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Today's latter

リアリティのダンス☆鑑賞

2014-07-12 23:59:59 | 映画~映画館鑑賞
渋谷アップリンクにて、アレハンドロ・ホドロフスキー監督の「リアリティのダンス」を鑑賞しました 
上映後には、滝本誠さんと柳下毅一郎さんのトークショーも行われました 


 あらすじ
1920年代、軍事政権がはびこるチリの小さな村トコピージャ。アレハンドロ(イェレミアス・ハースコヴィッツ)は高圧的な父ハイメ(ブロンティス・ホドロフスキー)と、
息子を自分の父親の生まれ変わりだと信じる母サラ(パメラ・フローレス)と一緒に生活していた。
一方学校では、ロシア系ユダヤ人であることからいじめられていた。


共産主義者で家長として君臨する父と熱心に宗教を信仰する母。
最初は、本人が主役の様に話が進んでいくが、実は父が主人公の話であることに気づいた。
独裁政権のチリとユダヤ人であるという事、放浪している中で、ありとあらゆる自体が重なり
後半は、壮大な叙述詩の様に展開していった。
父の高圧的な様子もだんだんと変わっていき、まるで別人。
その帰りを待つ妻と息子、母の家族への深い愛情の表現が、また抽象的であるが深い。
正直、冒頭の10分位では”どうなることやら”と思っていたが、
本人がカツラを取ったあたりから、どんどん話しに引き込まれていった。


上映後はトークショーだったが、私はこのお二人の本や連載を昔から愛読していたので、
生でご本人のお話を聞けて楽しかった~ 
雑誌の連載を読んでいた頃は、リンチ好きというかツインピークス大好きな印象だったが、
やっぱり冒頭の話はリンチの話(笑)
ホドロフスキーの話は、最近来日した時の様子や、昔来日した話し
(俺が一人の女で5人も子供を作る訳ないだろう!と逆切れした話は面白かった)
200ドルのカンパでクレジットに名前が載っている話
(ホドロフスキーはお金は返したハズと言っているとのこと)
タロットカードの話など、裏話が聞けて楽しかった。

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