今週号の週刊新潮には、「健康長寿ためには舌が命」という記事が出ています。舌の果す役割は非常に重要で人間は食べ物を飲み込む時に舌と上顎を閉じて息を0.8秒止めます。この時、肺の器官を閉じて食道を開いて肺に食べたものが入らないようになっています。
哺乳類の中では人間だけがやっている奇蹟と言われています。
逆にいうと舌が衰えてこの0.8秒の神技ができないと死と隣り合わせということになります。
また、筋肉の衰えで1番遅いのは舌だと言われていて、それだけ食べるという行為が人間にとって重要ということになります。
舌が衰えると窒息事故が起きやすくなるのは事実で年間3500人以上が亡くなっています。65歳以上に多く80歳以上は2500人位と高齢者になればなるほど多くなります。お餅の窒息事故は無視できない数字になっています。
舌をトレーニングすることは重要で、歌を歌ったり、会話をしたり、舌を口の中でぐるっと回したり、ガムを噛むのもよいようです。