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小児がんや骨軟部腫瘍 粒子線治療に保険適用 4月から、髄液漏れ治療も

2016年01月21日 | 医薬
小児がんや骨軟部腫瘍 粒子線治療に保険適用
4月から、髄液漏れ治療も
2016/1/21 3:30 日経朝刊

 厚生労働相の諮問機関、中央社会保険医療協議会は20日、がん粒子線治療のうち
小児がんの陽子線治療と、手術が難しく骨や筋肉などにできる骨軟部腫瘍の重粒子線
治療に公的医療保険を適用すると決めた。交通事故などで髄液が漏れて頭痛が起きる
症状の治療法「ブラッドパッチ」も適用を認めた。いずれも4月から実施。患者団体
から歓迎の声が相次いだ。
 粒子線治療は、水素の原子核である陽子などを加速させた粒子線を照射し、がん細胞
をたたく方法。先進医療に指定され、関連して必要な検査代や入院費だけに保険が適用
されていた。自費だと300万円前後かかり、保険適用で患者の負担は軽くなる。
 小児がん患者の家族らでつくる「がんの子どもを守る会」によると、現在も費用負担を
軽減する病院はあるが、ごく一部。同会のソーシャルワーカー、樋口明子さん(41)は
「若くて蓄えも少ない親が多く、苦悩してきた。今後は安心して治療できる」と喜ぶ。
 ブラッドパッチは脳脊髄液漏出症の治療法で、正式名は「硬膜外自家血注入療法」。
患者自身の血液を損傷部分に入れ、かさぶたのようにふたをして髄液漏れを止める。
脳脊髄液減少症患者・家族支援協会の代表理事で、自身も治療を受けた中井宏さん(51)
は「ようやく保険適用されてありがたい。患者の負担軽減につながり、治療する医師も
増える」と期待した。

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