goo blog サービス終了のお知らせ 

まきた@VetEpi

酪農学園大学をベースに、発展途上国と日本の獣医疫学に取り組む獣医師のブログです。

うどん

2006-11-01 08:23:37 | グルメ
10月29日(日)。

日曜日の話ですが、うどんを打ちました。
外国で美味しいうどんを食べようと思ったら、自分で打つしかないのです。

見てください、親子してこの真剣な取り組みよう。
まさに一子相伝。

天馬はこの後、足踏みも手伝い、熱がありながらもしっかり食べました。

キムチの作り方

2006-08-12 07:25:53 | グルメ
8月11日(金)。

ようやく無事に学会が終わりました。また内容については、後ほど書きたいと思います。
今日は、学会のことは少し忘れて、お待たせしていたキムチの作り方を書くことにしました。レシピは、妻が友人のソンギョンさんに習いました。

まず、必要な材料です。

白菜・・・・・・・・・・大き目のもの二株、小さめの場合は3株
大根・・・・・・・・・・大きめの1本
人参・・・・・・・・・・3本くらい(好み)
しょうが・・・・・・・・・一塊
にんにく・・・・・・・・・大き目の塊1つ(もしくは小さめの2つ)
りんご・・・・・・・・・・1個
ねぎ・・一束
塩・・・・・・・・・・・・・あら塩(ロック状の)なくてもできます。
            普通の塩、両方適量(結構使います)
米粉・・・・・・・・・・・大さじ2ぐらい
韓国唐辛子・・・・・・お玉2杯ぐらい
ナンプラー・・・・・・・・お玉1杯ぐらい
砂糖、もしくは蜂蜜・・大さじ1杯くらい

*カクテキの場合は、白菜などは使わず、大根の数が、大き目のもの2つか3つになります。


まずは下準備。
半分に切った白菜を、濃い目の食塩水で洗い、その後葉っぱ一枚一枚の間に塩を振って(特にくきのぶ分に多目に)4・5時間ぐらい置きます。
その後、葉っぱの間をしっかり水洗いし、1時間くらい水を切って放置するか、もしくは、しっかり絞ります。

(カクテキの場合は、食塩水に3センチ角ぐらいに切った大根を1時間くらいつけて、その後水切りする)


次に、ソース作りです。
まず、大根、人参を千切り、にんにく、しょうがはすりおろし、りんごはいちょう切り、ねぎは(多分にらのほうがおいしいかも)5センチくらいに適当に切ります。
白菜がしんなりしたら、米粉を水に溶かして火にかけて糊状にします。
米粉の準備が出来たら、ねぎ以外を混ぜ合わせます。


最後に、ソースと混ぜます。
本当のキムチは、白菜の葉一枚一枚の間にソースを挟んでいくそうなのですが、これは即席なので、5センチくらいにカットした白菜を、しっかり絞りながらソースと混ぜあわせます。ソースがよく全体に行き渡ったら、ねぎを混ぜて終わりです。

しっかり混ぜて、2日くらい室温に置いてから冷蔵庫に保存です。

こんな感じです。大き目のタッパがあるといいでしょう。なければビニールに小分けして入れるのもいいと思います。
においがすごいので、その対策はお任せします。


と、こんな感じです。ちさこさん、どうも有難うございました。

室温に置く、というところですが、日本は今夏で暑いでしょうから、なるべく涼しいところに置き、一日経ったらば、その後は小まめにチェックした方がいいかも知れませんね。韓国では、各家庭にキムチ冷蔵庫というのがあるそうで、放置する段階で、涼しい温度に保ちながら発酵させるのだそうです。

キムチ・ブーム

2006-08-02 06:42:12 | グルメ
7月31日(月)。

今回ウガンダに行っていた時気付いたのだけれど、最近妻は、よくイギリスに慣れ、日本人以外の交友関係が増えてきたようです。以前から親しい、上の階に住んでいるメキシコ人のパトリシアとの交流は前からだけれど、最近は、スコットランド人のおばあさんと、数人の韓国人家族との交流が盛んになってきました。

僕の留守中も、今日は韓国人の○○さん家族と小さな湖に行ってきたとか、よく電話で話していました。僕もアジアの人達ともっと交友関係を広げたいと思っていたので、大歓迎でした。実際これから彼らと会うのが楽しみです。

妻は、中でもソンギョンさんとパクさんという女性と親しいようで、先日パトリシアと一緒に、ソンギョンさんにキムチとブルコギ(焼肉)の作り方を習ってきました。

僕は、キムチが大好きなので、ウガンダから帰ってくると毎日キムチが食べれて、とても幸せです。帰った日は、ちなみにブルコギでした。また写真を撮るのを忘れてしまったけど、今日も妻が、白菜キムチを漬けました。

キムチは、最初塩で揉んでしばらく置き、一度洗ってから、唐辛子やアミ(小エビ)などを使ってタレを作り、漬けますが、アミの代わりにナンプラーでもいいようです。うちは、アミはもっと数をこなしてから入れるようにするそうです。数をこなす、ということは、これからもほぼ毎日キムチなのでしょうか???
いえいえ、僕はそれでも構いません。逆に嬉しいくらいです。

またキムチかブルコギを作るときには、今度こそ写真を撮って、作り方を聞いておこうと思います。

テキーラはいけません。

2006-01-09 02:43:29 | グルメ
1月7日(土)。

5日(木)に、仲がいいメキシコ人のエリベルト一家がメキシコから帰ってきました。彼はメキシコの大学で勤めていて、こちらの情報学部にPhDをやりに来ました。彼は、コンピュータによる、人の言語解析をやってます。アメリカで、ナイト・ライダーという、車が喋るドラマと映画がありましたよね。「ハロー、マイケル。」とか言って。その方面です。今、僕と同じ2年生です。メキシコへの里帰り直前に、隣の列のフラットから、なんと真上に引っ越して来たのです。

エリベルトは帰ってきた次の日6日(金)に、早速パーティーに誘ってくれました。同じ情報学部のメキシコ人PhD学生(男)イヴァンとスコットランド人卒業生マーク、そしてその彼女ナハラ(メキシコ人)。マークはスペインに6年間住んでいたので、みんなスペイン語が話せます。スパニッシュの面子なのに、いつもうちを誘ってくれるのです。ありがたや。

タコヤなどというメキシコ料理をご馳走になって、メキシコから持って帰ってきたテキーラで一杯やり始めました。
メキシコ人も日本人みたいな飲み方をします。毎度毎度乾杯して、同じペースで飲んでいくのです。ちょっと遅れると、遅いじゃないかあ、俺はもう空だぞう、などと突っ込んできます。
メキシコの音楽もまた、飲みに拍車をかけました。ああ、最高に楽しい!

そして7日。朝8時にテニスの約束をしていたのだけれど、起きれるわけなし。夜中も久しぶりに何度もトイレに通いました。前回ゲロゲロになったのも、サルサクラブで4時までテキーラをあおって踊った次の日でした。

復活したのは午後になってから。テキーラはいけません。いけませんよおー!

料理のセンス

2005-07-22 05:03:04 | グルメ
7月21日(木)。

先日、妻の知り合いの日本人女性がイギリス人のご主人と遠くに引っ越すことになったので、もう一組のドイツ人と日本人の夫婦と家でパーティーをすることになった。
日本人妻(なんかヘンな言葉?)3人で手作りの料理を持ち寄っていただいたのだが、どれもとても美味しく、彩りも綺麗だった。

これまでも、イギリスでは学食やサンドイッチなどはすごくまずいのに、今まで食事を作って食べさせてもらう分には、女性に限らず男性でもいつも美味しかった。

そこで逆に考えた。
世の中にはこんなに人がいるんだから、料理音痴だっているはずだよなー、と。

すると思い出した!
そう言えば、うちの獣医の学部生の女性が、僕をパーティーに誘ってくれたときに話していた。
「私この前パーティーやった時にね、ラザーニャみたいなのを作ろうと思ったんだけど、トマトソースが多すぎたから上からたくさん小麦粉をかけたのね、そしたら小麦だらけになったからまたソース足したの!そしたらひどい出来上がりになっちゃったわ!ワハハ!」
エディンバラ大の獣医でもAを取るほどの秀才で、かしこく、すごい美人なのだ。この話を聞いて、笑顔で答えながら、”天はニ物を与えず”、という諺を思い出した。ニ物までは与えられているか。

そのパーティーに居合わせた、スタイル抜群でやはりすごい美人のベリーダンサーの女性も、
「私もねー、この前ライス・プディングを作ったんだけど、ちょっとアイディアを思いついて、というか魔がさして、チョコレートをたっぷり上からかけてみたの!そしたらひどい味になっちゃってー!でっかいアメリカ人の男友達を呼び出して、全部食べてもらったのー!ワハハー!」
だって・・・。天馬にも大きくなったらよく言い聞かせたい。

しかしそれらは話を聞いただけ。次は実際ひどい料理を食べた時の話。
僕は一人だけ、料理音痴の男友達を知っている。ゴルゴ13が大好きなので、彼をGと呼ぼう。あれはネパールにいた時だ。Gは、僕の他で唯一エヴェレスト方面に派遣されていた協力隊員だった。任地がまあまあ近かったので、Gはバイクでたまに家に遊びに来ては、酒を飲んで二人でネパールについて面白おかしく、そして熱く語りあった。

ある日、Gは嬉しそうに、一緒に飯を作ろうと言った。食事を作るにも水は外から汲んで来なくてはならないし、調理もポンプ式の灯油ストーブの火を使うので結構大変だ。僕は料理には割りと自信がある。しかしGが横にいると、普段の手順とは大幅にずれて行ってしまうのだ。
「今日はね!日本から送ってもらったエバラ焼肉のタレを持ってきたからさ!その焼きそばに今かけちゃおうよ!」とGに触発された。
初めてのネパール製の麺で、ゆでるのも上手くいかなくてぐちゃぐちゃだったが、タレを入れたらなんだか甘くて変な味になってしまった。その後味を調えよう、と言って貴重な醤油やら塩やら唐辛子やらを入れ出したので、本当にひどい味になってしまった。

他に食べ物もなく、空腹だったので食べたが、あれはひどい思いをした。貴重なエバラ焼肉のタレや醤油を、生かすことなくあんなひどいものを作り出すことに使ってしまったなんて!断れなかった自分にも腹が立った。

それからは、Gから一緒に料理しようという誘いには、二度と乗らなかった。そう言えば、Gはいつもインスタントラーメンばかり食べてたなあ。

ウガンダ料理

2005-04-30 18:56:05 | グルメ
4月30日(土)、続き。

さてさて、お料理の紹介をさせていただきます。

上の段左から、
ポショ(とうもろこしの粉を練ったもの。ケニアのウガリと同じもの)、牛ひき肉のトマトソース煮、カボチャ。
2段目左から、
ヤムヤム(芋の一種)、キャッサバ、サツマイモ、菜っ葉の炒め物。
3段目左から、
マトキ(バナナを蒸してつぶしたもの)、ナッツと干し魚のスープ、ローカルチキンのトマト煮、豆とナッツ、トマトのスープ。
4段目がナッツとトマトのスープ。

という豪華な内容でした。とても私にゃ再現でけん。
それはそれは美味しかったですよ。チャールズの腹も出るわけだ。

インド・ネパール料理のおいしい店

2005-04-17 17:49:18 | グルメ
4月16日(土)。

この土日はエディンバラ城が無料で開放されているので、プロのネパール人ダンサーのチャランさん一家に一緒に行こうと誘われていましたが、朝小雨が降って気温も低いので、断って家で天馬に絵本を読んであげていました。
午後晴れて気温が上がってきたので、買い物に出て、それからステワートのネパール雑貨店へ。妻と子供は初めてでした。そこで、ステワート夫妻から、うちの近所のBristro PlaceにあるNamasteというレストランがとんでもなく美味しいという話を聞いたので、帰りにそのまま寄ってみました。

入ったのは夕方6時でまだ一人しか客はいなかったので、厨房に行き、
「ネパール人ですか?」
と挨拶。僕たちかくかくしかじかでネパールに住んでまして、まあとにかく新年明けましておめでとうございます、と手短に自己紹介しました。

壁にはネパール独特の木を彫って作った窓枠が飾られ、木彫のテーブル、椅子、床が落ち着いた雰囲気を醸し出しています。音楽もネパール音楽そのままでないところが、何かしら今までと違うものを感じさせました。多分オーナーはネパール人じゃないな、という。

頼んだのは、ラムカレーとほうれん草のカレー、そしてライスとナンだけだったのですが、まずパコラが出てきました。「え、頼んでないんですけど・・・」と言うと、ウエイトレスは、
「これはシェフから、私もなぜか分からないのよ。」
と言いました。
小さめの可愛らしいパコラで、辛くもなく、繊細な味です。つけるためのソースもピリッと酸味が利いていて、これも辛さでごまかしていないというか、繊細な味なのです。天馬も大人の分まで次から次へと平らげていきました。
その後出てきたメインには、これまたダル・スープがサービスで出てきました。
「こ、これは・・・!」
どれをとってもその繊細な味わいは、初めてのものでした。恐らく、シェフはネパール西部ムスタン郡のタカリ族、ネパール随一の繊細なタカリの味に、インドの芳醇なダイナミックさを掛け合わせたものではないか、と推察します。
おまけに高級そうなチョコレートも一箱もらって、感動の夕食でした!

帰りに会った、経済産業省から出向で5ヶ国語を操る友人に会いましたが、彼の話によると、そこはエディンバラ随一のインド系料理屋だとか!スコットランドにもこんな美味しい店があったのね。

これがスウィード(Swede)。

2005-01-23 03:04:35 | グルメ
いやー、今日はいろいろネタを仕入れてきましたよー。
余裕で一週間分はあります。

まずは、先日1月17日に紹介しました、スウィードというカブの写真です。
あの料理は結構好きなので、また今週も食べたいと思います。
大きいでしょう?

3人家族では、(多分4人家族でも)一回に半分使えば十分です。
ではまた明日。

ミンチド・ビーフ(牛ひき肉)

2005-01-17 05:36:10 | グルメ
お待ちかねです。久々にスコットランド料理のコーナーです。
今日は、Minced Beef(牛ひき肉)を紹介します。

そのまんまという名前ですが、特徴としては、Swede(スウィード;多分スウェーデンから来ているのでしょう)という種類のカブを使っているところ。写真では黄色い角がこれです。オレンジ色はニンジンね。
このほのかな甘さが味噌ですね。これがなかったらちょっと単調。どうなるか分かりませんが、一度普通のカブでお試しください。
さっそく4人分のレシピです。

<用意するもの>
牛ひき肉450g
中玉ねぎ2個→薄切り
中ニンジン3本→さいの目
大カブ2個→さいの目
えんどう豆1カップ(この単位って日本でないよね?)

<調理>
油かバターをフライパンにひく
牛ひき肉を焦げ目がつくまで5~10分炒める(この間頻繁にかき混ぜて下さい。)
玉ねぎ、ニンジン、カブ、2カップのお湯、塩コショウを入れ、とろ火で煮込む
1時間15分煮込み、たまにかき混ぜる(この微妙な時間はなぜ?)
えんどう豆を入れてさらに30分煮る
マッシュポテトと温野菜などを添えて、ハイ出来上がり。

マッシュポテトは作れるでしょ?