マニアックな映画

自分は、小学校に上がる前から映画によく連れて行ってもらいました
自分の住む町は、地方都市の割には映画館が多く、他にも美術館や音楽祭など、文化に力を入れている風土があります
現在、映画館は減ってしまったものの、新しく演劇をするホールが出来たり、大きな音楽祭を毎年開催したり、
作家さんが移住したりと、やはり芸術に対する思いは高いと思います　

そんなこんなで、小学生の時は大人に連れられちょくちょく映画館に通い、
当時は一回映画館に入れば、何本でも続けて見る事が出来たので、色々見た記憶があります
角川映画もよく見ていて、当時は？？？な部分が多かったです（笑）

大人になってからは、ひたすらハリウッド映画が好きで、雑誌も買ったりかなりハマっていたのですが、
仕事でバタバタしたりとしばらくのブランクを経て、この好みも変わり…

現在は、古い邦画やミニシアター系の映画が大好きです　

そうなってくると、なかなか同じ嗜好の人に出会う事がなくなりますが…

今回も「ライク・サムワン・イン・ラブ」の前売りチケットが1枚残ってしまい、
譲り手を探していたのですが、全く見つからず…　

そんな時、たまたま声を掛けた図書館勤務の女性が、同僚がアッパス・キアロスタミ監督作品が好きという事で
その同僚の方が引き取ってくれる事になりました　

話を聞くと、ユーロスペースが移転する前から通っていて、とっても映画に詳しい　

図書館は、勤務先の目の前で良く行くし、仕事上で交流もあるのですが、
思わぬ場所で趣味の情報交換が出来そうな人を見つける事が出来、
映画のチケットも無駄にならずによかったです　

癒し。

パッセンジャー


今月から、昼間、ボーっとしている暇が全く無くなりました　　（苦笑）
やる事が多すぎて、お茶飲む暇も無ければ、トイレに行くタイミングも逃し気味　　
でも、ちょこちょこ動き回っているので、なんとか気分転換＆トイレタイムを確保　　

そんな状況でも、テンパったりもせずに常に気持ちの根底は『明鏡止水』な状態です　　
だからか、バタバタな状態でも最終的には辻褄がついていて、ストレスがたまる事も無いです　　

バタバタしていても少しホッとしたい時は、大好きな加瀬亮くんの壁紙で癒されています　
もう少しで、北野映画の『アウトレイジ』も公開です　　
ずっと、"好青年"役ばかりで食傷気味だったので、今回の"やくざ"役はとっても楽しみ　　

私的には、加瀬くんは好青年よりも繊細な悪役が似合うと思うのです　
特に、この『パッセンジャー』の加瀬くんの役は"かなりキレている"役ですが、
繊細ゆえに自分をコントロール出来ず、破滅に向かっていく姿がとてもいいのです　　

この『パッセンジャー』も、恵比寿へ初日舞台挨拶を見に行きました　　
はっきり言って、映画は私的には「…」なのですが、この加瀬くんはほんとイイ　　

来週も、加瀬くんをチラ見しながら頑張ろう　　

ジェイソン・ボーン

週末の夜は、ジェイソン・ボーン祭りでした　　
なんで放送する順番が逆かな（笑）と思いながら、鑑賞　　　

『ジェイソン・ボーン』シリーズ、大好き　

ここ何年かは、新作映画は邦画やヨーロッパ映画を中心に鑑賞していますが、
数年前にたまたま試写会で見た『ボーン・アイデンティティー』が面白くてハマり、
２作目の『ボーン・スプレマシー』を見に行く前には、再度『ボーン・アイデンティティー』ビデオで復習してから見に行き、
もう『ボーン・アルティメイタム』の公開が待ちどうしく、公開されたら速攻で見に行きました　


以下、私がこのシリーズが好きな理由です　　


スパイが主人公の映画って、"007"や"ミッション イン ポッシブル"等、派手でスパイ小道具みたいのが出て来て…
なイメージですが、ボーンは、基本戦う時は、素手　　
しかも、武器はその場に有るもの（ペンとか）を使って戦う　　

こんな事は普通の人ならないとは思いますが（笑）、
つけられた時や何かから逃げる時、ボーンの行動は非常に参考になります　　

カーチェイスが、ド迫力　　
一作目はパリ、２作目モスクワ、３作目モロッコと、街の中心部を疾走　
カメラの揺れが激しくて、やや車酔い状態になるのですが、それもリアリティーが有って素敵　　
アップの映像も多くて、緊張感がある映像多し　　

色んな国を舞台にしているので、たくさんの国の様子が見られてイイ　　
ちょっとした観光気分です（笑）　　　

音楽が、カッコいい　　サントラ欲しい。

とにかく、映画のテンポがいい　　
脚本が上手くて、３部作通して見ると"ここに繋がるのか　　"と驚愕　
ストーリーに、ハリウッド的な予定調和が無くて最高　　
とにかくボーンの何気ない視線が、次の行動に繋がっていくので目が離せません　
台詞もカッコいいです　　

実は、始めは"マッド・デイモンがスパイって…"と思っていましたが、
繊細で過去の自分と葛藤しながら、しかし、目の前の困難を沈着冷静に乗り越え戦う姿、しかも、超強い　　
似合ってる　　　
是非に私も、ジェイソンの記憶が戻るように手助けしたいわ～（笑）

３部作の中で、一番好きなのは『ボーン・スプレマシー』かな　　
恋人の死や、ボーンがだんだんと記憶を取り戻し、自分のした事を告白する…
ミステリーやアクション部分だけでなく、ジェイソン・ボーンの人間性も伺える場面も多いので面白いと思う。

もう何回も見ているけど、時間の有る時に３部作まとめて見たいな～
４作目が決定しているらしいけど、この流れを持続してほしい　

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