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工場間の情報一元化 経産省・日立、IoT普及へ連携

2016年06月16日 | ロボット
工場間の情報一元化 経産省・日立、IoT普及へ連携
日本経済新聞 朝刊 2016/6/16 3:30

 経済産業省は日立製作所と、工場の生産・開発にまつわる情報を本社に一元化しやすくする仕組みをつくる。あらゆるモノがネットワークにつながるIoTを活用。工場設備に埋め込まれたセンサーから収集するデータの様式をそろえ、効率的に情報を解析できるようにする。他社にもノウハウを開放し、日本の製造業の底上げにつなげる。

 国内のメーカー各社は、現場で蓄積したデータを製品開発や経営判断にいかに素早く有効活用できるかを競争力向上のカギとしている。ただ、工場の機器がばらばらの様式を使っている場合、情報収集のために別の機器を買ったり、システムを開発したりする手間やコストが生じる。

 経産省と日立は工場データを効率的にやりとりするため、日立の工場にある機器や組み立てロボットの情報発信の様式を共通にする。稼働状況や機械の不具合などを素早く把握できるようにする。

 標準化したデータの流出や外部からの改ざんを防ぐため、データの暗号化や改ざんを検知する対策も作る。

 経産省は日立に対し約1億円を助成する。IoTを使いこなす企業の裾野を広げ、製造業の競争力向上につなげたい考え。次世代型の「スマート工場」と位置づけ、日立と作ったノウハウは他社にも有償で提供する計画だ。将来は日本の標準様式の国際標準への採用も目指すという。


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