3階の一番奥には・・・

五感を研ぎ澄まし☆好奇心の趣くまま日々過ごしています♪
Today's latter

「女囚701号/さそり」~鑑賞

2012-10-31 23:59:59 | 映画~DVD鑑賞等
ずっと見たいと思っていたのに、本作品だけいつも貸出中…
2、3作目は鑑賞済(詳しくはこちら→)だったので、やっと1作目を見られて、消化不良解消という感じ

あらすじ (gooより)

Y県女子刑務所。けたたましく鳴り響くサイレン、女囚二人が脱走を企だてた。
松島ナミ、木田由紀子である。しかし、刑務所々長郷田らの必死の追跡で、脱走は失敗に終る。
捕われた二人はイモ虫のように手足を縛られ、懲罰房へ入れられた。
身動きのできない状態でナミは過去のことを思い起こすのだった。
ナミには麻薬取締りの刑事、杉見という恋人かいたが杉見はナミを麻薬捜査の囮として使い、強姦させたあげく、自分はその現場に乗り込み、麻薬を押収する。
そのうえ、その麻薬をネタに麻薬組織海津興行に寝返ったのである。
杉見の愛を信じていたナミにとってこの裏切りは許せなかった。
翌日、杉見を襲うが致命傷には到らず、その場で逮捕されたのであった。
“復讐"という執念に燃えるナミは刑務所内でも異様な存在で、皆から反感を受けていた。
ただ、口の不自由な木田由起子だけがナミを慕い近ずいていた。
ナミと由起子が懲罰房から解放された頃、新入りの女囚進藤梨恵が入所して来た。
梨恵もナミ同様他の女囚たちと肌が合わず対立した。
ある日、梨恵は片桐らの企みであやうく無実の罪に陥れられそうになるが、ナミの機転で救われ、以来ナミに好意を持つようになる。
しかしこの事件で、梨恵の替りに罪をきせられた政木が逆上し郷田の眼をガラスの破片で刺してしまった。
怒った郷田は全員に穴掘り作業を命じ、その後、ナミには“閻魔おとし"を命令。
“閻魔おとし"とは囚人たちが最も恐れている穴掘り作業、つまり一つの穴を掘っては埋め、埋ては掘るという作業なのである。
極度の疲労に襲われるナミ、とうとう同情した由起子が看守を襲い、それをきっかけに、日頃看守たちに虐待を受けていた女囚たちの憎悪が爆発、大騒動を起こし、倉庫にたてこもる。
しかし、この暴動の際に由起子が射殺された。
そして、ナミは由起子から片桐が自分の命を狙っていると知らされ、杉見の手がここまでのびていることを知り愕然とする。
片桐はナミを裏切り者扱いにし、他の女囚らを煽動、ナミに凄絶なリンチを加える。しかしナミは逆に片桐の企みを暴き片桐を裏切り者にしてしまうのに成功する。
一方郷田らは食事の差し入れと偽り、一挙に倉庫になだれ込み、全員逮捕するが、この間倉庫に火をつけ混乱を起したナミは見事脱走に成功する。
そして、厳重な警戒の網の目をくぐって念願だった杉見及び海津への復讐を果すのだった。


1作目が一番面白かったです
やっぱり、梶芽衣子さん最高
復讐に燃える情念というか執念を目だけで迫力のある表現し、
クールに拷問に耐えながらも、復讐を遂げていく姿はかっこいい

梶さんに限らず、他の女優さんもきれいで可愛かった
髪型とか髪色とか、現在とあまり変わらない

現在だとこういった映画の製作は難しいでしょうね~
言葉の表現とか拷問とか、ヌードとか…
1作目では、梶さんも脱いでいてびっくりでした

刑務所内の人間関係も細かく描かれていて、そこから波及する出来事も衝撃で、
その辺りの演出も、斬新で(歌舞伎の様な演出)で、カメラワークも、ガラスの下から撮ったり、と色々と面白く、飽きずに鑑賞出来ました


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『ヴィオラソナタ・ショスタコヴィチ』☆鑑賞

2012-10-30 23:59:59 | 映画~映画館鑑賞
渋谷・オーディトリウム渋谷にて、「ソルジェニーツィンとの対話+ソクーロフ選集 ロシア/音楽/亡命」で上映された
「ヴィオラソナタ・ショスタコヴィチ」を鑑賞しました 

解説 (gooより) 

ロシア映画界の巨匠アレクサンドル・ソクーロフによるショスタコーヴィチの音楽と生涯についてのドキュメンタリー。
ロシアが生んだ20世紀最大の作曲家をめぐる貴重な映像の数々を、コラージュを駆使した詩的な映像表現で綴る。
セミョーン・アラノヴィッチ監督が、無名のソクーロフを共同監督に抜擢した本作は、ペレストロイカまで公開禁止だった。(作品資料より)

ドミートリイ・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチという人物を知らずの鑑賞でした 
当時の写真や映像を組み込み、生誕からその生涯を描いています。
その映像や写真の挿入が、なんか不思議というか革新的というか…
ただ、オーケストラの演奏部分は迫力があってよかったです。

勉強不足の為、この映画のどの部分がダメで公開禁止になったのかは、分かりませんでした  


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「ロックンロールミシン」~鑑賞

2012-10-29 23:59:59 | 映画~DVD鑑賞等
加瀬亮出演作、未鑑賞作品を鑑賞するシリーズです

あらすじ

仕事も恋愛もなんだか上手くいかない日々を送る会社員・賢司(加瀬 亮)は、高校の同級生、凌一(池内博之)と再会し、彼が仲間と一緒に自分たちのデザイナーズ・ブランドを立ち上げようとしていることを知る。
ひょんなことから部長を殴り会社を辞めることになった賢司は、凌一のブランドの立ち上げを手伝うようになる。
アパートの一室で悩ましくも楽しい日々を送る賢司。
しかし、彼らの服はなかなか売れないのだった……。


この作品は、加瀬くんそれほど出演していないと思いきや、メインキャストでした~
ほぼ主役ですな

ストーリーは、洋服を作って一旗揚げようとしたけど現実を知り挫折…という青春群像で、
加瀬くんは、さえないリーマンからひょんな事から洋服作りに参加…ひと夏の思い出的なストーリーでした

2時間マルっとある映画でしたが、それにしてもなんか長い~
遊び心満載なシーンもあったので、そこかな~、でもやはり、特に劇的な展開がある訳でもないので長く感じました

面白かったのでは、不法滞在の外国人達との交流で、ラストシーンはスカッとしました 

あと、SUGIZOがキーマンとして出てくるのですが、その辺りをもう少し前面に出した方がメリハリがあったかも…とも思います。

それにしても、加瀬くんは、どこにでもいそうなリアルな雰囲気を醸す男子を演じていて可愛らしかったです 

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10月27日(土)のつぶやき

2012-10-28 01:15:51 | Twitter

「それでもぼくはやってない」、電車シーンでエキストラで参加しました!


加瀬くんが、掛け込んで電車に乗ってくるシーンの車両にいて、近くで見る事が出来てドキドキした思い出が。


撮影の際、周防監督が、始まりと終わりに丁寧な挨拶をされたのも感激でした。他のエキストラに参加した時は、そういう事無かったからなぁ。。。


今日は、知人のカフェ開店パーティーへ♪弾き語りあり、ほのぼのした会で楽しかった♪



FARO_slow time~銀座

2012-10-27 13:29:01 | グルメ~お店編
銀座資生堂ビル11階にあるお店「FARO_slow time」に行ってきました 
夜の銀座を満喫です 

☆スロータイムコース☆ 3,500円(税込み)

本日の前菜の鮪のカルパッチョとパン



国産豚ヒレ肉のロースト ポルチーニ茸のクリームソース



鶏肉と野菜のパエリア



本日のデザートとコーヒー



カジュアルな雰囲気で居心地よく、でも落ち着いてお食事出来ました 
おしゃべりも弾む弾む(笑)

お肉のお料理が美味しかったのと、やっぱりデザートが美味しかったです 
特に、アイスクリーム 
口に入れた瞬間に、その美味しさにびっくりしました 

量も女性だったらぴったり、お値段もリーズナブルで、かなり満足 
また銀座でお食事する時に使いたいお店です 


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ZIGZO~THE BATTLE OF LOVE~渋谷公会堂

2012-10-26 12:00:13 | 音楽~ライブ感想等やお気に入り曲
25日、ZIGZO~THE BATTLE OF LOVE~渋谷公会堂に行ってきました  

10数年ぶりの渋公だったのですが、きれいに改装されてたな~、
高校生の時とか行った時は、とても広く感じたけど、
久々に行ってみると、思ったよりこじんまりな印象でした 

早めに到着したので、物販を購入(Tシャツ)
あんまり物販を普段は買わないけど、ツアーとかあったら着たいなと
実際、来年からツアーあるので、活躍しそう 

席は、1階の後方、若干空席が目立つ気が…
2階はどうだったんだろう…
やっぱり、私的には座席無しの方がいいな~、
時間ぎりぎりに行っても大丈夫だし、荷物も置けるし、体も楽だし、良いところもあるけど・・・
前に行って、暴れたいわ(笑)


セットリスト 

1.Day By Day
2.アドレナリン ドライブ
3.I Cult You
4.Super Charger Star
5.Butterfly
6.THE WORLD INTRODUCTION
7.Medicine Man
8.add9 suicide
9.3days in a well
10.Beyond The Moment
11.SCABBY !
12.ぶらつく天使
13.I’m in Love
14.WALK
15.sleep
16.トロイメライ
17.裸ピストル
18.チェルシー
19.炎は青く揺れる
20.ひまわり
21.笑う月
22.Hello,I Love You
23.white,daydream
24.MADAMADA


新しいアルバムの曲の中に、古い曲を混ぜて、
MCでも言っていたけど、
「新しい曲だけだと、盛り上がらないかもしれない、皆のやってほしい曲はこれかな~」
と言って、「裸ピストル」やってくれたりとか
古い曲は、定番というか鉄壁曲な気がした~、楽しかった 

「white,daydream」の前に、
MCで「渋谷に昔住んでいて懐かしくって、ぶらぶらしていたら可愛い子を捕まえたので、連れてきた」というのがトオルさんで、
悲鳴にも近い歓声が上がったのと、
この曲をやる前の櫻さんのカウントの気合の入り方が印象的でした 

ステージが広い渋公で、配置がロフトの時みたいで、きゅっと纏まっていて、
それを見ていたら、ZIGZOはライヴハウスが似合うな~とも思いました。

グレーのもじゃもじゃと、茶色のもじゃもじゃの絡みも面白かったです 
それにしても、哲って髪が伸びるの早い気がする(笑)

MCで「3枚目のアルバムがバンドの真価を問われる」って言っていて、
CDで聴いていても"へ~、こんな感じか~"って思ってたくらいだけど、
生で聴くと、なんかじんわりきた。
しみじみしたというか…、なんかこうやって今でも彼らの音楽が聴ける事に感謝というか(笑)

ツアーも楽しみだ~  東京以外も遠征してみようかな~と思案中 

メモ→ナタリー

10月25日(木)のつぶやき

2012-10-25 23:59:59 | Twitter

今晩は渋谷でZIGZOライヴ!楽しみ過ぎる!!!


ZIGZO物販、5時30分で終了。ぎりぎりセーフ☆


10年数年ぶりの渋公!昔は広く感じたけど、あれっ狭いなー


ZIGZO、ライヴ終了☆新しいアルバム曲、全部やった♪楽しかった~



「アバウト・ラブ/関於愛(クワァンユーアイ)」~鑑賞

2012-10-24 23:59:59 | 映画~DVD鑑賞等
加瀬亮出演作品の見直しシリーズです  
この作品はオムニバス作品で、公開時に東京都写真美術館で鑑賞しました 
出演者が着用した衣装や小物を抽選していて、加瀬くんの衣装を応募したのですが、見事に外れたのがいい思い出です(笑)
この時に一度しか鑑賞していないのですが、この作品の"鉄ちゃん"役は、記憶に残る加瀬亮演ずる人物の一人です 
今回、久しぶりに鑑賞しましたが、やっぱり"鉄ちゃん"いいわ~ 


あらすじ (gooより)

言葉がうまく通じない、異国の地にやってきた外国人。
だからこそ、自分の気持ちをストレートに伝えられないもどかしさがある。
そうした「感情の間合い」を、さらりとしたタッチで描いているのがこの作品だ。
ラブストーリーといっても作品の中の男女はまだ恋人同士ではない、しかしどの作品でも「この2人が恋人同士になったらいいのに」と感じ、
その後の主人公たちがどうなったかがとても気になるはずだ。
その「余韻」は、限りなく「愛の気持ち」に近い。
短編小説のような味わいがある「東京編」、切ない恋と残してきた時間への悔いが印象的な「上海編」もいいが、個人的には、恋人未満の2人の男女の関係を描いた「台北編」がおススメだ。

ちなみに加瀬くん出演作は、

「TAIPEI」深夜。台北のマンションの一室で、本棚を作ろうと悪戦苦闘しているアスー(メイビス・ファン)。
完成した本棚を立ちあげようとするが、びくともしない。
アスーは、あるバーのコースターを1枚見つけ出し、携帯をダイヤルした。
電話を受けた鉄ちゃん(加瀬亮)は、突然の呼び出しに期待をふくらませ、真夜中にもかかわらずアスーを訪ねる。
部屋に入って早々、「本棚を持ち上げるのを手伝って」と頼むアスー。
期待していたばかりに、落胆と疑問の表情を浮かべながらも素直に手伝う鉄ちゃん。
カタコトの中国語でアスーをからかい、ペンキを塗りながらふざけ合い、次第にふたりの距離は近づいていく。
アスーを抱きしめる鉄ちゃん。
アスーも鉄ちゃんの胸に顔を押し付ける。
いい雰囲気になり、本気になる鉄ちゃんとは裏腹に、徐々に抵抗し始めるアスー。
それでもなお覆いかぶさってくる鉄ちゃんに、アスーは突然平手打ちをくらわす。
戸惑う鉄ちゃんに、アスーは泣きながら壁の黒板に漢字を書き始める。
「私は、彼と別れた」「とてもつらい」「眠れない」「だから本棚を作る」「あなたの体を借りて彼のことを想った」
アスーの書いた字のうえに、鉄ちゃんはひと言だけ書く。「理解」。


この台北編の加瀬くんは女性に振り回されながらも、なんだかんだ言って温かく女性を見守る役です 
このじゃれあうシーンは、女子的にはグッときます(笑)
このシーンだけで、ご飯10杯はいけます(笑)
じゃれあいの途中のダンスや、言葉の壁のせいで起こる言葉遊びのようなやり取りもとても面白く、
別の話は切ないラブストーリーになっていますが、こちらの話は微笑ましく展開しています 

東京編は、台湾出身の学生と画家の女性の日本人すれ違いお互い意識していない男女が渋谷のスクランブル交差点で出会うまで、
上海編は、留学した日本人男性の下宿先の高校生の片思い、
この上海編はラストの別れがとっても切ないです、
主人公がその本当の意味を知った時、上海の街は再開発されて、
古い街並み、女子高生の淡い恋心と共に消えています 

主人公達が友達だったり、別の作品にカメオ出演していたりと
少しづつ関連しているシーンがあり、そのつながりは面白いです 

あまり恋愛映画は見ませんし、この映画はメジャー作品ではないものの
この映画はかなり好きな作品です 


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『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』☆鑑賞

2012-10-23 23:59:59 | 映画~映画館鑑賞
渋谷・ユーロスペースにて「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」を鑑賞しました 

あらすじ (gooより)

ツンドラ地方を拠点に活動するレニングラード・カーボーイのマネージャー(マッティ・ペロンパー)は、彼らの演奏があまりにもひどいことを理由に、プロモーターからアメリカに行くことが唯一の希望であると助言され、ニューヨークのプロモーターを紹介してもらう。
そして彼らは、ニューヨークでそのプロモーターに会うが、与えられた仕事は、メキシコに住む彼のいとこの結婚披露宴での演奏だった。
そのプロモーターから、今はやっているのはロックンロールという音楽である、と教えられた彼らは、本を買って勉強を始める。
メキシコへ向うために、巨大なキャデラックを購入した彼らは、道中田舎の農夫たちがたむろするバーで演奏をし、日銭を稼いだりする。
途中、彼らは行方不明だったバンドのメンバーのいとこに偶然出合い、彼の加入で次第にアメリカ受けするバンドになってゆく。
そして結婚披露宴の席で、いきいきと楽しそうに演奏するメンバーの姿を見て、マネージャーはどこへともなく姿を消した。
その後、彼らの歌がメキシコでトップ10に入ったという知らせが届くのだった。


クスッと笑えて、可愛らしい映画でした
自分勝手なマネージャーに素直に着いていくバンドメンバーで、
行く先々で色々と事件が起こりますが、
なんだかんだ言ってなんとかなったりする
小物や、車も可愛らしくて楽しい

立ち寄る街の音楽を演奏し、それを聴くのもまた楽しいです
台詞もかっこいい 
自由いっぱいで、こういうカウリスマキ作品も大好きです

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「アンテナ」~鑑賞

2012-10-22 23:59:59 | 映画~DVD鑑賞等
加瀬亮作品見直しで主演作の「アンテナ」を鑑賞しました

こちらの作品は、ファンになる前に公開されてる作品なので、見よう見ようと思いながら未鑑賞でした。。。
この作品が公開されてた時期は、オダギリジョーのファンだったな~、
テアトル新宿でのオールナイトイベントにトークショーのゲストで加瀬くんが来ていた時も、オダジョーのちらっと出ていた作品目当てで、
加瀬くん可愛いなぁくらいでスルーしていたのに、後にこんなに長続きするファンになるとは
この時のイベントは、中野裕之監督と加瀬くん、松岡俊介さん、桃生亜紀子さんのトークショー、学生さんが制作した作品上映、
その後、原一男監督トークショー及び「ゆきゆきて、神軍」という濃いイベントでした 

この「アンテナ」は田口ランディ原作ですが、一時期の田口ランディブームに乗って原作読んだのですが、細かい事は覚えておらず…
当時、「コンセント」の方が強烈だったなぁ 


あらすじ (gooより)

15年前に隣に寝ていた妹・真利江が失踪して以来、“自分は何かを目撃していたのではないか”と言う自責の念に苦しめられてきた、哲学を専攻する大学院生の祐一郎。
父・祐作は彼が16歳の時に病死、母・房江は宗教に走り、真利江の身代わりとして育てられた弟・祐弥も精神を病んでいた。
ある日、少女監禁事件の犯人が逮捕されたと言うニュースが、そんな一家を刺激する。母は発見されたのは真利江だと信じて疑わず、祐弥も真利江が帰って来ると言って動揺した。
仕方なく実家に戻ることになった祐一郎は、しかしふたりの様子にいたたまれなくなり、いつしか研究取材で知り合ったSMの女王で、彼の気持ちを“アンテナ”でキャッチすると言う不思議な能力を持つナオミに心の拠り所を求めるようになっていく。
そして、彼女との対話の中で自身を解放した彼は、自ら封じ込めていた記憶を手繰り寄せる。それは、真利江が叔父から受けていた性的悪戯と、それを目撃しながらも幼すぎて何も出来なかった自分への罪悪感だった。
こうして苦悩を吐き出し、現実と立ち向かう力を得た祐一郎は、その後、家族を救う為、真利江の亡霊を沼の中へ沈めた。
翌朝、救済された家族は、新しい人生を歩き出そうとする。


若い加瀬くん、今より筋肉質ですな(笑)
全裸でかなり迫力のある演技をしています。
まだまだメジャー化する前とはいえ、SMの女王様とのやりとりは渾身の演技というか、激しかったです。

原作はうる覚えで、最後ちゃんとオチが付いていたかすら忘れてましたが、
映画の方は、ラストは前向きな方向で終わっていたので良かったです。
オカルトな要素と、普通の家族が崩壊しまた再生していく姿、そこにSMシーンと
分かりやすくまとまっている気がしました。

ただ、ひたすら淡々としているので、映画館で観ていたら眠気を感じたかも(笑)
あと、女王様の女性は若すぎ 
きれいでしたがあんまり女王様っていう風格がないような…

まぁ、加瀬亮ファンだったら楽しめる映画です 


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