玉川な日々

一日の疲れは玉川に流して・・・

支那的思考

2014-02-08 10:53:23 | 日本人の悟り
言語がそれを使う民族の思考法をよく反映しているので面白い。

・・

支那的思考の真髄は何か?

四書の中の入門書である大学の一節から

・・ 大学之道、在明明徳、在親民、在止於至善。

知止而后有定、定而后能静、静而后能安、安而后能慮、慮而后能得。

物有本末、事有終始。知所先後、則近道矣。・・・

大学の道とは、人のもつ明徳を明らかにし、民に教え、善に止まることだ。
止まれば定まり、定まれば静まり、静まれば能く安まり、安まれば慮り、慮れば能く得る。
物の本末が有り、事には始めと終わりがある。道は近い。

・・

一言でいうと、「善とは何かを知り実践するのが大学の道じゃ」

となっちゃうので身も蓋もなくなってしまうところ、

この次から次とくりだされる状況展開で人を煙に巻くところが支那思考の魅力なわけで、

中身が空疎でたわいもないことでも、劇的に見せることで、

知識人はイチコロで騙せるというところがミソ。


これは、漢字が象形文字からデザインされていて 形をみただけで意味の暗示ができることを

うまく利用し頭脳的な点です。

無知な知識人に、うまく二束三文の品物を売りつけるテクニックとしてみると、

いやぁ実の頭がいいと感心しますね。










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