とか
エンターテイメントとしてミステリーとして、純粋に楽しむ作品なのか…
探り探りながら見ていたら、衝撃なラストを迎え終了しました。

これは、人によって好き嫌いが分かれる映画だな～と思いました…
私は、うーん…って感じです　

「死霊のえじき」～鑑賞

ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ映画です　

この映画、とっても面白かったです　
正直、ゾンビ映画と括ってしまうのは申し訳ない、
密室の空間で、正直、人間達の方がゾンビ達よりも怖い　
ゾンビに囲まれながら、恐怖支配、私利私欲、暴力…が渦巻く地下室で生活する人々
自分だったら、こんな生活耐えられない　　ゾンビ達より怖い　
自分には、ゾンビというより人間のおぞましさに恐怖を感じた映画でした。
ゾンビは、それ程に存在を感じなかったです。
地下室に暮らす人々が個性的過ぎて　
ただ、バブというゾンビの存在は画期的　
ゾンビと言えば、知能低めな設定ですが、彼は今までにないゾンビ、
また、映画自体も３０年前の映画ですが、なんか、冒頭と最後のシーンとか猿の惑星とか
他の７０年代に流行ったカルト映画の雰囲気が漂っている気がして、
ほんと、ゾンビ映画という括りはもったいないと思われる作品でした　
グロシーンも、この当時のは今のCG全盛のリアル全開に比べると、なんか作り物感が可愛らしく、
見ていてあまり不快には感じませんでした　

「エッセンシャル・キリング」～鑑賞

ポーランドの巨匠・イエジー・スコリモフスキ監督のエッセンシャル・キリングを鑑賞しました。
この監督の作品は、シャウト、アンナと過ごした4日間を鑑賞しています。
どちらも、実験的で衝撃的な作品でした。
アンナと過ごした4日間は、かなり好きな映画です　　

映像美やあの淡々とした感じが、しかしストーリーは変態で衝撃的だけれども。

この作品も、冒頭の荒涼とした岩山から冬山への展開していくが、その影像が美しい　
その風景の中、ヴィンセント・ギャロが、台詞無しで逃げ惑う
説明もないが、彼がテロリストでアメリカ軍にずっと追われている展開である
その中で起こる出来事が、また衝撃的であるが、
人間の持つ生に対する執着の凄さを感じる事が出来ました。

実験的ではあるが、他の作品とは雰囲気が全く違う作品で
監督の世界観の広さを感じました　

DVD鑑賞まとめ

ダイアリー　オブ　ザ　デット

またまた、ゾンビ映画。巨匠の映画なので期待してましたが…
映画を撮っている大学生のビデオカメラで撮影した映像目線での作品という、ゾンビ界では画期的な映画だとは思いましたが…
なんか、重い　　暗い　
やっぱ、ゾンビ映画は、明るく笑えるくらいがいいな～


恋の罪

元ネタの事件は、とって興味をそそるものなので、見てみました　
いや～衝撃　　口あんぐり。
性っていうか、エロのパワーは凄まじいなと。
2時間ちょっとがあっと言う間でしたね。

DVD鑑賞まとめ

ショーン　オブ　ザ　デット

ブリキの太鼓


「ショーン　オブ　ザ　デット」は、新感覚なゾンビ映画でした　
もしかしたら、過去のゾンビ映画のいいどこ取りなのかもしれませんが～
音楽とか下ネタとか、色んな意味で盛り上がるところいっぱい　
最初は情けない主人公が、リーダーシップを取り活躍するところが見所で
色んな意味で衝撃的なラストに、今までにないゾンビ映画だな～と思いました　
こういうゾンビ映画好き～　


「ブリキの太鼓」ですが・・・
これは、自由都市という日本にはなじみがない街の親子3代を描いた映画ですが、
性的描写とか、フリークスとか、表面上だけでも驚くようなシーンがたくさんありました。
大国に囲まれ翻弄される小国の人々の姿をみていると、映画「アンダーグラウンド」を思い出しました。
大分、表現は違いますが・・・不思議な映画でもありました。

パラサイト

ほんとはゾンビ映画を見たかったのだが、家の近所のレンタル屋ではゾンビ映画の品揃えが残念で、
その代わりになんとなく本作が近い感じがしたので借りて見た　

ゾンビ映画は、無性に見たくなる事がある　
ゾンビ映画は、何気に奥が深い　
最寄りレンタル店には、もっとゾンビ映画の品揃えアップ希望　

とりあえず見たパラサイトは、普通に面白かった　
何気に豪華キャストで、それにもびっくり　
宇宙人に体を乗っ取られ豹変する感じも面白かったし、現在活躍中のイケメン俳優も総出演で
ウダウダして見るにはよい映画だった　

DVD鑑賞まとめ

ローリング・サンダー

事件

デウス・ウザーラ

殺しの烙印

日本の巨匠の作品と、伝説のアクション映画を鑑賞　

デウス・ウザーラは、他の黒沢作品とは全く違った映画でした。
デウスと隊長の関係とか、兵隊の様子、
森にある全てを大切にする、その声を聞く姿勢、
なのでラストは衝撃でしたが、
そのシーンは、人間が便利なモノに頼り自然を破壊していき
悲劇を招く姿を現しているように感じました。

事件は、とにかく大竹しのぶさんの魔性っぷりにやられました。
反対に、松坂慶子さんの姉の様な人はずっと不器用なままで、
その対比が興味深く、松坂さんの自ら刃物に抱きつく一瞬の表情が
印象に残りました。

殺しの烙印は、アバンギャルドな映像、ストーリー、
今見るとそれほど変わった風には思えませんが、当時は衝撃だったかも。
真理アンヌさんの美しさに衝撃。

ローリング・サンダーは、あれこのカギ爪の義手はどっかで見た・・・
と思ったのは、この映画が元だったのですね～
ベトナム戦争で心が死んでしまい生気のない男達の復讐劇。
トミーリージョーンズが若い　
そして、映画自体も９５分位なのにストーリー展開とか見せ場とか
むちゃくちゃよく出来てて、あっという間に見終わる感じ。
なのに、映画の根底には哀愁が漂う・・・面白かった　



　

DVD鑑賞まとめ

トレインスポッティング

アンナと過ごした4日間

ダージリン急行

DVD鑑賞まとめ

歌え!フィッシャーマン

殺しに関する短いフィルム

ザ・シャウト

ショーシャンクの空に

バグダット・カフェ

冷たい熱帯魚

日本のいちばん長い日

「幻の湖」～鑑賞

シネマヴェーラでの上映を見逃し、DVD鑑賞した　
しかし、DVDで良かったかも・・・164分もある長い映画だったし（笑）

あらすじ　

ソープ嬢の復讐劇に戦国時代と宇宙空間を結びつけた奇想天外なドラマ。
倦怠感にとらわれつつソープランドの仕事をこなす道子は、ある日一匹の野良犬と出会う。
彼女はその犬と一緒にジョギングを始めるが、何者かに犬が殺されてしまう。復讐を誓った彼女は、犯人を追いかけて果てしない旅にでる。


も～、久々に色々と衝撃的な映画だった（笑）
鑑賞後は、疲れなのか眠気なのか、ストーリーの奇抜さにやられたのか、お市（道子）の衝撃映像にやられたのか、
若干放心状態になった（笑）
橋本忍作品は大好きで、砂の器では号泣し、八甲田山では自然の怖さを体感したのに、
この作品は突飛的なサスペンスというより、ホラーというかなんというか・・・こ
この作品を制作した人々出演していた人々は、当時、どういう気持ちだったんだろうか　とか、
色々と考えてしまった映画だった（笑）

諸行無常　　輪廻転生　
もう、ストーリーが難解過ぎて、むしろ頭の中を高速回転しながら鑑賞した。

主演の南條玲子さん、昔ドラマとかでお見かけしたキレイな女優さんで、
実際キレイでスタイルも抜群で、惜しげもなく脱いでいるし、
ランニングしている姿を見ていると、自分も走りたくなる（笑）魅力的な方なのに
その後の活躍を見ると、なんかデビュー作で躓いた感がいなめない。

しかし、色々とインパクトありすぎで、記憶に残る映画となったのは確か
あと、琵琶湖や周辺の景色、仏像が魅力的で、琵琶湖散策はしてみたくなった