玉川な日々

一日の疲れは玉川に流して・・・

深刻な日本病の歴史・・

2012-03-31 22:20:22 | 左様出尾蛇瑠
前回UPした動画の中川八洋先生の著「山本五十六の大罪」弓立社(写真)を古本でさがしたが無かったので、図書館で借りて読んだ。

なぜ山本が、軍事作戦としてまったく意味のない”ハワイ奇襲”を立案、強引に突進したのか?

1919年から米国に駐在しハーバード大へ留学した山本は、米国の軍事力も何も勉強せずに、ギャンブルと娼婦のケツを追い回すだけだったからだったか?

・・

上記著書によると山本は

 山本五十六が、連合艦隊司令長官として、自ら立案し実行し全責任を負う作戦は、三つある。
パール・ハーバー奇襲、ミッドウェー海戦、ガダルカナル島攻略戦である。この三海戦の山本の成績は、
それぞれ、「戦果ゼロ」、「大敗北」、「大敗北」である。
 しかも、ミッドウェー作戦の「大敗北」には、軍法会議で裁かれるべき山本五十六の海軍刑法上の
「犯罪」が複数存在し、死刑に相当する。少なくとも、将官の階級はく奪と軍籍はく奪と勲章はく奪の三つの加罰は最低眼なされておくべき、それほどの「重犯罪」だった。山本五十六とは、海軍大将もしくは連合艦隊司令長官としては、「愚将」のタイプではなく、インパール作戦の牟田口廉也・陸軍中将やヒットラーと同種の、医学的な意味での”無法の狂将”であった。



さらに狂人が山本一人なら、否、他がまともだったら共産主義者らによる敗戦革命である大東亜戦争での決定的作戦ミスである真珠湾攻撃は無かったかもしれない。

また、米内光政海軍大臣は、山本に劣らぬ女狂いで2年間のロシア駐在ですっかりスターリンのロボットの如く成り下がり、日支戦争を拡大し、対米英戦争へ必死に誘導した。

・・

恐ろしい、現代の日本に通づるものを痛感せざるをえない、日本病=無能で権力欲や名誉欲しかない最も低俗な人間が軍、政府、官僚のトップに居座っても、修正する組織力が働かないこと。

教育の問題とか、そういうレベルじゃないような気がしますね。

作戦に失敗しても、なんら分析も反省も無く、バカが指揮を執り続ける社会-日本。

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2 コメント

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Unknown (陽子)
2012-09-11 02:48:23
中川八洋の本を原資料で
検証したことがあるでしょうか?
誰もやらないですよね。
私はやりました。
捏造と卑怯な曲解だらけです!!
みなさんも一度でいいですから、
この本の検証をやってください。
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Unknown (管理人)
2012-09-15 13:29:10
陽子さん、コメントありがとう。この本にはたくさんの引用文献が記されていました。どのような捏造と曲解なのか、その論文なりHPがあれば教えていただけれると助かります。とくに1919~1921のハーバード留学、1925~1928の駐米大使付武官としての渡米中に誰と会い何をしていたのかが知りたい。片山潜や杉山正三らと交流はあったのでしょうか?
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