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NY円、反落 1ドル=110円05~15銭 米金利上昇で5カ月ぶり安値

2016年11月18日 | 経済
NY円、反落 1ドル=110円05~15銭 米金利上昇で5カ月ぶり安値
2016/11/18 7:25 日経

【NQNニューヨーク=横内理恵】17日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅に反落し、前日比1円円安・ドル高の1ドル=110円05~15銭で取引を終えた。米東部時間夕の取引終了間際の時間帯に、心理的な節目の110円を下回った。米長短金利がじりじりと水準を切り上げ、日米金利差が拡大したのを受けて円売り・ドル買いが優勢になった。一時は110円18銭と6月1日以来、約5カ月半ぶりの円安・ドル高水準に下落した。

 米上下両院合同経済委員会で議会証言したイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が「(データがそろえば)比較的近い時期に利上げが適切になる」と述べた。12月の利上げの可能性性がさらに高まったとの受け止めにつながり、ドルの買い安心感が広がった。

 朝方発表の10月の米住宅着工件数が前月比25.5%増と9%前後との市場予想を上回って急増した。フィラデルフィア連銀の製造業景況指数も予想を上回るなど、足元の米景気が順調に拡大していることを示した。10月の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.4%上昇と市場予想どおりだったが、前月から伸びが加速した。米景気の底堅さが改めて意識され、米10年債利回りが2.30%と直近の最高水準に上昇(価格は下落)したことが円の重荷となった。

 トランプ次期大統領の政策については引き続き不透明感が強いものの、実現すれば米経済成長が加速し、FRBの金融引き締めペースが速まるとみる参加者が多い。ドルの先高観が強まっているとして、幅広い通貨に対してドルが強含んだ。

 この日の円の高値は109円08銭だった。

 円は対ユーロで反落し、前日比35銭円安・ユーロ高の1ユーロ=116円95銭~117円05銭で取引を終えた。

 ユーロは対ドルで8日続落し、前日比0.0070ドル安い1ユーロ=1.0620~30ドルで終えた。円の対ドル相場と同じように、米金利上昇などを手がかりとしたユーロ売り・ドル買いが優勢だった。一時は1.0620ドルと2015年12月3日以来、ほぼ11カ月半ぶりの安値を付けた。

 ユーロの高値は1.0733ドルだった。

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