まきた@VetEpi

酪農学園大学をベースに、発展途上国と日本の獣医疫学に取り組む獣医師のブログです。

エンジェル・カード

2006-02-12 07:43:47 | いろんな人がいるよ。
2月11日(土)。

皆さん、エンジェル・カードというものはご存知でしょうか?
僕も、つい2日前知りました。

今まで、タロット・カードもやったことがなかったのですが、ある友人が木曜の夜にうちに来て、エンジェル・カードなるものをやってくれました。
これには、何人かのエンジェル(大天使)のカードが含まれていて、ひく人は、自分が人生で悩んでいる、エンジェルに質問したいことを思い浮かべて、好きなカードをひくというものです。

僕はぶっちゃけ、今後発展途上国で仕事を続けると、妻子をその国に連れて行くべきなのか、彼らはこれ以上世界に引っ張り出されて幸せになるのだろうか、ということを考えながらひきました。

すると、出たのはガブリエルという天使の、'Creative writing'というカードでした。意味は、とにかく思っていることを書きなさい、そうすれば進むべき道が分かるでしょう、ということでした。

ふーん、と特に気にも留めず、次に妻がひくのを見ていると、妻がカードを切っているときに、一つのカードがはじかれて飛び出しました。そういうカードは、ジャンピング・カードといい、呼ばれてくるカードなのだそうです。カードに目をやると、'Child'というカードでした。意味は、あなたは子供を育てることによって、自分に眠っている、子供のときの感情も育てているのです、というものでした。

正直この時は、不思議に思いました。このカードは、子供を育てている人が引かなければあまり意味がないものだし、妻がどれくらい一日中子供のことを考えているか知っていたので。

その後また少し友人としばらく話をし、彼女が帰る時間になったので、カードをしまってあげようと思い、カードの束を手に取りました。
手に取ったことも何かの縁、他にどんなカードがあるか見てみたかったし、一番下にあるカードは何だろうと気になったので、束をひっくり返して見たのです。すると、そのカードには何と、

'Creative writing'

と書かれていました。最初にひいた、ガブリエルのカードだったのです。一瞬どきっとしましたが、冷静にケースの中にカードをしまいました。

自分はキリスト教徒ではないし、科学を学んでいます。エンジェル・カードに何種類のカードが含まれているか分かれば、自分が2回続けてそのカードを引く確率は容易に計算できるわけですが、この場合そんなこと知ったところでどうなる?
不思議なことに、自分はブログをやっていて、今もこうして書いているわけです。しかしながら、自分の考えているうちの、「重いこと」は、全て書いているわけではありません。

これからも全て書いてしまうようなことはないと思いますが、思っていることを書くというのは、自分のことを客観的にとらえることが出来て、確かにいいかも知れません。人から良い意見がもらえるかも知れないし。

エンジェル・カード。初めて知ったものをすぐ信じてしまうような初心(うぶ)さは僕にはもうないけれど、心に引っかかっていることを、人に見えない形でも書いてみる、というのはいいアイディアかも知れません。皆さんは、こんなカードや占いをやった経験がありますか?